宮城県名取市における名取ソーラーウェイ向けシンジケートローン組成について

2017年 4月 6日
各 位
住 所 東京都港区港南二丁目 15 番 3 号
会 社 名 NECキャピタルソリューショ ン株式会社
代 表 者 の
役 職 氏 名 代 表 取 締 役 社 長 安 中 正 弘
(コード番号:8793 東証第一部)
問合わせ先 コミュニケーション部長 児玉 誠一郎
電 話 番 号 0 3 - 6 7 2 0 - 8 4 0 0 ( 代 表 )



宮城県名取市における名取ソーラーウェイ向けシンジケートローン組成について


当社は、名取ソーラーウェイ合同会社(以下「名取ソーラーウェイ」)との間で、コミットメント型シンジケート
ローン契約(組成金額:28 億円)を締結いたしましたのでお知らせいたします。

名取ソーラーウェイは日本アジアグループ株式会社(代表取締役会長兼社長:山下 哲生、以下「日本
アジアグループ」)傘下の JAG 国際エナジー株式会社(代表取締役社長:増田 雄輔、以下「JAG 国際エナ
ジー」)及び国際航業株式会社(代表取締役社長:土方 聡、以下「国際航業」)の連合体が建設を進めるメ
ガソーラー発電所の事業開発及び運営を行う特別目的会社です。なお、本シンジケートローンの資金使途
は名取ソーラーウェイの開発・建設期間中に発生する事業資金に活用されます。

名取ソーラーウェイは、東日本大震災で甚大な被害があった宮城県農業高等学校跡地における再開発
計画として宮城県が公募し、JAG 国際エナジーおよび国際航業の連合体が大規模太陽光発電事業者に
選定され、開発を手掛けているものです。名取ソーラーウェイは、出力約 26.3MW、一般家庭約 7,700 世帯
の年間電力消費量に相当する発電規模を有し、発電した電力は全量を東北電力に売電いたします。

当社は、東日本大震災の復興支援を主目的とした「環境・復興支援シンジケートローン」による資金調達
を 2011 年度より毎年実行しております。本資金調達は、株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:
柳 正憲)がアレンジャーとなり、東北地方の地方銀行を中心に全国の金融機関が参加するシンジケートロ
ーンで、環境に配慮した事業経営を志向する企業・公益法人等の取り組みや大震災による被災地復興の
支援を目的としております。

今般の名取ソーラーウェイへのコミットメント型シンジケートローン組成にあたっては、当該「環境・復興支
援シンジケートローン」の資金の一部を融資資金の原資とし、当社がアレンジャー兼エージェントとなって
組成いたしました。本取り組みを通じて、宮城県の掲げる「環境と経済の両立する宮城の実現」及び日本ア
ジアグループの目指す「グリーン・コミュニティの実現」に積極的に貢献して参りたいと考えております。

当社は「お客様と共に、社会価値向上を目指して、グローバルに挑戦するサービス・カンパニー」という
グループビジョンのもと、お客様や社会の課題解決に資する事業を展開することを使命と考え、持続可能
な社会構築を支援するとともに、今後も東日本大震災被災地の復興と発展を継続的に支援してまいりま
す。

【名取ソーラーウェイ概要】
立地場所 : 宮城県名取市
立地面積 : 約 30ha
出 力 : 約 26.3MW
竣工時期 : 2018 年 3 月(予定)
以 上

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