当社子会社における調査結果レポートの発表について

2021 年 12 月 15 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



当社子会社における調査結果レポートの発表について
日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査 2021 を実施



本日、当社子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式会社(代表取締役社長 阿部 修平)は、標記に
関する下記のプレスリリースを行いましたので、お知らせいたします。


■調査内容
今年 1 年の日本株式市場を総括し、また、来年以降の見通しについて探るため、2021 年 11 月 22 日~11 月
24 日の 3 日間、全国の 20~79 歳の投資経験者(日本株式、外国株式、公社債、投資信託、REIT、金・プラ
チナなどの金融資産への投資経験がある人)を対象に、「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査 2021」
をインターネットリサーチにより実施し、1,000 名の有効サンプルを集計しました。なお本レポートは、サンプル調査という
性質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成
したものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


■掲載 URL:https://www.sparx.co.jp/news/uploads/pdf/PressJ211215.pdf


■添付資料:
日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査 2021
(スパークス・アセット・マネジメント株式会社 調べ)


■本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com
2021年12月15日
各位

スパークス・サーベイ -世相をスパッと一刀両断- ≪年末号≫
日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査 2021
20 代投資家の 3 人に 1 人が「今年、投資デビュー」の新人投資家
投資家の“ポイント投資”利用率は 40%、
30 代・50 代投資家では昨年より 10 ポイントを超える大幅上昇
“日本株式市場を表す漢字” 1 位「上」「乱」
投資家が選ぶ、今年の経済分野の流行語 1 位「SDGs」、「脱炭素」や「電気自動車」も上位に
来年以降の日本経済成長のために必要だと思うこと 2 位は「持続的な賃金上昇」、1 位は?
投資経験者が長期的に成長の期待が持てそうだと感じる市場 1 位「知能化技術」2 位「先進医療」
スパークス・アセット・マネジメント株式会社(https://www.sparx.co.jp/)(東京都港区。代表取締役社長 阿部修平)
は、今年1年の日本株式市場を総括し、また、来年以降の見通しについて探るため、2021年11月22日~11月24日の3
日間、全国の20~79歳の投資経験者(日本株式、外国株式、公社債、投資信託、REIT、金・プラチナなどの金融資
産への投資経験がある人)を対象に、「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査2021」をインターネットリサー
チにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。
なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別
銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

▼2021年、投資経験者・投資家の実態 ・・・・・・・・P.2-4
➢ 20代投資家の3人に1人が「今年、投資デビュー」の新人投資家
➢ 「投資信託」に投資する人は投資家の56%、昨年より約6ポイント上昇
➢ 投資家の“ポイント投資”利用率は40%、30代・50代投資家では昨年より10ポイントを超える大幅上昇

▼2021年の振り返り ・・・・・・・・P.5-9
➢ “日本株式市場を表す漢字” 1位「上」「乱」
➢ 「2021年の投資損益はプラス着地」と予想する人は投資家の53%、昨年より約10ポイントの大幅上昇
➢ 投資プラス着地予想者の勝因 3位「新型コロナウイルス感染収束・沈静化」、TOP2は?
➢ 投資マイナス着地予想者の敗因 1位「新型コロナウイルスの影響」2位「予想外れ」
➢ 投資家が選ぶ、今年の経済分野の流行語 1位「SDGs」、「脱炭素」や「電気自動車」も上位に
➢ 投資家が積極投資を進めるきっかけとなったニュース 「新型コロナウイルス感染拡大・長期化」がダントツ
➢ “政府に期待することを表す漢字” 1位「無」2位「金」3位「安」

▼2022年以降の展望 ・・・・・・・・P.10-13
➢ 来年以降の日本経済成長のために必要だと思うこと 2位は「持続的な賃金上昇」、1位は?
➢ 投資経験者が長期的に成長の期待が持てそうだと感じる市場 1位「知能化技術」2位「先進医療」
➢ 東証市場の再編についての投資経験者の考え 1位「市場区分がわかりやすくなる」
➢ 2022年12月末の日経平均株価 株式投資家の予想は平均28,970円
日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合の予想は平均32,854円
◆◆報道関係の皆様へ◆◆
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ、ご使用いただきますようお願い申し上げます。
- 1 -
▼2021 年、投資経験者・投資家の実態
◆20 代投資家の 3 人に 1 人が「今年、投資デビュー」の新人投資家


全国の 20~79 歳の投資経験者 1,000 名(全回答者)に、現在の投資状況について聞いたところ、“現役投資家”
(「現在、投資をしている」と回答した人)は 86.2%、“投資離脱者”(「過去に投資をしていたが、現在はしていない」と
回答した人)は 13.8%でした。 [図 1]


[図 1]
◆現在の投資状況 [単一回答形式]
全体【n=1000】

過去に投資を
していたが、
現在はしていない
13.8%



現在、
投資をしている
86.2%




次に、投資の経験年数を聞いたところ、現役投資家(862 名)では、「今年、投資を始めた」が 15.9%、「1~3 年程
度」が 27.5%、「4~6 年程度」が 13.5%、「7~9 年程度」が 6.8%、「10 年以上」が 36.3%となりました。
年代別にみると、「今年、投資を始めた」は 20 代では 32.8%、30 代では 21.1%、40 代では 14.2%、50 代では
5.3%、60 代・70 代では 2.7%となり、20 代投資家の 3 人に 1 人、30 代投資家の 5 人に 1 人が今年“投資デビュ
ー”をした新人投資家という結果となりました。 [図 2]
投資離脱者(138 名)についてみると、投資の経験年数は、「1 年未満」が 15.9%、「1~3 年程度」が 26.8%で、
合計した『3 年以下で離脱』は 42.7%でした。また、「4~6 年程度」は 13.0%、「7~9 年程度」は 5.8%、「10 年以
上」は 38.4%でした。 [図 3]


[図 2] ◆投資の経験年数 [単一回答形式] 対象:現役投資家
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=862】 15.9 27.5 13.5 6.8 36.3

2.2
20代【n=183】 32.8 50.8 12.0
2.2

30代【n=190】 21.1 34.7 21.1 10.0 13.2

代 40代【n=169】 14.2 26.6 14.8 8.9 35.5

50代【n=170】 5.3 11.8 8.2 6.5 68.2

60代・70代【n=150】 2.7 8.7 10.0 6.7 72.0

今年、投資を始めた 1~3年程度 4~6年程度 7~9年程度 10年以上


[図 3] ◆投資の経験年数 [単一回答形式] 対象:投資離脱者 3年以下
で離脱
0% 25% 50% 75% 100%
(計)

投資離脱者
15.9 26.8 13.0 5.8 38.4 42.7
【n=138】


1年未満 1~3年程度 4~6年程度 7~9年程度 10年以上

- 2 -
◆「投資信託」に投資する人は投資家の 56%、昨年より約 6 ポイント上昇


現役投資家(862 名)に、現在投資している金融資産を聞いたところ、「日本株式」(66.2%)が最も高くなり、「投
資信託(REIT 以外)」(56.3%)、「外国株式」(20.3%)、「外貨(FX を含む)」(15.5%)、「日本公社債(国債/地方
債・社債など)」(11.7%)が続きました。
年代別にみると、「日本株式」(20 代 60.7%、30 代 62.6%、40 代 63.3%、50 代 69.4%、60 代・70 代 77.3%)
では年代が上がるにつれ高くなる傾向がみられました。他方、「外国株式」(20 代 33.9%、30 代 23.7%、40 代
17.2%、50 代 13.5%、60 代・70 代 10.7%)では日本株式とは逆に、若い年代ほど高くなる傾向がみられました。
[図 4]


[図 4]
◆現在、投資している金融資産 [複数回答形式] 対象:現役投資家
100%
全体【n=862】
75% 66.2
56.3
50%

20.3
25% 15.5 11.7 10.7 9.3 6.5 5.7 3.9 0.6
0%
日本 投資 外国 外貨 日本 仮想 REIT 金 外国 投資用 その他
株式 信託 株式 (FXを含む)
公社債 通貨 (ゴールド)
公社債 不動産
(REIT以外) (国債/ ・ (国債/
地方債 プラチナ 地方債
n数 ・社債など) ・社債など)

全体 862 66.2 56.3 20.3 15.5 11.7 10.7 9.3 6.5 5.7 3.9 0.6
性 男性 443 70.7 56.0 19.6 19.0 12.2 14.2 10.8 7.7 6.3 3.8 0.5
別 女性 419 61.6 56.6 21.0 11.9 11.2 6.9 7.6 5.3 5.0 4.1 0.7
20代 183 60.7 55.2 33.9 11.5 8.7 15.3 8.2 4.9 6.6 4.4 -
年 30代 190 62.6 55.3 23.7 16.3 8.4 15.3 8.4 6.3 5.8 3.7 0.5
代 40代 169 63.3 60.9 17.2 20.7 10.7 13.6 13.0 10.1 4.7 6.5 -
別 50代 170 69.4 57.6 13.5 16.5 14.1 5.9 8.8 6.5 4.7 2.4 0.6
60代・70代 150 77.3 52.0 10.7 12.7 18.0 1.3 8.0 4.7 6.7 2.7 2.0
■全体比+10pt以上/■全体比+5pt以上/■全体比-5pt以下/■全体比-10pt以下 (%)


昨年の調査結果と比較すると、「投資信託(REIT 以外)」は 2020 年 50.8%→2021 年 56.3%と 5.5 ポイント上
昇し、「外国株式」は 2020 年 15.3%→2021 年 20.3%と 5.0 ポイント上昇しました。2021 年は NY ダウ平均株価
が過去最高値を更新するなど、米国株式が堅調に推移したことから、外国株式を投資対象とする人が増えたようです。
[図 5]


[図 5] ◆現在、投資している金融資産 [複数回答形式] 対象:現役投資家
100%
2020年【n=805】 2021年【n=862】
75% 69.466.2
56.3
50.8
50%


25% 20.3
15.3 14.715.5 13.911.7
10.7 10.9 9.3 8.0
6.7 6.5 5.8 5.7 3.0 3.9
0.0 0.6
0%
日本株式 投資信託 外国株式 外貨 日本 仮想通貨 REIT 金(ゴールド) 外国 投資用 その他
(REIT以外) (FXを含む)
公社債 ・プラチナ 公社債 不動産
(国債/地方債 (国債/地方債
・社債など) ・社債など)




- 3 -
◆投資家の“ポイント投資”利用率は 40%、30 代・50 代投資家では昨年より 10 ポイントを超える大幅上昇


次に、近年注目されている投資サービスについて質問しました。


現役投資家(862 名)に、共通ポイントなどで投資できる「ポイント投資」、買い物のおつりを自動で積み立て投資し
てくれる「おつり投資」、ロボットが資産運用を代行してくれる「ロボアドバイザー投資」、好きなテーマを選ぶと最適な銘柄
を自動で選択してくれる「テーマ型投資」、ネット上でお金を借りたい企業を仲介してもらい投資できる「ソーシャルレンデ
ィング投資」の 5 つのサービスを提示し利用状況を聞いたところ、それぞれのサービスの利用率は、「ポイント投資」では
39.9%、「おつり投資」では 6.0%、「ロボアドバイザー投資」では 8.8%、「テーマ型投資」では 6.6%、「ソーシャルレンデ
ィング投資」では 4.5%となりました。
ポイント投資の利用率を過去の調査結果と比較すると、2018 年 18.8%→2019 年 27.3%→2020 年 33.7%→
2021 年 39.9%と、上昇傾向の継続が明らかになりました。 [図 6]


[図 6]
◆投資サービスの利用率 対象:現役投資家
50%

39.9 2018年【n=791】 2019年【n=790】
40%
33.7 2020年【n=805】 2021年【n=862】

30% 27.3

18.8
20%

8.5 9.2 8.8
10%
4.4 5.3 5.8
6.0 5.7 6.7 6.6 5.1 4.5 4.5
非聴取 非聴取 非聴取
0%
ポイント おつり ロボアドバイザー テーマ型 ソーシャル
投資 投資 投資 投資 レンディング投資




年代別にポイント投資の利用率の変化をみると、20 代では 2020 年 55.8%→2021 年 53.0%と微減したものの、
30 代(2020 年 39.9%→2021 年 52.1%)と 50 代(2020 年 17.6%→2021 年 30.0%)では昨年から大きく上昇し
ました。 [図 7]


[図 7]
◆ポイント投資の利用率 対象:現役投資家
75%
2018年 2019年 2020年 2021年
55.853.0
52.1
45.9 47.3
50% 42.6
39.9
35.6 33.9
28.9 30.0
23.2 22.2
25% 17.417.6
9.2 11.3
6.3 6.2
2.7
0%
20代 30代 40代 50代 60代・70代
2018年(n=174) 2018年(n=164) 2018年(n=162) 2018年(n=143) 2018年(n=148)
2019年(n=170) 2019年(n=165) 2019年(n=166) 2019年(n=144) 2019年(n=145)
2020年(n=163) 2020年(n=168) 2020年(n=169) 2020年(n=153) 2020年(n=152)
2021年(n=183) 2021年(n=190) 2021年(n=169) 2021年(n=170) 2021年(n=150)



- 4 -
▼2021 年の振り返り
◆“日本株式市場を表す漢字” 1 位「上」「乱」


株式投資家(617 名)に、2021 年の日本株式市場を表す漢字 1 文字を聞いたところ、1 位「上」「乱」(いずれも
29 名)、3 位「変」「迷」(いずれも 21 名)、5 位「病」(16 名)となりました。
それぞれの漢字を選んだ理由をみると、「上」では『株価が 3 万円近くまで上がったから』、「乱」では『株価の乱高下
が激しい 1 年だと感じたから』、「変」では『社会や産業の転換時期にあるから』、「迷」では『投資の仕方に迷ったから』、
「病」では『コロナの影響が大きい年だったから』といった回答がありました。
昨年は、「禍」「病」「菌」などコロナ禍を象徴する漢字や、「落」「忍」など経済の厳しさを反映するネガティブな漢字が
上位 10 位の半数を占めましたが、今年は、「上」「復」「昇」などポジティブなイメージの漢字が上位にランクインしました。
また、今年は、「乱」「迷」「停」など、コロナ禍で混乱・低迷・停滞している経済を象徴する漢字も上位に挙がりました。
[図 8][図 9]


[図 8] [図 9]
≪2020年の調査結果≫
◆2021年の日本株式市場を表す漢字1文字 ◆2020年の日本株式市場を表す漢字1文字
[自由回答形式] [自由回答形式]
対象:株式投資家【n=617】 ※上位10位までを抜粋 対象:株式投資家【n=583】 ※上位10位までを抜粋

順位 漢字 選んだ理由 順位 漢字 選んだ理由
(名) 1文字 (一部抜粋) (名) 1文字 (一部抜粋)
経済の上昇、物価の上昇、社会の上昇傾向があったから コロナ禍の影響で株価が乱高下したから
上 株価が3万円近くまで上がったから 1位 乱 これまでの常識が大きく覆されたから
(72名)
1位 経済回復で株価が高値をマークしていたから 混乱したから
(各29名) 株価の乱高下が激しい1年だと感じたから コロナ禍で株の明暗が分かれたから
2位 禍
乱 コロナや総理の交代で株価が上下したから (38名) コロナ禍で相場が大きく影響を受けたから
コロナによる社会・経済打撃で乱れていたから 実体経済が病んでいるため
社会や産業の転換時期にあるから

3位 コロナ禍で医療関係の株が上がったから

3位 色々な変化があった年だから (各24名) 変動が激しいから
(各21名) コロナ禍により景気が低迷したから

現在の株価が変な気がするから

投資の仕方に迷ったから 5位 迷 混迷期に突入してると思うから
5位 (各16名) 落 株価の急落、取引所のシステムダウンがあったから
(16名)
病 コロナの影響が大きい年だったから
7位 激 株価の乱高下が激しかったから
6位 停 全てが停滞しているから
(15名)
(15名)
8位 波 暴落を経てバブル後最高値更新の波があったから
7位 波 上げ下げの波が激しいと感じたから (14名)
(各13名) 復 コロナ禍から少しずつ回復しつつあるから 9位
昇 昨年の株価に比べて上昇傾向にあるから 菌 コロナ禍による経済失速があったから
9位 (13名)
(各12名) 難 株の変動を予想するのが難しいから 10位
(11名)
忍 ここしばらくは我慢と忍耐だと思うから




- 5 -
◆「2021 年の投資損益はプラス着地」と予想する人は投資家の 53%、昨年より約 10 ポイントの大幅上昇


現役投資家(862 名)に、今年 1 年の投資の損益着地予想を聞いたところ、「大幅にプラス着地」は 7.9%、「やや
プラス着地」は 44.9%で、合計した『プラス着地』は 52.8%、「大幅にマイナス着地」は 5.6%、「ややマイナス着地」は
13.0%で、合計した『マイナス着地』は 18.6%となりました。現役投資家の半数以上がプラス着地を予想する結果とな
りました。
昨年の調査結果と比較すると、『プラス着地』と回答した人の割合は 2020 年 43.0%→2021 年 52.8%と、9.8 ポ
イント上昇しました。 [図 10]


[図 10]
≪経年比較≫
◆今年1年の投資の損益着地予想 [単一回答形式] 対象:現役投資家 プラス マイナス
着地 着地
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)
2021年【n=862】 7.9 44.9 28.7 13.0 5.6 52.8 18.6

2020年【n=805】 6.3 36.6 26.0 17.8 13.3 43.0 31.1

2019年【n=790】 4.4 39.5 35.2 15.3 5.6 43.9 20.9

2018年【n=791】 3.7 30.3 31.0 20.9 14.2 34.0 35.0

2017年【n=799】 9.4 52.6 27.2 7.8 62.0 10.9
3.1
2016年【n=788】 2.0 25.4 27.0 29.3 16.2 27.4 45.5

2015年【n=803】 4.2 45.5 30.8 12.3 7.2 49.7 19.5
大幅にプラス着地 ややプラス着地
プラスマイナスゼロ着地 ややマイナス着地
大幅にマイナス着地




年代別にみると、『プラス着地』と回答した人の割合は、20 代(58.5%)と 40 代(59.8%)では 6 割近くとなりました。
他方、50 代(46.5%)と 60 代・70 代(44.0%)では半数に満たない結果となりました。 [図 11]


[図 11]
◆今年1年の投資の損益着地予想 [単一回答形式] 対象:現役投資家 プラス マイナス
着地 着地
0% 25% 50% 75% 100%
(計) (計)
全体【n=862】 7.9 44.9 28.7 13.0 5.6 52.8 18.6
20代 8.7
8.7 49.7 30.1 2.7 58.5 11.5
【n=183】
30代
10.5 43.2 30.5 10.5 5.3 53.7 15.8
【n=190】
年 40代
代 7.7 52.1 25.4 8.3 6.5 59.8 14.8
別 【n=169】
50代
8.2 38.2 30.6 16.5 6.5 46.5 22.9
【n=170】
60代・70代
3.3 40.7 26.0 22.7 7.3 44.0 30.0
【n=150】
大幅にプラス着地 ややプラス着地
プラスマイナスゼロ着地 ややマイナス着地
大幅にマイナス着地




- 6 -
◆投資プラス着地予想者の勝因 3 位「新型コロナウイルス感染収束・沈静化」、TOP2 は?
◆投資マイナス着地予想者の敗因 1 位「新型コロナウイルスの影響」2 位「予想外れ」


今年 1 年の投資の損益着地予想が『プラス着地』の人には勝因を、『マイナス着地』の人には敗因を聞きました。


プラス着地と予想した現役投資家(455 名)に、勝因を一言で表してもらったところ、1 位「株価上昇・株高」(50 名)
となりました。アメリカ株の値上がりや日経平均株価の 31 年ぶりの高値など、好調な相場の恩恵を受けた人が多いよう
です。次いで、2 位「長期保有・長期投資」(23 名)、3 位「新型コロナウイルス感染収束・沈静化」(20 名)となりまし
た。
他方、マイナス着地と予想した現役投資家(160 名)に、敗因を一言で表してもらったところ、1 位「新型コロナウイル
スの影響」(27 名)、2 位「予想外れ」(14 名)、3 位「不調な銘柄」(10 名)となりました。 [図 12]


[図 12]
◆今年(2021年)の投資の損益をプラス着地/マイナス着地と予想する要因 [各自由回答形式]
対象:プラス着地を予想する現役投資家【n=455】/マイナス着地を予想する現役投資家【n=160】
※それぞれ上位10位までを抜粋

プラス着地の要因(勝因) マイナス着地の要因(敗因)
順位 回答 名 順位 回答 名
1位 株価上昇・株高 50 1位 新型コロナウイルスの影響 27
2位 長期保有・長期投資 23 2位 予想外れ 14
3位 新型コロナウイルス感染収束・沈静化 20 3位 不調な銘柄 10
4位 ローリスク・堅実な投資 18 4位 売買のタイミングミス 7
5位 安くなったときに購入 14 経済悪化・不況
5位 各6
6位 経済回復 13 勉強不足・知識不足
7位 運 11 政治・政策の不備
7位 各4
円安 損切りの判断ミス
8位 新型コロナウイルスの影響 各10 円安
積立投資 9位 高値掴み 各3
投資銘柄や分野の偏り




- 7 -
◆投資家が選ぶ、今年の経済分野の流行語 1 位「SDGs」、「脱炭素」や「電気自動車」も上位に
◆投資家が積極投資を進めるきっかけとなったニュース 「新型コロナウイルス感染拡大・長期化」がダントツ


今年 1 年、投資家が注目していたキーワードやニュースについて質問しました。


現役投資家(862 名)に、今年(2021 年)の経済分野の流行語(トレンドワードや新興の分野、技術、産業など)
を聞いたところ、1 位「SDGs」(93 名)、2 位「新型コロナウイルス」(50 名)、3 位「半導体/半導体不足」(49 名)と
なりました。そのほか、「カーボンニュートラル/脱炭素」(7 位、23 名)や「EV/電気自動車」(8 位、17 名)といった、
地球温暖化対策に関連するワードが挙げられました。また、「ワクチン」(4 位、35 名)や「アフターコロナ」(10 位、11 名)
といった、感染拡大を抑制する取り組みやコロナ後の社会に関連するワードも上位となりました。 [図 13]


[図 13]
◆2021年、経済ニュースで注目していた流行語
(トレンドワードや新興の分野、技術、産業など) [自由回答形式]
対象:現役投資家【n=862】 ※上位10位までを抜粋

順位 回答 名
1位 SDGs 93
2位 新型コロナウイルス 50
3位 半導体/半導体不足 49
4位 ワクチン 35
5位 AI(人工知能) 28
6位 仮想通貨/暗号資産 25
7位 カーボンニュートラル/脱炭素 23
8位 EV/電気自動車 17
9位 テレワーク 13
10位 アフターコロナ 11




また、今年、積極的に投資を進めようと思うきっかけとなったニュースを聞いたところ、1 位「新型コロナウイルス感染拡
大・長期化」(180 名)、2 位「ワクチン開発・ワクチン接種関連」(53 名)、3 位「円安・ドル高」(34 名)、4 位「株価上
昇・株高」(27 名)、5 位「新型コロナウイルス感染収束・沈静化」(26 名)となりました。 [図 14]


[図 14]
◆2021年、積極的に投資を進めようと思うきっかけとなったニュース [自由回答形式]
対象:現役投資家【n=862】 ※上位10位までを抜粋

順位 回答 名
1位 新型コロナウイルス感染拡大・長期化 180
2位 ワクチン開発・ワクチン接種関連 53
3位 円安・ドル高 34
4位 株価上昇・株高 27
5位 新型コロナウイルス感染収束・沈静化 26
6位 東京2020オリンピック関連 25
7位 半導体関連 21
アフターコロナ・コロナ禍からの回復
8位 各20
衆議院選挙・自民党政権存続
アメリカ株好調・NYダウ最高値更新
10位 岸田内閣発足 各19
経済悪化・不況




- 8 -
◆“政府に期待することを表す漢字” 1 位「無」2 位「金」3 位「安」


2021 年 10 月の衆議院議員総選挙で与党が絶対安定多数を確保し、11 月には自民党の岸田文雄総裁が内
閣総理大臣に就任しました。投資経験者は、新しい政府に対しどのような期待を持っているのでしょうか。


全回答者(1,000 名)に、衆議院議員総選挙後、政府に期待することを表す漢字 1 文字を聞いたところ、1 位「無」
(84 名)、2 位「金」(42 名)、3 位「安」(41 名)、4 位「改」「誠」(いずれも 30 名)となりました。
それぞれの漢字を選んだ理由をみると、「無」では『投資に対する課税を重くしてほしくないから』『政府が変わる期待
ができなかったから』といったコメントがみられました。「金」では『経済対策をしっかり行ってほしいから』『税金の使い方を真
剣に考えてほしいから』など、経済・財政関連の施策に期待する回答が挙げられました。「安」では『安心して国民が暮
らせるようにしてほしいから』など、社会や生活に対する不安の解消を願うコメントがみられました。 [図 15]


[図 15]
◆衆議院議員総選挙後、政府に期待することを表す漢字1文字
[自由回答形式]
全体【n=1000】 ※上位10位までを抜粋

順位 漢字 選んだ理由
(名) 1文字 (一部抜粋)
1位 投資に対する課税を重くしてほしくないから
(84名)

政府が変わる期待ができなかったから
2位 経済対策をしっかり行ってほしいから
(42名)

税金の使い方を真剣に考えてほしいから
3位 安心して国民が暮らせるようにしてほしいから
(41名)

安定した政権にしてほしいから
4位 改 今までの古い考え方を改善してほしいから
(各30名) 誠 誠実で嘘のない政治をしてほしいから
6位 正 正しいことをしてほしいから
(26名)
7位 上 景気が良くなって、所得が上がることを期待したいから
(各23名) 明 日本の未来を明るくしてほしいから
9位 変 変化を望んでいるから
(21名)

10位 活 経済の活性化を後押ししてほしいから
(17名)




- 9 -
▼2022 年以降の展望
◆来年以降の日本経済成長のために必要だと思うこと 2 位は「持続的な賃金上昇」、1 位は?


来年(2022 年)以降、日本経済が成長していくために何が必要か、投資経験者の考えを聞きました。


全回答者(1,000 名)に、来年以降の日本経済の成長のために必要だと思うことを聞いたところ、「新型コロナウイル
ス感染症の収束」(53.2%)が最も高く、次いで、「持続的な賃金上昇」(44.7%)、「新しい働き方の定着(副業・兼
業やテレワークなど)」(41.7%)、「デジタル人材・デジタル産業の育成」(32.2%)、「AI・ロボットの普及」(24.6%)とな
りました。
年代別にみると、20 代では「新しい働き方の定着」が「新型コロナウイルス感染症の収束」と並んで 1 位となりました。
また、30 代と 40 代では「AI・ロボットの普及」(30 代 32.0%、40 代 30.0%)が他の年代と比べて高く、60 代・70 代
では「脱炭素社会の推進」(27.5%)や「農林水産業の発展」(29.5%)が他の年代と比べて高くなりました。 [図 16]
[図 16]
◆来年以降の日本経済の成長のために必要だと思うこと [複数回答形式] ※上位10位まで表示
75%
53.2 全体【n=1000】
44.7 41.7
50%
32.2
24.6 22.6 22.4 21.3 20.6 20.6
25%

0%
新型 持続的な 新しい デジタル AI・ 中小企業 キャッシュ 女性の 脱炭素 農林
コロナ 賃金上昇 働き方の 人材・ ロボットの の再編 レスの 活躍推進 社会の 水産業の
ウイルス 定着 デジタル 普及 環境整備 推進 発展
感染症の (副業・兼業や 産業の
テレワークなど)
n数 収束 育成
全体 1000 53.2 44.7 41.7 32.2 24.6 22.6 22.4 21.3 20.6 20.6
性 男性 500 46.2 45.0 34.6 36.6 28.6 22.2 23.6 15.2 21.6 19.4
別 女性 500 60.2 44.4 48.8 27.8 20.6 23.0 21.2 27.4 19.6 21.8
20代 200 42.5 39.0 42.5 29.0 18.5 21.5 26.0 27.5 9.5 13.0
年 30代 200 52.5 43.0 46.5 35.0 32.0 22.0 25.5 18.5 20.5 20.0
代 40代 200 57.0 51.0 49.5 34.0 30.0 25.0 25.0 17.5 21.0 20.0
別 50代 200 50.5 46.0 33.5 27.5 20.0 22.0 17.5 16.5 24.5 20.5
60代・70代 200 63.5 44.5 36.5 35.5 22.5 22.5 18.0 26.5 27.5 29.5
■全体比+10pt以上/■全体比+5pt以上/■全体比-5pt以下/■全体比-10pt以下 (%)

昨年の調査結果と比較すると、「持続的な賃金上昇」は 2020 年 33.3%→2021 年 44.7%と 11.4 ポイント上昇
しました。コロナ禍の長期化が雇用条件や賃金に影響し、賃上げの必要性を感じる人が増加したのではないでしょうか。
一方、「新型コロナウイルス感染症の収束」は 2020 年 63.3%→2021 年 53.2%と 10.1 ポイント下降しました。第 5
波が収まり、コロナ対策と経済活動の両立を図ろうとする“ウィズコロナ”が意識される中、コロナの完全な収束が経済成
長の必須条件だと考える人は減少したのではないでしょうか。 [図 17]
[図 17]
◆来年以降の日本経済の成長のために必要だと思うこと [複数回答形式] ※2021年の上位10位まで表示
75% 63.3
53.2 2020年【n=1000】 2021年【n=1000】
50% 44.7 43.7 41.7
33.3 30.1 32.2 28.0
24.6 26.3 22.6 26.6 22.4
25% 18.8 21.3 20.6 17.0 20.6
12.7

0%
新型コロナ 持続的な 新しい デジタル AI・ロボット 中小企業 キャッシュ 女性の 脱炭素 農林
ウイルス 賃金上昇 働き方の 人材・ の普及 の再編 レスの 活躍推進 社会の推進 水産業の
感染症の 定着 デジタル 環境整備 発展
収束 (副業・兼業や 産業の育成
テレワークなど)


※「新型コロナウイルス感染症の収束」は、2020 年調査では「新型コロナウイルスの終焉」として聴取
※「脱炭素社会の推進」は、2020 年調査では「脱炭素社会への集中投資」として聴取

- 10 -
◆投資経験者が長期的に成長の期待が持てそうだと感じる市場 1 位「知能化技術」2 位「先進医療」


次に、全回答者(1,000 名)に、“今後、長期的に成長の期待が持てそうだ”と感じる市場(産業)を聞いたところ、
「知能化技術(AI・自動運転車など)」(38.1%)が最も高く、次いで、「先進医療(再生医療・遺伝子治療など)」
(35.8%)、「環境エネルギー(水素燃料など)」(34.8%)、「ロボット工学(家庭用・産業用ロボットやドローンなど)」
(31.1%)、「情報・通信技術(IT/ICT)」(28.3%)となりました。
年代別にみると、20 代から 40 代では「知能化技術(AI・自動運転車など)」(20 代 26.0%、30 代 35.0%、40 代
44.5%)が 1 位でしたが、50 代では「環境エネルギー(水素燃料など)」(37.5%)が 1 位、60 代・70 代では「先進医
療(再生医療・遺伝子治療など)」(51.5%)が 1 位でした。 [図 18]


[図 18]
◆「今後、長期的に成長の期待が持てそうだ」と感じる市場(産業) [複数回答形式] ※上位10位まで表示
75%
全体【n=1000】
50% 38.1 35.8 34.8 31.1 28.3 27.1 26.8 24.0 20.5 19.2
25%


0%
知能化 先進医療 環境 ロボット 情報・ バイオ・ 高齢者 新素材 ゲーム 防災・
技術 (再生医療・
遺伝子治療
エネル 工学 通信技術 創薬 向け (ナノファイバー・
グラフェンなど)
(VR・位置情報
ゲームなど)
災害対策
(AI・自動運転車
など)
など) ギー (家庭用・
産業用ロボットや
(IT/ICT)
サービス
(水素燃料など) (介護・医療・
n数 ドローンなど)
生活関連など)

全体 1000 38.1 35.8 34.8 31.1 28.3 27.1 26.8 24.0 20.5 19.2
20代 200 26.0 22.0 25.5 25.0 20.5 12.0 17.5 12.5 25.0 16.0
年 30代 200 35.0 33.5 29.0 34.5 25.5 24.0 25.5 26.0 28.0 20.0
代 40代 200 44.5 39.0 37.5 31.0 33.5 30.0 31.0 25.0 23.5 19.5
別 50代 200 36.5 33.0 37.5 26.5 28.0 32.5 23.5 25.0 17.0 17.0
60代・70代 200 48.5 51.5 44.5 38.5 34.0 37.0 36.5 31.5 9.0 23.5
■全体比+10pt以上/■全体比+5pt以上/■全体比-5pt以下/■全体比-10pt以下 (%)




昨年の調査結果と比較すると、「環境エネルギー(水素燃料など)」は 2020 年 29.7%→2021 年 34.8%と 5.1 ポ
イント上昇しました。化石燃料に代わる持続可能なエネルギーに対する注目度が高まっているようです。 [図 19]


[図 19]
◆「今後、長期的に成長の期待が持てそうだ」と感じる市場(産業) [複数回答形式] ※2021年の上位10位まで表示
75%
2020年【n=1000】 2021年【n=1000】
50% 40.2 38.1 38.0
35.8 34.8 36.2
29.7 31.1 30.8 28.3 30.1
27.1 25.8 26.8
23.4 24.0 23.6 20.5
25% 19.2
15.5


0%
知能化 先進医療 環境 ロボット 情報・ バイオ・ 高齢者 新素材 ゲーム 防災・
技術 (再生医療・
遺伝子治療
エネルギー 工学 通信技術 創薬 向け (ナノファイバー・
グラフェンなど)
(VR・位置情報
ゲームなど)
災害対策
(AI・自動運転車
など)
など)
(水素燃料など) (家庭用・
産業用ロボットや
(IT/ICT)
サービス
(介護・医療・
ドローンなど)
生活関連など)




- 11 -
◆東証市場の再編についての投資経験者の考え 1 位「市場区分がわかりやすくなる」


2022 年 4 月に、東京証券取引所の市場区分が、現在の 5 市場(東証一部、東証二部、JASDAQ スタンダード、
JASDAQ グロース、マザーズ)から 3 市場(プライム市場、スタンダード市場、グロース市場)に再編されます。この変更に
対する、投資経験者の考えを聞きました。


全回答者(1,000 名)に、東証市場の再編についての自身の考えを聞いたところ、「市場区分がわかりやすくなる」
(18.9%)が最も高くなりました。新たな上場基準が設けられ、それぞれの市場の役割がより明確になるため、区分を理
解しやすくなると考える人が少なくないようです。次いで高くなったのは、「企業価値を高めようとする企業が増える」
(17.1%)、「株価上昇の可能性が高まる」(12.5%)、「株式の持ち合いや親子上場の解消が進む」(11.0%)、「株式
市場にお金が集まりやすくなる」(10.8%)でした。 [図 20]


[図 20]
◆東証市場の再編についての自身の考え [複数回答形式]
全体【n=1000】 ※上位10位までを抜粋

順位 回答 %
1位 市場区分がわかりやすくなる 18.9
2位 企業価値を高めようとする企業が増える 17.1
3位 株価上昇の可能性が高まる 12.5
4位 株式の持ち合いや親子上場の解消が進む 11.0
5位 株式市場にお金が集まりやすくなる 10.8
6位 株主還元を強化する企業が増える 10.1
7位 インデックス投資によい影響がある 9.6
コーポレートガバナンスが改善される
8位 各8.6
非上場を選択する企業が増える
10位 海外投資家からの東証に対する信頼が高まる 8.5




- 12 -
◆2022 年 12 月末の日経平均株価 株式投資家の予想は平均 28,970 円
日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合の予想は平均 32,854 円


最後に、今後の日経平均株価がどのように変動するかについて、株式投資家の予想を聞きました。


株式投資家(617 名)に、約 1 年後の 2022 年 12 月末の日経平均株価の予想を聞いたところ、「25,000 円~
30,000 円未満」(32.7%)や「30,000 円~35,000 円未満」(36.0%)に回答が集まりました。平均(「わからない」と回
答した人を除いて算出)は 28,970 円となりました。
“日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合”という条件を加え て聞いたところ、
「30,000 円~35,000 円未満」(34.5%)に最も多くの回答が集まり、平均は 32,854 円と、条件を加えていない場合
(28,970 円)と比べて 3,884 円高くなりました。 [図 21]

[図 21]
◆日経平均株価の予想 [各単一回答形式] 対象:株式投資家【n=617】

2022年12月末 2022年12月末(条件※を付加した場合)
※条件:日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合
75%
≪平均(「わからない」と回答した人を除いて算出)≫
・2022年12月末:28,970円
・2022年12月末(条件を付加した場合):32,854円
50%
36.0 34.5
32.7
23.0
25%
17.3 15.6
12.6
6.5 7.8
3.1 3.7 4.2
1.0 0.3 0.6 1.0
0%
15,000円 15,000円~ 20,000円~ 25,000円~ 30,000円~ 35,000円~ 40,000円 わからない
未満 20,000円 25,000円 30,000円 35,000円 40,000円 以上
未満 未満 未満 未満 未満


また、約 10 年後の 2031 年 12 月末の日経平均株価の予想を聞いたところ、「30,000 円~35,000 円未満」
(23.5%)に多くの回答が集まり、平均は 31,143 円となりました。
“日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合”という条件を加え て聞いたところ、
「30,000 円~35,000 円未満」(19.3%)や「35,000 円~40,000 円未満」(14.9%)、「40,000 円以上」(14.7%)
などに回答が分かれ、平均は 33,849 円となりました。 [図 22]

[図 22]
◆日経平均株価の予想 [各単一回答形式] 対象:株式投資家【n=617】

2031年12月末 2031年12月末(条件※を付加した場合)
※条件:日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合
75%
≪平均(「わからない」と回答した人を除いて算出)≫
・2031年12月末:31,143円
・2031年12月末(条件を付加した場合):33,849円
50%

31.0 31.8
23.5
25% 19.3
15.2 14.9 14.7
12.2 11.7
5.8 7.6
3.6 1.9 4.1
1.6 1.1
0%
15,000円 15,000円~ 20,000円~ 25,000円~ 30,000円~ 35,000円~ 40,000円 わからない
未満 20,000円 25,000円 30,000円 35,000円 40,000円 以上
未満 未満 未満 未満 未満
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■■調査概要■■



◆調査タイトル :日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査2021

◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
全国の20歳~79歳の投資経験者
(日本株式、外国株式、公社債、投資信託、REIT、金・プラチナなどの
金融資産への投資経験がある人)

◆調査期間 :2021年11月22日~11月24日

◆調査方法 :インターネット調査

◆調査地域 :全国

◆有効回答数 :1,000サンプル

20代 30代 40代 50代 60代・70代 計

男性 100 100 100 100 100 500

女性 100 100 100 100 100 500


◆実施機関 :ネットエイジア株式会社




■■報道関係の皆様へ■■


本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ
ご使用いただきますようお願い申し上げます。

■■本調査に関するお問合せ窓口■■


会社名 :スパークス・アセット・マネジメント株式会社
所在地 :東京都港区港南 1-2-70 品川シーズンテラス 6 階

会社 HP :https://www.sparx.co.jp/

担当 :広報室
メールアドレス :pr_media@sparxgroup.com

TEL :03-6711-9200(代表)
FAX :03-6711-9201(代表)




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