当社保有のオフィスビルにおける主要テナントの継続利用とマルチテナント化の方向性について

2023 年 5 月 10 日


各位
会 社 名 三井倉庫ホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社⾧ 古賀 博文
(コード番号 9302 東証プライム市場)
問合せ先 上級執行役員経営企画部⾧ 西村 健
(TEL:03-6400-8015)


当社保有のオフィスビルにおける主要テナントの継続利用と
マルチテナント化の方向性について


当社は、不動産事業用物件のひとつである三井倉庫箱崎ビル(以下、当ビル)の主要テ
ナントである日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本 IBM)との間で、2024 年 4 月
末の現行契約満了に先立ち、複数年の定期賃貸借契約を前提とした諸条件について、現在
協議・交渉を進めております。日本 IBM は多様な働き方の実現に向けた各種施策の一環
として、当ビルを「コラボレーション・ゾーン」として東京地区のメイン拠点として位置
づけ、コラボレーションを促進するためのリノベーションを含むオフィスレイアウトの最
適化を行います。


これに伴い、当社は当ビルに生じる一部余剰スペースについて、マルチテナント型オフ
ィスビルへのリニューアルに向けたバリューアップ工事を実施いたします。再契約期間の
開始は 2024 年 5 月となるため、本件が 2024 年 3 月期の業績に与える影響はございませ
ん。また、マルチテナント化に伴う一部テナント入れ替えによる一時的な収入減や費用発
生等については「中期経営計画 2022」に織り込み済みであり、本計画についても影響はご
ざいません。当ビルのマルチテナント化により不動産テナントの多様化を実現すること
で、当社不動産事業の収益基盤の強化を図ります。


なお、今回のバリューアップ工事により、空調設備更新をはじめとする省エネ化や緑化
事業などを実施することで、当ビルは環境配慮型オフィスビルへと進化し、入居テナント
様に快適な空間を提供することで、生産性向上やサステナビリティ実現に貢献いたしま
す。





■物件概要
所 在 地:東京都中央区日本橋箱崎町 19-21
階 数:地上 25 階 / 地下 3 階
延 床 面 積:135,608 ㎡(41,021 坪)
基準階賃貸面積:3,400 ㎡(1,029 坪)
構 造:SRC 造
竣 工:1989 年 3 月


以上





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