「L-Share災害医療支援セット」国際緊急援助隊医療チームの携行資機材として採用

NEWS RELEASE
2021年5月18日

株式会社アイ・エス・ビー




「L-Share 災害医療支援セット」が独立行政法人国際協力機構の
国際緊急援助隊医療チームの携行資機材として採用

株式会社アイ・エス・ビー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:若尾一史、以下 アイ・エス・ビー)は、医
用画像ソリューション「L-Share シリーズ」の災害医療支援向けに特化した「L-Share 災害医療支援セット」が、独立
行政法人国際協力機構(以下 JICA)国際緊急援助隊医療チームのX線画像閲覧システムとして携行資機材に
採用されました。


●「L-Share 災害医療支援セット」の採用について
今回採用された「L-Share 災害医療支援セット」のコンセプトは、トランク 1 つだけで災害現場でのトリアージが可能
な医療支援パッケージとして、電源が確保できないような過酷な環境でも搭載されたバッテリーのみで使用することがで
きます。プリンターも装備しているので、撮影した画像を基に的確なトリアージが可能となります。
本製品は、既に兵庫県災害医療センターの「広域医療搬送拠点用 X 線撮影装置」としても稼働していますが、画
像ビューイングや画像ストレージ等をタブレット端末や組込み機器で実現しているため、これらを組み合わせることによりコ
ンパクトで可搬性・機動性に優れた X 線画像閲覧システムを実現しています。


【搭載機器】
① L-Share gPACS(ポータブル PACS サーバー、GPS タイムサーバー機能内蔵)
② L-Share Viewer Portable(iPad ×10)
③ モバイルフォトプリンター
④ DVD ドライブ(USB 接続)
⑤ 無線 LAN AP
⑥ モバイルバッテリ
⑦ アタッシュケース


JICA では、これにより既存の医療機器等と連携して、画像を DICOM 形式で L-Share gPACS へ保存、またはス
トレージし、そのストレージされた画像を国際緊急援助隊医療チームが L-Share Viewer Portable(iPad)で参
照、モバイルフォトプリンターで画像出力を行い、画像情報とともに病院への搬送指示等の流れになります。
L-Share 災害医療支援セット機能利用シーン(想定事例)


●今後の展開
アイ・エス・ビーは、グループ企業理念体系のミッション「卓越した技術と魅力ある製品・サービスで心豊かに暮らす笑
顔溢れる社会づくりに貢献する」のもと、「L-Share 災害医療支援セット」を積極的に各地の災害医療病院や、在宅
向け、その他ポータブル医療機器の利用シーンでの提案を行い社会貢献に努めるとともに L-Share シリーズの機能を
拡充し、本製品の利用範囲を拡大してまいります。


●展示会への出展情報
「L-Share 災害医療支援セット」を構成する L-Share 製品をパシフィコ横浜で開催される下記展示会等へ出展
いたします。

- 2021 年 7 月 28 日(水)~ 7月 29 日(木)『国際モダンホスピタルショウ 2021』
- 2021 年 6 月 21 日(月)~ 8 月 31 日(火)『ホスピタルショウ オンライン』


*DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine):医療用デジタル画像と通信に関する標準規格
*L-Share はアイ・エス・ビーの登録商標です。


アイ・エス・ビーが展開します L-Share 製品の詳細については以下の HP をご覧ください。
https://lshare.isb.co.jp/


お問い合わせ先
株式会社アイ・エス・ビー
東京都品川区大崎 5-1-11 住友生命五反田ビル
TEL 03-3490-1761(代表)
FAX 03-3490-7718
https://lshare.isb.co.jp/contact.html
※記載された内容は 2021 年 5 月現在のものです。

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