RED°TOKYO TOWERとMETA CAMELOTが包括連携、中国人富裕層を対象に、インバウンド×メタバースのコラボレーションを実施!

2023 年3月1日

各 位

RED°TOKYO TOWER と META CAMELOT が包括連携、中国人富裕層を対象に、
インバウンド×メタバースのコラボレーションを実施!

GFA株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:片田朋希 以下、「当社」といいま
す。) 東京タワーを拠点に、esports/エンタメの拡張事業を展開する TEG 株式会社(本
社:東京都港区、代表取締役社長:原 康雄 以下、「TEG」といいます。)及び京東(ジン
ドン)グループの株式会社サイフ(本社:東京都中央区、代表取締役 潘 庸安一、以下
「サイフ」といいます。) が連携し、中国人富裕層を対象としたインバウンド×メタバー
スの事業を共同推進することとなりましたので、以下のとおりお知らせいたします。


1.コラボレーションにおける各社役割

当社は、子会社に CLUB CAMELOT を運営する株式会社 CAMELOT を有しており、また、同
空間をメタバース化した META CAMELOT につきましても積極的に運営推進をしておりま
す。過去には、CLUB CAMELOT を会場として esports イベントも推進しており、子会社の
GFA FOODS 株式会社において各種飲食店事業、アトリエブックアンドベッド株式会社にお
いてもホステル事業等の空間プロデュース事業を展開しているため、インバウンドマーケ
ティングは当社のグループ収益に直結する重要な経営戦略です。
TEG は、東京タワーフットタウン内に 2022 年4月に開業した日本最大規模の esports パ
ーク RED°TOKYO TOWER を運営している企業であり、約 5600 ㎡に及ぶ空間を活用した新体
験テーマパークを提供しています。中でも esports や AR、VR アトラクションが非常に人
気のコンテンツとなっており、提携企業のコンテンツ提供、esports イベント等を積極的
に展開しております。

サイフは、京東(ジンドン)グループであり、買い取り事業を主として、中国人富裕層
との強固なネットワークを維持しながら、越境 EC や日本企業の輸出支援を行っておりま
す。
また、同社は時価総額 4.7 兆円を超えた JD ヘルス(京东健康、香港証券取引所上場、証
券コード:6681)とも業務提携を行っており、中国にいながら日本の遠隔医療を受けられ
るインバウンドヘルス事業にも邁進しております。
今般のコラボレーションは、下記(1)及び(2)を目的としたものであり、サイフの有す
る中国人富裕層ネットワークを活用し、オンライン/オフラインでインバウンドを促進す
ることを目指します。
(1)当社の得意とするメタバース空間のプロデュース事業の売上を上げること
(2)インバウンド活性により当社の店舗事業の売上を直接的に上げること

サイフはインバウンドの集客機能を提供、TEG は RED°TOKYO TOWER のコンテンツと観光
客流入による収益の確保、当社は RED°TOKYO TOWER の空間プロデュース開発を一手に担



うと共に店舗事業の収益を最大化させることで、インバウンド×メタバースを体現する新
しい O2O マーケティングを展開してまいります。


2.コラボレーションの具体的な内容

本コラボレーションにおいては、最初に当社が有する各種事業コンテンツと TEG の有す
る RED°TOKYO TOWER のコンテンツを連携させることからスタートいたします。
具体的には、当社の展開する CLUB CAMELOT、META CAMELOT 空間において、RED°TOKYO
TOWER の展開する esports を始めとしたイベントや、利用可能な映像コンテンツ等を同時
配信することで、双方の送客効果を最大限に高めてまいります。
その後、とりわけ中国人富裕層が関心を有する IP を連携コンテンツに移管し、サイフ
の有する人的ネットワークに接続、中国人富裕層が楽しめるコンテンツを複合的に展開し
てまいります。
当社・TEG・サイフが連携することで、RED°TOKYO TOWER は旅行会社や東京タワーの集
客に依存することがなくなり、TEG の収益向上・集客単価の最適化の実現が期待できま
す。

TEG に蓄積された収益を元に、当社は、主にメタバース領域における空間プロデュース
事業を受託し、当社が中心となり RED°TOKYO TOWER・東京タワー、及び周辺のメタバース
空間を構築するとともに、売り上げを確保しながら当社の展開する店舗事業への集客を最
大化いたします。
この結果、当社が有する実店舗への中国人富裕層送客が実現するのはもちろんのこと、
デジタル空間での売上も最大化させるべく、META CAMELOT と RED°TOKYO TOWER メタバー
ス空間を接続することも目指します。
META CAMELOT からメタバース化された東京タワー直下の RED°TOKYO TOWER に移動し、
メタバース空間で東京タワーの観光ができたり、RED°TOKYO TOWER の施設が楽しめたりす
る環境が実現することで、TEG・当社双方における収益の最大化を目指します。
空間拡張の過程の中で、サイフの協力のもと綿密な市場調査を行い、中国人富裕層が楽
しめるゲームコンテンツや物品購入、市場ニーズの高い著名コンテンツ(IP)の確保、デ
ジタルアイテム(NFT)の購入体験が実現するコンテンツ連携も視野に入れ、連携を進め
てまいります。

また、特にコロナ禍で移動制限が長きにわたってきたことからニーズが高いとされる遠
隔医療も体験できる、オンライン/オフライン診療の事業インフラも整えてまいります。
最終的には、当社が祖業とする金融事業と連携し、決済システムをメタバース空間/実店
舗空間に導入し、中国人富裕層による決済データをビッグデータとして活用しながら、イ
ンバウンド×メタバースの事業領域を拡張してまいります。

3.当社お客様への来店促進キャンペーンについて

当社は、本コラボレーションにより中国人富裕層客の来店増加が見込まれることを記念
して、2023 年5月1日(予定)より、当社の運営する各種店舗への来店促進キャンペーン
を実施いたします。
お客様のお買い求めいただいた金額に応じ、特典の付与または5%前後のディスカウン
トを実施し、中国人富裕層が楽しめる商品・コンテンツを、当社グループのお客様にもご
提供してまいります。



4.当社連結業績への影響につきまして

2023 年3月期の連結業績への影響はございません。
また、2024 年3月期の連結業績への影響についても軽微です。

RED°TOKYO TOWER イメージ




以上





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