市民との協働による子育て支援スマートフォンアプリの構築~滋賀県大津市子育てアプリ「とも☆育」導入業務のご紹介~

平成 28 年3月 11 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ス マ ー ト バ リ ュ ー
代 表 者 名 代表取締役社長 渋 谷 順
(コード番号:9417)
問い合わせ先 取締役経営管理管掌 田 中 健 作
TEL. 06-6448-1711



市民との協働による子育て支援スマートフォンアプリの構築
~滋賀県大津市子育てアプリ「とも☆育」導入業務のご紹介~

株式会社スマートバリュー(本社:大阪市西区、代表取締役社長:渋谷 順、以下、当社)
は、滋賀県大津市より「大津市子育てアプリ導入業務」を受託、市民、自治体、事業者の協
働によるワーキングにて議論を深め、市民利便性の高い機能を実装した子育て支援スマート
フォンアプリを構築しましたので、お知らせいたします。

1.取り組みの概要
滋賀県大津市では、「大津市総合計画 第3期実行計画 スマイルプランおおつ」にて“協
働のまちづくり”を掲げ、市民・市民団体、事業者及び市による三者協働による、住み続け
たいまちづくりを推進されています。
今般、“結婚・妊娠・出産・育児をしやすい地域づくりに向けた環境整備”をコンセプト
に、利用者目線のスマートフォンアプリの開発に向け、子育てをしている保護者(市民)や
子育て支援活動をされている方からなる市民企画運営会議と協働(注1)して、全体企画や
機能、デザインなどについての協議を重ねてまいりました。

2.サービスの特徴
当社は、スマートフォンアプリの構築とその後の運用を、当社の地域情報クラウドプラッ
トフォームである“SMART L-Gov”(注2)によって実現しました。
機能面では、PUSH通知による利用者の属性に応じた情報発信や、お子様の生年月日に
合わせた予防接種スケジュール、子育て中の気持ちを共有し、孤立を防止するための投稿機
能など、子育て世代ならではのアイデアから実現した機能で構成されています。
また、地域の特徴である琵琶湖をイメージした、子育て世代に受け入れられやすいデザイ
ンや、市民から公募した愛称「とも☆育」も、市民との協働の成果です。

3.今後の展開
スマートフォンの機能を十分に活かし、地域をあげて子育てを応援していくために、市で
は、今後も市民企画運営会議を通じて、利用者である市民の意見を機能向上に活かしていく
とともに、子育て世代にとって必要な情報が、職員にとって効率的な方法で提供できるよう、
運用面でも、管理機能の充実と利便性の向上に向けて、継続的に取組まれる予定です。

なお、アプリの配信開始は4月1日を予定されています。

このような市民協働の動きは全国各地で進められており、当社は、地域と協働する事業活
動を通じ、ICTを利活用した実態的な地域課題の解決に向けた取り組みを継続してまいり
ます。
(注1)市民企画運営会議との協働
株式会社ジャパンインターナショナル総合研究所(本社:京都府京都市、取締役社長:藤
原 壮督)にワークショップ全体のコーディネートを委託、当社が機能面での検討を担当し、
保護者や子育て支援活動をされている市民とのミーティングを複数回実施、機能、デザイン
などの企画開発、機能検証等を実施した。

(注2)SMART L-Gov(スマートエルガブ)
地域の様々な課題を解決するためのクラウドプラットフォーム。
ホームページを中心とした情報提供、緊急情報の迅速な伝達、オープンデータの公開、スマ
ートフォンアプリによるひとりひとりへの情報提供など、当社の豊富なノウハウに基づく
様々なアプリケーション機能の組み合わせにより、地域の課題に応じたサービス提供を実現
する。


(アプリ画面イメージ)
■滋賀県大津市 おおつ子育てアプリ「とも☆育」




以 上


【お問い合わせ先】経営管理 Division 戦略 IR グループ
TEL: 06-6448-1711

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