「東京ガーデンテラス紀尾井町」が東京都環境確保条例「トップレベル事業所」に認定

2021年3月26日
各 位
会 社 名 株式会社西武ホールディングス
代 表 者 取 締 役 社 長 後 藤 高 志
(コード番号 : 9024 東証一部)
問合せ先 広 報 部 長 川 上 清 人
(TEL.03-6709-3112)




「東京ガーデンテラス紀尾井町」が
東京都環境確保条例「トップレベル事業所」に認定
~ 2019 年度実績:CO2 年間削減義務率 8%に対し約 30%削減 ~



当社連結子会社である株式会社西武プロパティーズ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:上野彰
久)が所有・運営する複合施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」が、東京都環境局が地球温暖化対策の推
進体制が特に優れた事業所として認定するトップレベル事業所(優良特定地球温暖化対策事業所)に認定
されましたので、お知らせいたします。


トップレベル事業所(優良特定地球温暖化対策事業所)とは、東京都環境確保条例に基づき、地球温暖
化対策の取り組み内容が特に優れた大規模事業所(エネルギー使用量が原油換算で 1,500kL 以上)を対
象に認定されるもので、認定事業所に対して、CO2 排出量の削減義務率が緩和される仕組みです。


「東京ガーデンテラス紀尾井町」 2016 年の開業以来、 (コージェネレーションシステム) BEMS
は CGS や
(ビルエネルギー管理システム) 2 濃度状況による自動換気制御、LED 照明の全面的採用など CO2 削減
、CO
への取り組みを積極的に推進しており、2019 年度には CO2 年間削減義務率 8%に対し約 30%の削減を達
成しております。今回「東京ガーデンテラス紀尾井町」では、環境性能向上に向けた「管理体制」
「建築
設備性能」
「事業所設備の運用」の各項目における継続的な取り組みが高く評価され、認定に至りました。


西武グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現
に向け「サステナビリティアクション」に取り組んでおり、グループの幅広い事業・サービスにおいて、
持続的な社会形成への課題対応を図ることで、持続的かつ力強い成長を目指しております。特に、社会的
な課題となっている CO2 排出量の削減については、2030 年度までに 2018 年度比 25%削減する目標を設
定しており、環境負荷削減に努めてまいります。

これからも西武グループでは、グループスローガン「でかける人を、ほほえむ人へ。
」のもと、最良・
最強の生活応援企業グループを目指し、お客さまや社会に対して「ほほえみと元気」をご提供できるよ
う、各種事業を展開してまいります。



詳細は別紙のとおりです。
以 上
2021 年 3 月 26 日
株式会社西武プロパティーズ


東京ガーデンテラス紀尾井町
東京都環境確保条例「トップレベル事業所」に認定
~管理体制・建築設備性能・事業所設備の運用を評価、サステナブルな社会の実現に貢献~

株式会社西武プロパティーズ(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:上野彰久)が所有・運営する複合施
設「東京ガーデンテラス紀尾井町」について、東京都環境局より地球温暖化対策の推進体制が特に優れた事業所とし
て、トップレベル事業所(優良特定地球温暖化対策事業所)に認定されましたので、お知らせいたします。




東京ガーデンテラス紀尾井町 豊かな緑地空間をもって環境共生を実現したビオトープ

トップレベル事業所(優良特定地球温暖化対策事業所)認定は、東京都環境確保条例に基づき、地球温暖化
対策への取り組み内容が特に優れた大規模事業所(エネルギー使用量が原油換算で 1,500kL 以上)を対象に、
CO2 排出量の削減義務率を緩和する仕組みです。

今回の認定においては、燃料による発電の際に発生する排熱を冷暖房や給湯に有効利用する CGS の導入や、ビル
エネルギー管理システム BEMS の導入、CO2 濃度による換気制御、LED 照明の全面的な採用など CO2 削減への
取り組みを推進(2019 年度実績:年間削減義務率 8%に対し約 30%削減)しており、今回の認定では、建物の
環境性能の向上を評価され、トップレベル事業所の認定に至りました。


<環境性能向上に向けた主な取り組み>
✔ 管理体制
・CO2 削減推進会議の開催、改善策の立案及び効果検証の実施、BEMS の導入 等
✔ 建物設備性能
・CGS の導入、蓄熱システムの導入、高効率熱源機器の導入、太陽光発電システムの導入 等
✔ 事業所設備の運用
・CO2 濃度による換気制御、空調起動時間の最適化 等

西武グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向け「サステナ
ビリティアクション」に取り組んでおり、グループの幅広い事業・サービスにおいて、持続的な社会形成への課題対応を図る
ことで、持続的かつ力強い成長を目指しております。
大規模事業所における環境性能の向上は重要な責任と役割を担っており、今後も当社では地球温暖化防止をはじ
め、自然環境・地球環境への配慮した事業を通して環境共生と快適性の両立を目指した様々な取り組みを推進して
まいります。
<参 考>

■東京ガーデンテラス紀尾井町における東京都環境確保条例「トップレベル事業所」 評価項目(一部抜粋)

具体的な CO2 削減目標や実施検討等を議題とする会
・CO2 削減推進会議の開催
議体が月 1 回以上開催されている。
I.管理体制
基本的な制御・監視機能に加え、制御の最適化やエネ
・BEMS の導入
ルギー消費分析等の拡張機能を有している。

燃料による発電の際に発生する排熱を冷暖房や給湯に
・CGS の導入
有効利用する CGS を 2 台有している。
II.建物設備性能
電力負荷の平準化を図るため、夜間の熱源機器運転
・蓄熱システムの導入
による蓄熱を目的とした、蓄熱槽を有している。

ビル管法に基づき、室内 CO2 濃度の実測値と外気温
・CO2 濃度による換気制御
湿度をみながら適正な換気制御を実施している。
III.事業所設備の運用
季節、ピーク時期、低負荷時期に応じた室使用時の空
・空調起動時間の最適化
調機の起動時間や運用方法を最適化している。



■東京ガーデンテラス紀尾井町について
東京・紀尾井町の新たな象徴としてグランドプリンスホテル赤坂の跡地に竣工した「東京ガーデンテラス紀尾井町」は、
地上 36 階の高層棟(1~4 階:商業施設、5~28 階:事務所、30~35 階:ホテル)を中心に、住宅棟や保存・
復原された旧李王家東京邸(赤坂プリンス クラシックハウス)により構成されています。敷地内にはビオトープなど、生
物多様性に配慮した緑あふれる空間が広がっています。強固な地盤や建物の耐震性に優れ、災害時においても高い事
業継続性を有した設備を配備し、お客さまの安全・安心を重視した複合施設です。

【施設概要】

建築名称 東京ガーデンテラス紀尾井町

所在地 東京都千代田区紀尾井町 1-2 他

敷地面積 約 30,400 ㎡

延床面積 約 227,200 ㎡

設計 株式会社日建設計

グランドオープン 2016 年7月
西武グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき行う幅広い事業・
サービスの提供を通じて、持続的な社会形成への課題対応を図ることで、当社としても持続
的かつ力強い成長を目指しています。
これら環境、社会、ガバナンスなど一般的に「ESG 活動」と呼ばれる活動を西武グループでは
「サステナビリティアクション(ESG)」と呼び、グループ全社において持続的な成長を遂げるた
め取り組んでいます。また、西武グループでは社会課題・当社の事業環境等を踏まえて、当
社が特に取り組むべき 4 領域(安全、環境、社会、会社文化)、12 アジェンダ(重要テ
ーマ)を設定し、アジェンダに沿った取り組みを積極的に進めています。
<当社サステナビリティアクションの取り組み>
https://www.seibupros.jp/corporate/sustainability/


●今回の取り組みを通じて特に貢献可能な SDGs の目標




■ 株式会社西武プロパティーズ(会社概要)
所 在 地 : 東京都豊島区南池袋一丁目16番15号
代 表 者 : 代表取締役社長 上野 彰久
設 立 : 1974 年 8 月 31 日
資 本 金 : 40 億 5000 万円
U R L : https://www.seibupros.jp/
<事業内容> 東京ガーデンテラス紀尾井町


西武グループの不動産事業の中心を担う会社として、都市開発、西武鉄道沿線開発、商業施設運営、オフィス、賃貸レ
ジデンス、くらしサポートなど多岐にわたる生活に密着した事業を展開。



以上

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