比国最大級の空港グラハン会社MASCORPの株式20%を譲受

2019年11月5日
各   位
会 社 名 鴻池運輸株式会社
代表者名 代表取締役兼社長執行役員     鴻 池 忠 彦
(コード番号:9025 東証第一部)
問合せ先 常務執行役員
経営企画本部本部長          佐 藤 隆 夫
TEL 03-3575-5753


  「外国人技能実習生の受け入れ強化で、グローバルな空港事業人材の育成・確保へ
『比国最大級の空港グラハン会社MASCORPの株式20%を譲受』
MASCORPの親会社MACにグラハン子会社JASCOの株式30%を譲渡」に関するお知らせ



  鴻池運輸株式会社は、フィリピンの空港グラハン事業者「MacroAsia Airport Services Corporation」の株式の20%を、その親会社
である「MacroAsia Corporation (略称:MAC)」から譲受し、鴻池運輸の連結子会社で、成田空港におけるグラハン業務を行う
「日本空港サービス株式会社」の株式30%を、その持株会社NKSホールディング株式会社がMACに譲渡することで合意し、11月5日、
2社(鴻池運輸とMAC)は株式譲渡契約を締結、マニラ市内で調印式を行いました。  


つきましては、本日添付のニュースリリースを行いましたので、お知らせいたします。




以  上
ご参考:本件は 11 月5日(火)に、フィリピンにおいて発表 したものです
月5日(火)に、フィリピンにおいて発表
に、フィリピンにおいて発表したもの
に、フィリピンにおいて発表


外国人技能実習生の受け入れ強化で、グローバルな空港事業人材の育成 ・確保へ
技能実習生の受 強化で、グローバルな空港事業人材の育成・確保
で、グローバルな空港

比国最大級の空港
最大級の空港グラハン *1 会社 MASCORP の株式 20%を譲受
最大級の空港 ハン 社 CORP を譲受
MASCORP の親会社 MAC にグラハン子会社 JASCO の株式 30
CORP 親会社 30%を譲渡
2019 年 11 月 5 日
鴻池運輸株式会社


鴻池運輸株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役兼社⻑執⾏役員 鴻池 忠彦、以下鴻池運輸
鴻池運輸株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役
本社:大阪市中央区、代表取締役兼 執⾏役員 、以下鴻池運輸)
は、フィリピン 空港グラハン事業者 MacroAsia Airport Service Corporation (本社:
フィリピンの空港 ン事業者「MacroAsia ervices orporation :フィリピ
ン・マニラ
ン・マニラ市、代表者:
者:Joseph T. Chua、略称
略称:MASCORP
CORP)」の株式の 20%を、その 親会社である
株式の %を、その親会社である
「MacroA
Asia Corporation (本社:フィリピン・
orporation 本社:フィリピン・
本社:フィリピン・マニラ市、代表者:Dr. Lucio C. Tan、略称
市、代表者: 略称:MAC)」
から譲受し、鴻池運輸の連結子会社で、成⽥空港における
から譲受し、鴻池運輸の連結子会社で、成⽥空港における
連結子会社で、成⽥空港におけるグラハン業務を⾏う「日本空港サービス株
業務を⾏う「日本空港サービス株
式会社(本社:千葉県成⽥市、代表取締役 ⻘⼾ 一登、略称:JASCO)
本社:千葉県成⽥市、代表取締役 一登、略称 JASCO)」の株式 30%を、
株式 %を、その持株
会社 NKS ホールディング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 ⻘⼾
ホールディング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 一登)が MAC に譲渡
することで合意し、11 月 5 日、2 (鴻池運輸と MAC)は株式譲渡契約を締結、マニラ市内
ことで合意し、11 2社(鴻池運輸と MAC 株式譲渡契約を締結 、マニラ市内で調印
式を⾏いました。
*1:グランドハンドリング(航空機への⼿荷物・貨物・郵便物の搭降載や搬送、旅客⼿荷物の仕分けをはじめとする航空輸送に
グランドハンドリング(航空機への⼿荷物・貨物・郵便物の搭降載や搬送、旅客⼿荷物の仕分けをはじめとする航空輸送に
グランドハンドリング
必要な、地上でのさまざまな取扱業務)の略称




鴻池運輸
鴻池運輸空港本部と KONOIKE グループの空港関連事業各社は、今回の
本部と の空港関連事業各社は、今回の資本提携を通じて、成⻑を
の空港関連事業各社は、今回の 提携を通じて、成⻑を
続ける日本の空港関連事業における、グランドハンドリング業務での外国人技能実習生の受け入れ・
育成規模の拡大と、技能実習 2 号修了生の特定技能への移⾏*2 による現場人材の確保を目指します。
さらに、グランドハンドリング事業の将来的な海外展開のための MASCORP の豊富なノウハウの習
MA
得、共同運営による海外グラハン人材の育成も目的としています。
*2:次頁「 空港事業における技能実習制度活⽤の経緯と今後の展望」参照
次頁「■空港事業における技能実習制度活⽤の経緯と今後の展望」参照


一方 MAS
MASCORP は、フィリピン国内で最大級のグランドハンドリング事業を展開しており、近年
業績も急成⻑、⾼い評価を得ています。同社初となるフィリピン国外空港での事業展開を視野に、当
社との提携による人材育成強化やノウハウの共有など、シナジー効果を期待しています。


(報道関係者様お問い合わせ先)鴻池運輸㈱広報
(報道関係者様お問い合わせ先)鴻池運輸㈱広報
先)鴻池運輸㈱広報室 岩切、古屋
古屋、竺原 tel:03-3575 5753
3575-5753



■鴻池運輸 常務執⾏役員 空港本部⻑ ⽥甫能一(たぼ よしかず)のコメント
今回の資本提携により、外国人技能実習生の受け入れ拡大、特定技能移⾏の取り組みを通じて、最
⻑ 8 年にわたる実務経験を重ねた現場人材の育成により、急速に業務量が拡大する日本国内の空港に
おけるグラハン業務への人材確保、さらには将来的な海外への進出に不可⽋な人材の育成が可能にな
ります。MASCORP と当社グループの有する空港グラハン業務に関する豊富な経験やノウハウを共有
し、磨き上げることで両社の事業が発展することを大いに期待しています。


■ Emerson S. Bonoan Jr., General Manager MASCORP のコメント
2019 年第 2 四半期における MASCORP の大幅な成⻑は、MAC にとっての MASCORP 事業拡大計
画の一部でもあるが、その内の 1 つにフィリピン国外への事業拡大も挙げられます。日本は、現地お
よび外国人旅⾏客の急増が⾒込まれており、MAC にとって最⾼の場所と言えます。実際に、日本で
は訪日客数について 2020 年に 4,000 万人、2030 年には 6,000 万人との目標を掲げており、これ
によって、日本の空港を離発着する航空会社からのグランドハンドリング需要の大幅な拡大が⾒込ま
れます。また MAC が JASCO への投資から得られるメリットとは別に、MASCORP は日本およびフ
ィリピンで実習を⾏うマネージャークラスの人材交流プログラムやグランドハンドリング業務にお
ける最新技術活⽤に向けた情報共有および協⼒によるメリットを受けることができます。


■提携の背景
現在、KONOIKE グループでは、グループ会社 10 社が関⻄・成⽥・⽻⽥国際空港をはじめとする
国内 6 空港で旅客ハンドリング(チェックインカウンターやラウンジ、港内案内などの接客業務)とグ
ランドハンドリング(⼿荷物・貨物搭降載、航空機誘導業務など)を航空会社や空港会社から受託し、
展開しています。
一方、国内空港事業を取り巻く経営環境は、インバウンドの伸⻑、空港滑⾛路の増設、国内航空大
⼿ほか LCC の便数拡大などを好材料に、さらなる市場拡大が⾒込まれています。特にインバウンド
市場では、2030 年に 6,000 万人の訪日客誘致を政府が掲げるなど、国を挙げてのインフラ整備、需
要喚起も期待できる状況です。
このような経営環境を背景に、KONOIKE グループは、空港事業を注⼒事業に据え、空港事業の売
上 23,163 百万円(2019 年 3 月期)を、2030 年には 50,000 百万円(+145%増)とする目標を掲げて
います。KONOIKE グループは、この事業拡大に向けた最重要戦略として、人材確保および育成、さ
らには、海外展開に向けた関係先との提携や M&A などを検討していました。


■空港事業における技能実習制度活⽤の経緯と今後の展望
鴻池運輸では、かねてより企業単独型の技能実習制度を採⽤し、現在グループ全体で、年間およそ
300 名の実習生を受け入れています。その中で、空港事業を展開するグループ各社で、2014 年から
空港内で物流業務を⾏う技能実習生を受け入れてきました。
一方今年 4 月の入管法改正により、特定技能 1 号の業種の一つに空港グランドハンドリング業務が
指定されました。これにより 当社が試験実施・認定機関として⾏う空港グランドハンドリング技能
実習評価試験の技能実習 1 号並びに 2 号に合格すれば、特定技能 1 号資格を得ることができるよう
になりました。(入管に申請が必要)。外国人実習生は 3 年の実習を経て、特定技能 1 号の在留資格を
認定されれば、さらに 5 年間(通算 8 年間)、日本での業務に従事することが可能になり、優秀な人
材の育成が期待されています。




今後 KONOIKE グループは、MASCORP からの技能実習生も積極的に受け入れ、本格的な外国人人
材の活⽤を推進していきます。


■MacroAsia Corporation の概要
(http://www.macroasiacorp.com/index.html)


商号 MacroAsia Corporation 代表者 Dr. Lucio C. Tan
th
12 Floor, PNB Allied Bank
本社 Center, 6754 Ayala Avenue, 会社設⽴ 1970年2月12日
Makati City, 1226 Philippines
約13,000名(連結)
1,618,146,293フィリピンペソ
資本⾦ 従業員数 (2019年10月現在)
(2018年12月31日現在)
※外部委託社員数含む
3,600,601,455フィリピンペソ 1,162,409,415フィリピンペソ
売上⾼ 営業利益
(連結、18年12月期) (連結、18年12月期)
事業内容 持株会社


■MacroAsia Airport Services Corporation の概要
(http://www.mascorp.ph/)


MacroAsia Airport Services
商号 代表者 Joseph T. Chua
Corporation
3rd Floor, Building A, Skyfreight
Center, Ninoy Aquino Avenue,
本社 会社設⽴ 1997年9月12日
Brgy. Sto. Niño, Parañaque City,
1704 Philippines
7,403名

資本⾦ 125,000,000フィリピンペソ 従業員数 (2019年10月現在)

※外部委託社員数含む
1,449,750,641フィリピンペソ 123,476,008フィリピンペソ
売上⾼ 営業利益
(18年12月期) (18年12月期)
事業内容 グランドハンドリング業務





■鴻池運輸株式会社の概要(https://www.konoike.net/)
KONOIKE グループは、物流の枠を超え、製造、医療、空港業務などを通じ、社会課題の解決
と革新に挑戦し続ける、プロフェッショナルサービス集団です。
代表取締役兼社⻑執⾏役員 鴻池 忠
商号 鴻池運輸株式会社 ※東証 1 部 代表者

大阪本社 大阪市中央区伏⾒町 4-3-9 東京本社 東京都中央区銀座6-10-1
創業 1880(明治 13)年 5 月 会社設⽴ 1945(昭和20)年5月30日
約25,000名(連結)
1,723百万円
資本⾦ 従業員数 (2019年3月31日現在)
(2019年3月31日現在)
※臨時雇⽤者数を含む
売上⾼ 294,158百万円(連結、19年3月期) 営業利益 10,976百万円(連結、19年3月期)
事業内容 請負サービス(製造業界向け、サービス業界向け)、物流サービス(国内物流、国際物流)


■日本空港サービス株式会社の概要(http://www.jasco-ghs.co.jp/)
商号 日本空港サービス株式会社 代表者 代表取締役 ⻘⼾ 一登
本社 千葉県成⽥市古込字込前 154-4 会社設⽴ 1960年(昭和35)3月25日
資本⾦ 98 百万円 従業員数 約1,000名
事業内容 グランドハンドリング業務




以上





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