日本・グアム・オーストラリアを結ぶ光海底ケーブルプロジェクト向けシンジケートローン組成のお知らせ

平成30年4月4日

各 位
住 所 東京都港区港南二丁目 15 番 3 号
会 社 名 NEC キャピタルソリューション株式会社
代 表 者 の 代 表 取 締 役 社 長 今 関 智 雄
役 職 氏 名
(コード番号:8793 東証第一部)
問合わせ先 コミュニケーション部長 児玉 誠一郎
電 話 番 号 0 3 - 6 7 2 0 - 8 4 0 0 ( 代 表 )



日本・グアム・オーストラリアを結ぶ光海底ケーブルプロジェクト向け
シンジケートローン組成のお知らせ



当社は、日本・グアム・オーストラリアを結ぶ大容量光海底ケーブルプロジェクト(以下、「JGA」)向けシン
ジケートローンをリードアレンジャーとして組成しましたのでお知らせします。

【JGA ルート図】




JGA は、日本・グアム・オーストラリアを結ぶ大容量光海底ケーブルシステムの建設・運用をするもので、
建設は日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:新野 隆、以下、
「NEC」)が請負い、運用は RTI Connectivity Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Russ Alan Matulich、以
下、「RTIC 社」)が行います。プロジェクト資金は、国内金融機関 8 社で組成したシンジケートローンで調達
され、当社はリードアレンジャーとして本シンジケートローンを組成し、貸付人としても参画します。尚、本プロ
ジェクトには、RTIC 社の経営陣に加え、株式会社海外通信・放送・郵政事業支援機構(略称、「JICT」)及び
NEC が出資しております。

クラウドサービスや新たな産業アプリケーションを背景に、通信需要は拡大の一途を辿っております。国際
通信の 99%は海底ケーブルによって賄われており、海底ケーブルは今日のデジタル社会に不可欠な通信
インフラとなっています。JGAは、拡大する通信需要に応えるとともに、アジア・オーストラリア地域における迂
回ルートとしても期待されるなど、重要な役割を担っております。

当社は「お客様と共に、社会価値向上を目指して、グローバルに挑戦するサービス・カンパニー」というグ
ループビジョンを定め、お客様や社会の価値向上に資する事業を推進することを使命と考えております。
グローバル事業の拡大は、NEC グループの戦略の一つであり、当社は NEC グループの海外事業に対し
機動的なサポートを行ってまいりました。中でも海底ケーブルシステム事業は、NEC が過去 40 年以上にわ
たり実績を有する事業分野であり、本プロジェクトにファイナンス面で参画することは、グループビジョンの実
現につながるものであると考えております。当社は、今後も持続的に発展可能な社会構築に向けた事業に
積極的に取り組んでまいります。
以 上

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