緩和医療におけるAI技術に関する共同研究契約を締結

NEWS RELEASE
2021年07月27日

株式会社アイ・エス・ビー




国立がん研究センター東病院と緩和医療における患者服薬確認を行う
AI 技術に関する共同研究契約を締結

株式会社アイ・エス・ビー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:若尾一史)は、国立研究開発法人 国立
がん研究センター東病院(所在地:千葉県柏市、病院長:大津 敦)と緩和医療における服薬動作の確認を行
う AI 技術に関する共同研究契約を締結しました。


本研究は、緩和医療における患者の服薬状況をデータ化することを目的とした AI 技術研究です。緩和医療中の患者
に対し服薬状況を自動確認できるようになることで、客観的データの集積が可能ととなり、在宅療養を含めより正確な
服薬管理が可能となります。また、アイ・エス・ビーの保有技術を活用した「患者見守り AI 技術」を併用することでより高
度な緩和医療に貢献することが可能です。


当社は、「医療業務の高度化」を促す本研究を通じ、社会全体に対する DX(デジタルトランスフォーメーション)推進
に貢献していきます。


● 共同研究契約概要


研究題目 患者服薬履歴のデータ化に有効な AI 技術の研究
研究目的 服薬状況のデータ化(服薬時刻など)
研究内容 患者服薬を確認する AI 技術の研究開発、研究技術を搭載したシステムの試作と有効性評価。(国
立がん研究センター東病院にて臨床試験を予定。)


● アイ・エス・ビーの医療分野、AI 分野での実績について


当社は、すでに 40 年近く医用画像処理・通信処理受託開発に携わり、そこで蓄積した技術をもとに医用画像フォー
マットとそれらを扱う医療機器間の通信プロトコルの規格である DICOM をマルチプラットフォームライブラリとして開発し
ています。
これをベースにしたプロダクト(L-Share)も販売しています。なお、医療画像ビューワ「L-Share Viewer」は、薬機
法(医薬品医療機器等法)認証も取得しています。


※ 承認番号等:229ADBZX00127000
クラス分類 :管理医療機器(ClassⅡ)
また、AI 分野においては、商用導入実績として「スマートフォンカメラでの被写体自動分類 AI」や「自然言語による感
情分析、意図解釈などの言語系 AI エンジニアリング(モデル開発/改造・データ収集・分析・補強)」などを保有し、
研究開発として「動画データの異常検知技術」や「時系列データの特徴量分析(分類・回帰)」などの実績がありま
す。
医療、AI ともに当社として注力している分野であり、今後とも、積極的に医療と AI を融合させた技術開発を進めて
いきます。


● 国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院について
https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/


● 当社プロダクト(L-Share)製品の詳細について
https://lshare.isb.co.jp/


お問い合わせ先
株式会社アイ・エス・ビー
東京都品川区大崎 5-1-11 住友生命五反田ビル
TEL 03-3490-1761(代表)
FAX 03-3490-7718
https://www.isb.co.jp/contact-us/
※記載された内容は 2021 年 7 月現在のものです。

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