不動産再生工事におけるゼロカーボンを実現

2021年9月24日
各 位
サンフロンティア不動産株式会社
(コード番号:8934 東証第一部)



~ 再生可能エネルギー由来の J-クレジットを活用し、カーボン・オフセット ~
不動産再生工事におけるゼロカーボンを実現

このたび、当社が手掛けるリプランニング®(不動産再生)物件のリニューアル工事において排出される二酸
化炭素を、再生可能エネルギー由来の J-クレジットを活用しオフセット、二酸化炭素排出を実質ゼロとする取
り組みを開始いたしましたので、お知らせいたします。




リニューアル竣工した AKIHABARA CENTRAL SQUARE エントランス 明るく開放的なリフレッシュスペースを新設した TERRA PORT MEGURO




当社では、
「再生産不可能な資源の無駄遣いをおさえ、永続的な地球上の人類や動植物の繁栄に寄与する」と
いう企業哲学のもと、20 年超にわたり東京都心の中小型オフィスビルの再生事業に取り組んでおります。
(不動産再生実績 432 件、2021 年 6 月末日時点)
このたび、当社リプランニング®物件におけるリニューアル工事(外壁補修工事、内装改修工事、電気設備・
空調換気設備・衛生設備改修工事)に伴う二酸化炭素排出量を算出し、その排出量相当を再生可能エネルギー
由来の J-クレジットを活用しオフセットすることにより、実質ゼロカーボンを実現いたします。
本取り組みは、2021 年 8 月以降に竣工するすべてのリプランニング®物件に導入いたします。※1
本取り組みを通じ、地球温暖化対策・気候変動問題の解決に貢献するとともに、当社リプランニング®物件の
さらなる付加価値の創出をいたしてまいります。


今回調達した J-クレジットは、新東海製紙株式会社(静岡県島田市)の製紙工場において、ボイラーの熱源を
従来用いていた油燃料から、街路樹の剪定材や建築廃材の木質チップ燃料(バイオマス)に切り替えることに
より創出された再生可能エネルギー由来の J-クレジットです。
当社では、日本建築学会の LCA ツール※2 を応用しリニューアル工事にかかる二酸化炭素排出量を算出し、そ
の排出量相当を、再生可能エネルギー由来の J-クレジットで調達することとし、このたび、2021 年 8 月に竣工
した「AKIHABARA CENTRAL SQUARE」「TERRA PORT MEGURO」において、100%カーボン・オフセットを

実現いたしました。
今後も、既に取り組みを開始している RE100(導入実績 12 棟)や森のでんき(導入実績 7 棟)の導入推進や
さまざまなエネルギー調達方法の研究と併せ、脱炭素への取り組みをさらに強化し、持続可能な社会の構築に
向けた活動を推進いたしてまいります。

■2021 年 8 月竣工/不動産再生工事におけるゼロカーボンを実現したリプランニング®物件の概要


AKIHABARA CENTRAL SQUARE TERRA PORT MEGURO




所 在 地 東京都中央区神田佐久間町 東京都目黒区下目黒
竣 工 1985 年 9 月 1992 年 10 月
構 造 鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造
規 模 4 階建 地下1階付 5 階建
延床面積 1,333.54 ㎡ 618.61 ㎡
リニューアル工事における
二酸化炭素排出量 23.51t 11.12t
(LCA ツールで算出)



以上
※1 J-クレジットの由来は変更となる可能性がございます。
※2 日本建築学会「建築物の LCA ツール ver5.1.0」



<本件のお問い合わせ先>
サンフロンティア不動産株式会社 経営企画部
TEL: 03-5521-1551 / E-mail: ir-contact@sunfrt.co.jp

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