札幌都心部における 『( 仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業』に 隈研吾氏をデザイン監修者として招聘

2022 年 11 月 17 日
各位
平和不動産株式会社



札幌都心部における
『( 仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業』に
隈研吾氏をデザイン監修者として招聘

平和不動産株式会社(代表執行役社長:土本清幸)は、中期経営計画「Challenge & Progress」に
おいて再開発事業の量的・質的拡大として札幌再開発事業化の推進に取り組んでおり、大通西4南地
区において、権利者の方々とともに本地区に相応しい開発の実現に向けた整備方針をとりまとめ、本
年7月より都市計画決定に向けた手続きが行われております。
この度、デザイン検討のため、世界的な建築家である隈研吾氏(株式会社隈研吾建築都市設計事務
所)を招聘し、デザイン監修を担当いただくことを決定いたしましたので、お知らせいたします。
当社は「街づくりに貢献する会社」として引き続き、権利者の方々および隈研吾氏とともに、札幌
都心部の中心的な場に相応しい拠点の形成に向けて、魅力あるデザインの検討に取り組んでまいりま
す。




<デザイン監修者・隈研吾氏プロフィール>

1954 年生。東京大学建築学科大学院修了。1990 年隈研吾建築都市
設計事務所設立。2009 年~2020 年 3 月、東京大学教授。2020 年 4
月より東京大学特別教授・名誉教授。1964 年東京オリンピック時
に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建
築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代
に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美
と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990 年、隈
研吾建築都市設計事務所を設立。これまで 20 か国を超す国々で建
築を設計し、
(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、
イタリアより国際石の建築賞、他)
、国内外で様々な賞を受けてい
る。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンス
ケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コ
ンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会
の後の建築のあり方を追求している。





■ 位置図




事業区域




当社グループ所有
■ 事業概要
(1)建築計画
敷地面積 約 5,030 ㎡

延床面積 約 99,400 ㎡

計画容積率 約 1,650%

主要用途 業務、商業、宿泊、駐車場

高さ/階数 約 185m / 地上 34 階、地下 3 階

※ 今後の行政協議、都市計画手続き等により変更となる可能性があります。
(2)整備方針
1.大通交流拠点の魅力向上につながる空間の形成
① みどりをつなぐアトリウム・テラスによる新たな滞留空間・視点場の整備
② 大通交流拠点地下広場の拡充
③ 大通公園(西4丁目)の魅力向上

2.国際競争力を高める機能の整備
① 地上・地下における歩行環境の改善・魅力形成
② 札幌都心のビジネス競争力を強化する高機能オフィスの整備
③ 国際水準の宿泊機能を備えたハイグレードホテルの整備

3.環境負荷低減・災害に配慮した機能の整備
① 大通以南への新たなエネルギーネットワーク構築を見据えた
地域冷暖房プラントの整備
② 国際的認証などの取得(LEED、ZEB)
③ 帰宅困難者受け入れ施設・備蓄倉庫等の整備敷地面積





(3)整備内容
〇断面イメージ




※ 今後の詳細検討により、変更となる可能性があります。



以 上



[【本件に関するお問い合わせ先】
平和不動産株式会社 企画総務部 IR 担当
TEL 03-3666-0182





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