検像AIシステム「L-Share KENZO-AI(仮称)」を製品化

NEWS RELEASE
2021年07月27日

株式会社アイ・エス・ビー




国立がん研究センター東病院との共同研究成果の画像解析 AI 機能を搭載した、
検像 AI システム「L-Share KENZO-AI(仮称)」を製品化

株式会社アイ・エス・ビー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:若尾一史)は、国立研究開発法人 国立
がん研究センター東病院(所在地:千葉県柏市、病院長:大津 敦)との共同研究成果である画像解析 AI
(撮影方向マッチング評価・撮影品質評価)機能を搭載した、検像 AI システム「L-Share KENZO-AI(仮称)」
を製品化しました。


本製品は、既存製品である「L-Share Router」をベースとした製品で、国立がん研究センター東病院との共同研究
成果である検像 AI(撮影方向オーダミスマッチ・撮影品質の AI 評価)を用いて撮影画像を解析・評価し、エラーの
際にタブレット等への通知が可能となる装置です。
本製品を活用することで、放射線技術師業務の一部自動化(リアルタイムなエラーチェック、X 線リテイク評価などの自
動実施)を実現し、作業負担の軽減や他業務への注力など生産性の向上が可能となります。


尚、本製品は、国立がん研究センター東病院と共同で European Congress of Radiology(ECR)2020(新
型コロ ナウィルスによる影響で中止 )に発表予定 であった「 Development of Artificial Intelligence(AI)
onboard imaging system -Verification of automatic detection accuracy in chest AP images-
(ボードイメージングシステム AI(人工知能)の開発 -胸部 AP 画像の検出精度の検証-)」をベースに開発してい
ます。


当社は、「医療現場の高付加価値業務へのシフト」を促す本研究を通じ、社会全体に対する DX(デジタルトランスフ
ォーメーション)を推進していきます。
● L-Share KENZO-AI(仮称)の概要




● 「L-Share Router」について
DICOM 転送ルータ「L-Share Router」は、DICOM 医用画像を安全に転送可能とするセキュアな端末です。院
内での利用のほか、遠隔読影の受信端末として利用可能です。また、有線 LAN だけでなく、LTE 通信にも対応。
VPN 機能により拠点間のセキュリティ確保や、L-Share 間の独自通信による圧縮/遅延転送が可能です。


● 国際モダンホスピタルショウ 2021 に出展
2021 年 7 月 28 日~2021 年 7 月 29 日にパシフィコ横浜で開催される国際モダンホスピタルショウ 2021 に
「L-Share KENZO-AI(仮称)」を出展いたします。是非当社ブースにお立ち寄りください。




● (参考1)放射線画像の撮影・読影技術等の AI 化に関する共同研究契約を締結(2020 年 03 月)
https://www.isb.co.jp/newsroom/data/pdf/release20200311.pdf


● (参考 2)国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院について
https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/


* DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine):医療用デジタル画像と通信に関する標準規格

* 検像 :検査画像の撮影部位、表示条件、画質等の確認を行う作業

* L-Share は(株)アイ・エス・ビーの登録商標です。
当社が展開します「L-Share 製品」の詳細については以下の HP をご覧ください。
https://lshare.isb.co.jp/


お問い合わせ先
株式会社アイ・エス・ビー
東京都品川区大崎 5-1-11 住友生命五反田ビル
TEL 03-3490-1761(代表)
FAX 03-3490-7718
https://lshare.isb.co.jp/contact.html
※記載された内容は 2021 年 7 月現在のものです。

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