当社子会社における調査結果レポートの発表について

2023 年 12 月 7 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証プライム市場)



当社子会社における調査結果レポートの発表について
今回で 9 回目になる「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査 2023」を実施



本日、当社子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式会社(代表取締役社長 阿部 修平)は、標記に
関する下記のプレスリリースを行いましたので、お知らせいたします。


■調査内容
今年 1 年の日本株式市場を総括し、また、来年以降の見通しについて探るため、2023 年 11 月 6 日~11 月 7
日の 2 日間、全国の 20~79 歳の投資経験者(日本株式、外国株式、公社債、投資信託などの金融資産への
投資経験がある人)を対象に、「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査 2023」をインターネットリサーチ
により実施し、1,000 名の有効サンプルを集計しました。
なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個
別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


■掲載 URL:https://www.sparx.co.jp/report/report/doc/PressJ231207.pdf


■添付資料:
日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査 2023
(スパークス・アセット・マネジメント株式会社 調べ)


■本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com
2023年12月7日
各位

スパークス・サーベイ -世相をスパッと一刀両断- ≪年末号≫
日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査 2023
20 代投資家の 37%が今年投資デビュー、昨年比 8 ポイント上昇
「メタバース内で投資活動を行いたい」20 代男性投資家の 55%
2023 年の“日本株式市場を表す漢字” 1 位「高」2 位「上」
投資経験者が来年以降の日本経済成長のために必要だと思うこと 1 位「持続的な賃金上昇」
「新 NISA の開始は日本株式市場にプラスの影響を与えると思う」投資経験者の 73%
株式投資家の予想 2024 年の“日本株式市場を表す漢字”は? TOP3 は「上」「安」「迷」
スパークス・アセット・マネジメント株式会社(https://www.sparx.co.jp/)(東京都港区。代表取締役社長 阿部修平)
は、今年1年の日本株式市場を総括し、また、来年以降の見通しについて探るため、2023年11月6日~11月7日の2日
間、全国の20~79歳の投資経験者(日本株式、外国株式、公社債、投資信託などの金融資産への投資経験がある
人)を対象に、「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査2023」をインターネットリサーチにより実施し、1,000
名の有効サンプルを集計しました。
なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別
銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

▼2023年、投資経験者・投資家の実態 ・・・・・・・・p.2-7
➢ 20代投資家の37%が今年投資デビュー、昨年比8ポイント上昇
➢ 現在投資している金融資産 1位「日本株式」2位「投資信託」
➢ 投資家の“ポイント投資”利用率は46%、30代投資家では56%
➢ 「ESG投資に前向き」投資家の37%、20代男性投資家では56%
➢ 「生成AI関連銘柄に投資したい」投資家の46%、「メタバース関連銘柄に投資したい」投資家の39%
➢ 「生成AIを投資活動のための情報収集で活用したい」20代男性投資家の63%
➢ 「メタバース内で投資活動を行いたい」20代男性投資家の55%
▼2023年の振り返り ・・・・・・・・p.8-11
➢ 2023年の“日本株式市場を表す漢字” 1位「高」2位「上」
➢ 「2023年の投資損益はプラス着地」投資家の56%が予想、昨年比12ポイント上昇
➢ 投資損益プラス着地予想者の勝因 1位「円安・ドル高」2位「株価上昇・株高」「長期保有・長期投資」
➢ 投資損益マイナス着地予想者の敗因 1位「円安・ドル高」2位「株価下落・株安」
➢ 投資家が選ぶ今年の経済分野の流行語 2位「生成AI/ChatGPT」、1位は?
➢ 投資家が積極的に投資を進めるきっかけとなったニュース 1位は「円安・ドル高」
▼2024年以降の展望 ・・・・・・・・p.12-17
➢ 投資経験者が来年以降の日本経済成長のために必要だと思うこと 1位「持続的な賃金上昇」
➢ 今後、長期的に成長の期待が持てそうだと感じる市場 1位「知能化技術」2位「先進医療」
➢ 「新NISAの“つみたて投資枠”を活用したい」投資経験者の74%、30代女性では86%
➢ 「新NISAの“成長投資枠”を活用したい」投資経験者の71%、40代男性では80%
➢ 「新NISAの開始は日本株式市場にプラスの影響を与えると思う」投資経験者の73%
➢ 株式投資家の予想 2024年の“日本株式市場を表す漢字”は? TOP3は「上」「安」「迷」
➢ 2024年12月末の日経平均株価 株式投資家の予想は平均31,869円
日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合の予想は平均36,210円
◆◆報道関係の皆様へ◆◆
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ、ご使用いただきますようお願い申し上げます。

- 1 -
▼2023 年、投資経験者・投資家の実態
◆20 代投資家の 37%が今年投資デビュー、昨年比 8 ポイント上昇


全国の 20~79 歳の投資経験者 1,000 名(全回答者)に、現在の投資状況について聞いたところ、“投資家”(「現
在、投資をしている」と回答した人)は 83.6%、“投資離脱者”(「過去に投資をしていたが、現在はしていない」と回答
した人)は 16.4%となりました。
次に、投資の経験年数を聞いたところ、投資家(836 名)では、「今年、投資を始めた」が 17.8%、「1~3 年程度」
が 32.1%、「4~6 年程度」が 13.6%、「7~9 年程度」が 6.7%、「10 年以上」が 29.8%となりました。
年代別にみると、「今年、投資を始めた」と回答した人の割合は、20 代では 37.3%、30 代では 20.5%、40 代では
15.0%、50 代では 9.9%、60 代・70 代では 5.3%でした。 [図 1][図 2]
[図 1] [図 2]
◆現在の投資状況 [単一回答形式] ◆投資の経験年数 [単一回答形式] 対象:投資家
全体【n=1000】 0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=836】 17.8 32.1 13.6 6.7 29.8
過去に投資を
1.8
していたが、 20代【n=169】 37.3 45.0 15.4
現在はしていない 0.6
16.4% 年 30代【n=176】 20.5 43.2 18.2 8.5 9.7

代 40代【n=167】 15.0 32.9 13.8 10.8 27.5
現在、 別 50代【n=172】 9.9 22.7 12.8 5.8 48.8
投資をしている
83.6% 60代・70代【n=152】 5.3 14.5 7.2 6.6 66.4
今年、投資を始めた 1~3年程度
4~6年程度 7~9年程度
10年以上


「今年、投資を始めた」と回答した人の割合を、昨年の調査結果と比較すると、2022 年 14.8%→2023 年 17.8%
と、3.0 ポイント上昇しました。
年代別にみると、20 代では 2022 年 29.1%→2023 年 37.3%と、8.2 ポイント上昇しました。 [図 3]
[図 3]
◆今年、投資を始めたと回答した人の割合 対象:投資家
50%
37.3
2022年 2023年
29.1
25% 21.1 20.5
14.8 17.8 15.0
11.4 9.9
8.1 5.3
2.8
0%
全体 20代 30代 40代 50代 60代・70代
【n=822】 【n=836】 【n=165】 【n=169】 【n=175】 【n=176】 【n=176】 【n=167】 【n=161】 【n=172】 【n=145】 【n=152】




投資離脱者(164 名)についてみると、投資の経験年数は、「1 年未満」が 29.3%、「1~3 年程度」が 25.0%で、
合計した『3 年以下で離脱』は 54.3%となりました。また、「4~6 年程度」は 13.4%、「7~9 年程度」は 4.9%、「10
年以上」は 27.4%でした。 [図 4]
[図 4]
◆投資の経験年数 [単一回答形式] 対象:投資離脱者 3年以下
で離脱
0% 25% 50% 75% 100% (計)

全体【n=164】 29.3 25.0 13.4 4.9 27.4 54.3


1年未満 1~3年程度 4~6年程度 7~9年程度 10年以上



- 2 -
◆現在投資している金融資産 1 位「日本株式」2 位「投資信託」


投資家(836 名)に、現在投資している金融資産を聞いたところ、「日本株式」(55.5%)と「投資信託(「REIT」以
外)」(54.1%)が突出して高くなり、「外国株式」(19.4%)、「外貨(FX を含む)」(12.6%)、「仮想通貨」(12.4%)が
続きました。
男女別にみると、「日本株式」(男性 66.7%、女性 43.9%)と「仮想通貨」(男性 17.9%、女性 6.8%)は、女性と
比べて男性のほうが 10 ポイント以上高くなりました。
年代別にみると 20 代と 30 代では「投資信託(「REIT」以外)」(20 代 47.9%、30 代 58.5%)が 1 位、40 代以
上では「日本株式」(40 代 57.5%、50 代 61.0%、60 代・70 代 73.0%)が 1 位でした。 [図 5]


[図 5]
◆現在、投資している金融資産 [複数回答形式] 対象:投資家
75%
55.5 54.1 全体【n=836】
50%


25% 19.4
12.6 12.4 9.0 8.7 5.3 5.3 4.7
0.1
0%
日本 投資 外国 外貨 仮想 金 日本 外国 投資用 REIT その他
株式 信託 株式 (FXを含む)
通貨 ・ 公社債 公社債 不動産
(ゴールド) 資産
(「REIT」
以外)
プラチナ (国債/
地方債
(国債/
地方債
・社債など) ・社債など)
n数
全体 836 55.5 54.1 19.4 12.6 12.4 9.0 8.7 5.3 5.3 4.7 0.1
性 男性 424 66.7 51.9 22.9 13.4 17.9 8.5 8.5 5.0 5.9 5.4 0.2
別 女性 412 43.9 56.3 15.8 11.7 6.8 9.5 9.0 5.6 4.6 3.9 -
20代 169 38.5 47.9 22.5 16.0 11.8 10.7 6.5 4.1 5.9 3.0 0.6
年 30代 176 49.4 58.5 20.5 15.3 13.6 7.4 6.3 6.3 6.8 3.4 -
代 40代 167 57.5 52.7 22.2 13.2 15.0 10.8 4.2 2.4 2.4 4.8 -
別 50代 172 61.0 57.0 20.3 8.7 14.0 5.8 12.2 8.1 5.8 5.2 -
60代・70代 152 73.0 53.9 10.5 9.2 7.2 10.5 15.1 5.3 5.3 7.2 -
■全体比+10pt以上/■全体比+5pt以上/■全体比-5pt以下/■全体比-10pt以下 (%)




- 3 -
◆投資家の“ポイント投資”利用率は 46%、30 代投資家では 56%


投資サービスの利用状況について質問しました。


投資家(836 名)に、共通ポイントなどで投資できる「ポイント投資」、買い物のおつりを自動で積み立て投資してくれ
る「おつり投資」、ロボットが資産運用を代行してくれる「ロボアドバイザー投資」、好きなテーマを選ぶと最適な銘柄を自
動で選択してくれる「テーマ型投資」、ネット上でお金を借りたい企業を仲介してもらい投資できる「ソーシャルレンディング
投資」の 5 つのサービスを提示し利用状況を聞いたところ、それぞれのサービスの利用率は、「ポイント投資」では 45.9%、
「おつり投資」では 8.0%、「ロボアドバイザー投資」では 6.9%、「テーマ型投資」では 7.7%、「ソーシャルレンディング投
資」では 3.5%となりました。
年代別にみると、「ポイント投資」「テーマ型投資」では 30 代(順に 55.7%、13.1%)が最も利用率が高くなり、「おつ
り投資」「ロボアドバイザー投資」「ソーシャルレンディング投資」では 20 代(順に 13.6%、12.4%、6.5%)が最も利用率
が高くなりました。 [図 6]


[図 6]
◆投資サービスの利用率 [各単一回答形式] 対象:投資家
60%
全体【n=836】 20代【n=169】 30代【n=176】
55.7
54.4




40代【n=167】 50代【n=172】 60代・70代【n=152】
49.7
47.7
45.9




40%




20%
19.1


13.6




13.1
11.4




12.4




12.4
8.0



7.2
5.2
2.0
6.9

7.4
6.0
5.8
2.6
7.7



5.4
3.5
3.3
3.5
6.5
5.7
2.4
2.3
0.0
0%
ポイント おつり ロボアドバイザー テーマ型 ソーシャル
投資 投資 投資 投資 レンディング投資



過去の調査結果と比較すると、「ロボアドバイザー投資」の利用率は 2022 年 10.3%→2023 年 6.9%と 3.4 ポイン
ト下降しました。 [図 7]


[図 7]
◆投資サービスの利用率 [各単一回答形式] 対象:投資家
60%
48.1 2019年【n=790】 2020年【n=805】 2021年【n=862】
45.9
39.9 2022年【n=822】 2023年【n=836】
40%
33.7
27.3

20%
8.4 8.0 8.5 9.2 8.810.36.9 8.3 7.7
5.3 5.8 6.0 5.7 6.7 6.6 5.1 4.5 4.5 3.9 3.5

0%
ポイント おつり ロボアドバイザー テーマ型 ソーシャル
投資 投資 投資 投資 レンディング投資




- 4 -
◆「ESG 投資に前向き」投資家の 37%、20 代男性投資家では 56%


ESG 投資について質問しました。


投資家(836 名)に、ESG 投資(環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行う投資サービス)を
しているか聞いたところ、「している」が 6.1%、「していないが、したいと思う」が 31.0%で、合計した『前向き』は 37.1%と
なりました。
性年代別にみると、ESG 投資に前向きな人の割合は、男性では 20 代(56.0%)が最も高くなり、女性でも 20 代
40.0%、30 代 36.4%と若年層で高い傾向がみられました。 [図 8]


[図 8]
◆ESG投資(環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行う投資サービス)をしているか
[単一回答形式] 対象:投資家
前向き
0% 25% 50% 75% 100% (計)
全体【n=836】 6.1 31.0 62.9 37.1
20代男性【n=84】 15.5 40.5 44.0 56.0
30代男性【n=88】 4.5 38.6 56.8 43.2
40代男性【n=86】 3.5 25.6 70.9 29.1
50代男性【n=89】 5.6 25.8 68.5 31.5
性 60代・70代男性【n=77】 5.2 44.2 50.6
年 49.4
代 20代女性【n=85】 9.4 30.6 60.0
別 40.0
30代女性【n=88】 11.4 25.0 63.6 36.4
40代女性【n=81】 2.5 27.2 70.4 29.6
50代女性【n=83】 1.2 26.5 72.3 27.7
60代・70代女性【n=75】 1.3 26.7 72.0 28.0

している していないが、したいと思う したいと思わない




- 5 -
◆「生成 AI 関連銘柄に投資したい」投資家の 46%、「メタバース関連銘柄に投資したい」投資家の 39%


生成 AI(対話型 AI)関連銘柄やメタバース(仮想空間)関連銘柄への投資、生成 AI(対話型 AI)を活用した情報
収集、メタバース(仮想空間)内での投資活動について質問しました。


投資家(836 名)に、生成 AI(対話型 AI)関連銘柄に投資したいか聞いたところ、「非常に投資したいと思う」は
10.0%、「どちらかといえば投資したいと思う」は 35.8%で、合計した『投資したいと思う』は 45.8%、「全く投資したいと
思わない」は 23.2%、「どちらかといえば投資したいと思わない」は 31.0%で、合計した『投資したいと思わない』は
54.2%となりました。
性年代別にみると、『投資したいと思う』は 60 代・70 代男性(54.5%)が最も高くなりました。 [図 9]
[図 9]
◆生成AI(対話型AI)関連銘柄に投資したいか [単一回答形式] 投資 投資
対象:投資家 したいと したいと
思う 思わない
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)
全体【n=836】 10.0 35.8 31.0 23.2 45.8 54.2
20代男性【n=84】 17.9 34.5 28.6 19.0 52.4 47.6
30代男性【n=88】 14.8 36.4 29.5 19.3 51.1 48.9
40代男性【n=86】 14.0 34.9 27.9 23.3 48.8 51.2
50代男性【n=89】 10.1 37.1 28.1 24.7 47.2 52.8

年 60代・70代男性【n=77】 3.9 50.6 32.5 13.0 54.5 45.5
代 20代女性【n=85】 10.6 36.5 27.1 25.9 47.1 52.9

30代女性【n=88】 11.4 33.0 34.1 21.6 44.3 55.7
40代女性【n=81】 7.4 34.6 35.8 22.2 42.0 58.0
50代女性【n=83】 4.8 32.5 32.5 30.1 37.3 62.7
60代・70代女性【n=75】 4.0 28.0 34.7 33.3 32.0 68.0
非常に投資したいと思う どちらかといえば投資したいと思う
どちらかといえば投資したいと思わない 全く投資したいと思わない


メタバース(仮想空間)関連銘柄に投資したいか聞いたところ、『投資したいと思う』は 39.4%、『投資したいと思わな
い』は 60.6%となりました。
性年代別にみると、20 代男性では『投資したいと思う』(52.4%)が半数を超えました。 [図 10]
[図 10]
◆メタバース(仮想空間)関連銘柄に投資したいか [単一回答形式] 投資 投資
対象:投資家 したいと したいと
思う 思わない
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)
全体【n=836】 9.0 30.4 35.4 25.2 39.4 60.6
20代男性【n=84】 17.9 34.5 27.4 20.2 52.4 47.6
30代男性【n=88】 13.6 29.5 40.9 15.9 43.2 56.8
40代男性【n=86】 10.5 25.6 36.0 27.9 36.0 64.0
50代男性【n=89】 11.2 32.6 28.1 28.1 43.8 56.2

年 60代・70代男性【n=77】 5.2 39.0 39.0 16.9 44.2 55.8
代 20代女性【n=85】 8.2 40.0 29.4 22.4 48.2 51.8

30代女性【n=88】 8.0 27.3 38.6 26.1 35.2 64.8
40代女性【n=81】 7.4 24.7 45.7 22.2 32.1 67.9
50代女性【n=83】 2.4 32.5 33.7 31.3 34.9 65.1
60代・70代女性【n=75】 4.0 17.3 36.0 42.7 21.3 78.7
非常に投資したいと思う どちらかといえば投資したいと思う
どちらかといえば投資したいと思わない 全く投資したいと思わない




- 6 -
◆「生成 AI を投資活動のための情報収集で活用したい」20 代男性投資家の 63%
◆「メタバース内で投資活動を行いたい」20 代男性投資家の 55%


生成 AI(対話型 AI)を投資活動のための情報収集で活用したいか聞いたところ、「非常に活用したいと思う」は
11.4%、「どちらかといえば活用したいと思う」は 36.0%で、合計した『活用したいと思う』は 47.4%となりました。
性年代別にみると、『活用したいと思う』と回答した人の割合は、男女とも 20 代(20 代男性 63.1%、20 代女性
54.1%)が最も高くなりました。 [図 11]
[図 11]
◆生成AI(対話型AI)を投資活動のための情報収集で活用したいか [単一回答形式] 活用 活用
対象:投資家 したいと したいと
思う 思わない
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)
全体【n=836】 11.4 36.0 29.3 23.3 47.4 52.6
20代男性【n=84】 20.2 42.9 19.0 17.9 63.1 36.9
30代男性【n=88】 13.6 38.6 29.5 18.2 52.3 47.7
40代男性【n=86】 15.1 33.7 25.6 25.6 48.8 51.2
50代男性【n=89】 12.4 34.8 28.1 24.7 47.2 52.8

年 60代・70代男性【n=77】 7.8 44.2 32.5 15.6 51.9 48.1
代 20代女性【n=85】 14.1 40.0 25.9 20.0 54.1 45.9

30代女性【n=88】 12.5 34.1 31.8 21.6 46.6 53.4
40代女性【n=81】 7.4 33.3 40.7 18.5 40.7 59.3
50代女性【n=83】 4.8 32.5 32.5 30.1 37.3 62.7
60代・70代女性【n=75】 4.0 25.3 28.0 42.7 29.3 70.7
非常に活用したいと思う どちらかといえば活用したいと思う
どちらかといえば活用したいと思わない 全く活用したいと思わない


メタバース(仮想空間)内で投資活動(メタバース内における不動産投資やアイテム投資など)を行いたいか聞いたと
ころ、「非常に行いたいと思う」は 9.6%、「どちらかといえば行いたいと思う」は 26.9%で、合計した『行いたいと思う』は
36.5%でした。
性年代別にみると、『行いたいと思う』と回答した人の割合は、20 代男性(54.8%)では半数以上となりました。20 代
男性投資家には、仮想空間での投資活動に前向きな人が多いようです。 [図 12]
[図 12]
◆メタバース(仮想空間)内で投資活動(メタバース内における不動産投資やアイテム投資など)を行いたいか 行い 行い
[単一回答形式] 対象:投資家 たいと たいと
思う 思わない
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)
全体【n=836】 9.6 26.9 32.5 31.0 36.5 63.5
20代男性【n=84】 21.4 33.3 17.9 27.4 54.8 45.2
30代男性【n=88】 12.5 34.1 27.3 26.1 46.6 53.4
40代男性【n=86】 8.1 33.7 23.3 34.9 41.9 58.1
50代男性【n=89】 11.2 23.6 37.1 28.1 34.8 65.2

年 60代・70代男性【n=77】 5.2 26.0 40.3 28.6 31.2 68.8
代 20代女性【n=85】 10.6 30.6 35.3 23.5 41.2 58.8

30代女性【n=88】 14.8 22.7 30.7 31.8 37.5 62.5
40代女性【n=81】 4.9 23.5 42.0 29.6 28.4 71.6
50代女性【n=83】 3.6 22.9 39.8 33.7 26.5 73.5
60代・70代女性【n=75】 1.3 17.3 33.3 48.0 18.7 81.3
非常に行いたいと思う どちらかといえば行いたいと思う
どちらかといえば行いたいと思わない 全く行いたいと思わない




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▼2023 年の振り返り
◆2023 年の“日本株式市場を表す漢字” 1 位「高」2 位「上」


株式投資家(518 名)に、2023 年の日本株式市場を表す漢字 1 文字を聞いたところ、1 位「高」(34 名)、2 位
「上」(31 名)、3 位「乱」(30 名)、4 位「戦」(26 名)、5 位「安」(23 名)となりました。
それぞれの漢字を選んだ理由をみると、「高」では『日経平均株価が高いから』や『全てが高騰しているから』、「上」で
は『株価が上昇したから』や『値上げにより振り回されたから』、「乱」では『乱高下が頻発したから』、「戦」では『戦争によ
り不足する生活物資の影響があるから』といった回答がありました。
昨年の調査結果と比較すると、2022 年は円安を象徴する「安」や「円」が上位となっていたほか、「下」「落」といった
ネガティブな漢字が TOP10 入りしていましたが、2023 年は「高」が 1 位となり、「上」「昇」「増」が TOP10 入りしまし
た。株高や止まらない物価上昇が印象的だったという感想を持つ人が多いようです。 [図 13][図 14]


[図 13] [図 14]

◆2023年の日本株式市場を表す漢字1文字 ≪2022年の調査結果≫
[自由回答形式] ◆2022年の日本株式市場を表す漢字1文字
対象:株式投資家【n=518】 ※上位10位までを抜粋 [自由回答形式]
対象:株式投資家【n=517】 ※上位10位までを抜粋
順位 漢字 選んだ理由 順位 漢字 選んだ理由
(名) 1文字 (一部抜粋) (名) 1文字 (一部抜粋)
日経平均株価が高いから 株安、円安の1年だったから
1位 高 全てが高騰しているから 1位 安 円安が象徴的だったから
(34名) (71名)
色々なものが値上がりして高くなったから 株価や円が安くなり、日本経済が低迷しているから
2位 株価が上昇したから 2位 乱高下が激しかったから
(31名)
上 (50名)

値上げにより振り回されたから 市場が安定していないから
3位 乱高下が頻発したから 3位 歴史的な円安だったから
(30名)
乱 (23名)

波乱な気がするから 円安で明暗が分かれた企業が多かったから
4位 世界で戦争が起きているから 4位 高 物価やドルの価値が上がった年だったから

(26名) 戦争により不足する生活物資の影響があるから (各20名) 戦 戦争の状況に左右されたと思うから
5位 安 円安で経済状態が不安だから 6位 下 株価が下がったから
(23名) (17名)

6位 金 金が最高値になっているから 7位 迷 混沌としていたから
(19名) (15名)
7位 昇 株価が上昇しているから 8位 変 変動が激しかったから
(15名) (14名)
8位 増 色々なことが増加に転じたから 9位 落 円の下落が止まらなかったから
(各14名) 迷 株価が迷走しているから (12名)
10位 変 変動が大きかったから 10位 荒 かなり荒れた市場だったと感じたから
(12名) (11名)




- 8 -
◆「2023 年の投資損益はプラス着地」投資家の 56%が予想、昨年比 12 ポイント上昇


投資家(836 名)に、今年 1 年の投資の損益着地予想を聞いたところ、「大幅にプラス着地」は 9.6%、「ややプラス
着地」は 46.5%で、合計した『プラス着地』は 56.1%、「大幅にマイナス着地」は 4.5%、「ややマイナス着地」は 10.6%
で、合計した『マイナス着地』は 15.2%と、プラス着地を予想する人が半数を超えました。
昨年の調査結果と比較すると、『プラス着地』と回答した人の割合は、2022 年 43.8%→2023 年 56.1%と、12.3
ポイント上昇しました。 [図 15]


[図 15]
≪経年比較≫
◆今年1年の投資の損益着地予想 [単一回答形式] 対象:投資家 プラス マイナス
着地 着地
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)
2023年【n=836】 9.6 46.5 28.7 10.6 56.1 15.2
4.5
2022年【n=822】 4.0 39.8 25.2 20.4 10.6 43.8 31.0
2021年【n=862】 7.9 44.9 28.7 13.0 5.6 52.8 18.6
2020年【n=805】 6.3 36.6 26.0 17.8 13.3 43.0 31.1
2019年【n=790】 4.4 39.5 35.2 15.3 5.6 43.9 20.9
2018年【n=791】 3.7 30.3 31.0 20.9 14.2 34.0 35.0
2017年【n=799】 9.4 52.6 27.2 7.8 62.0 10.9
3.1
2016年【n=788】 2.0 25.4 27.0 29.3 16.2 27.4 45.5
大幅にプラス着地 ややプラス着地
プラスマイナスゼロ着地 ややマイナス着地
大幅にマイナス着地




年代別にみると、『マイナス着地』と回答した人の割合は、60 代・70 代では 23.0%と、他の年代と比べて高くなりまし
た。 [図 16]


[図 16]
◆今年1年の投資の損益着地予想 [単一回答形式] 対象:投資家 プラス マイナス
着地 着地
0% 25% 50% 75% 100%
(計) (計)
10.6
全体【n=836】 9.6 46.5 28.7 56.1 15.2
4.5
20代 11.2
13.6 43.2 28.4 56.8 14.8
【n=169】 3.6
30代 6.8
11.4 46.6 30.7 58.0 11.4
【n=176】 4.5
年 40代
代 11.4
9.0 48.5 27.5 57.5 15.0
別 【n=167】 3.6
50代
7.6 44.2 35.5 8.7 4.1 51.7 12.8
【n=172】
60代・70代
5.9 50.7 20.4 15.8 7.2 56.6 23.0
【n=152】
大幅にプラス着地 ややプラス着地
プラスマイナスゼロ着地 ややマイナス着地
大幅にマイナス着地




- 9 -
◆投資損益プラス着地予想者の勝因 1 位「円安・ドル高」2 位「株価上昇・株高」「長期保有・長期投資」
◆投資損益マイナス着地予想者の敗因 1 位「円安・ドル高」2 位「株価下落・株安」


今年 1 年の投資の損益着地予想が『プラス着地』の人には勝因を、『マイナス着地』の人には敗因を聞きました。


プラス着地と予想した投資家(469 名)に勝因を一言で表してもらったところ、1 位「円安・ドル高」(27 名)、2 位「株
価上昇・株高」「長期保有・長期投資」(いずれも 24 名)となりました。円安・ドル高基調や、好調な株式相場が後押
しとなったと実感している人が多いようです。
マイナス着地と予想した投資家(127 名)に敗因を一言で表してもらったところ、1 位「円安・ドル高」(10 名)、2 位
「株価下落・株安」(9 名)、3 位「予想外れ・戦略ミス」(8 名)となりました。「円安・ドル高」はプラス着地の勝因でも 1
位となっていますが、投資先や投資方法によって明暗が分かれたと考えられます。 [図 17]


[図 17]
◆今年(2023年)の投資の損益をプラス着地/マイナス着地と予想する要因 [各自由回答形式]
対象:プラス着地を予想する投資家【n=469】/マイナス着地を予想する投資家【n=127】
※それぞれ上位10位までを抜粋

プラス着地の要因(勝因) マイナス着地の要因(敗因)
順位 回答 名 順位 回答 名
1位 円安・ドル高 27 1位 円安・ドル高 10
株価上昇・株高 24 2位 株価下落・株安 9
2位
長期保有・長期投資 24 3位 予想外れ・戦略ミス 8
4位 コツコツ・継続投資 18 損切りの判断ミス 5
4位
5位 ローリスク・堅実な投資 16 銘柄の選択ミス 5
運・偶然 14 高値づかみ 4
6位
銘柄選び・セクター選び 14 戦争 4
6位
8位 海外投資 13 勉強不足・知識不足 4
忍耐・我慢 10 放置・動かなかった 4
9位
分散投資 10 10位 国際情勢の影響 3




- 10 -
◆投資家が選ぶ今年の経済分野の流行語 2 位「生成 AI/ChatGPT」、1 位は?
◆投資家が積極的に投資を進めるきっかけとなったニュース 1 位は「円安・ドル高」


投資家(836 名)に、今年(2023 年)の経済分野の流行語(トレンドワードや新興の分野、技術、産業など)だと思
うものを聞いたところ、1 位「AI(人工知能)」(101 名)、2 位「生成 AI/ChatGPT」(84 名)、3 位「新 NISA/NISA
/つみたて NISA」(54 名)、4 位「円安」(41 名)、5 位「物価高/物価上昇」(19 名)となりました。 [図 18]


[図 18]
◆今年(2023年)の経済分野の流行語(トレンドワードや新興の分野、技術、産業など)
だと思うもの [自由回答形式]
対象:投資家【n=836】 ※上位10位までを抜粋

順位 回答 名
1位 AI(人工知能) 101
2位 生成AI/ChatGPT 84
3位 新NISA/NISA/つみたてNISA 54
4位 円安 41
5位 物価高/物価上昇 19
6位 半導体 17
7位 増税 15
8位 メタバース 11
9位 EV/電気自動車 8
インボイス制度 7
10位
オーバーツーリズム 7




今年、積極的に投資を進めようと思うきっかけとなったニュースを聞いたところ、1 位「円安・ドル高」(139 名)、2 位
「新 NISA・NISA・つみたて NISA 関連」(109 名)、3 位「物価高・物価上昇」(97 名)、4 位「増税関連」(42 名)、
5 位「ロシア・ウクライナ情勢」(37 名)となりました。円安・ドル高を投資活動の好機と捉えた人が多いのではないでしょ
うか。また、2024 年に制度改正が行われる NISA 関連のニュースも上位となりました。 [図 19]


[図 19]
◆2023年、積極的に投資を進めようと思うきっかけとなったニュース
[自由回答形式]
対象:投資家【n=836】 ※上位10位までを抜粋

順位 回答 名
1位 円安・ドル高 139
2位 新NISA・NISA・つみたてNISA関連 109
3位 物価高・物価上昇 97
4位 増税関連 42
5位 ロシア・ウクライナ情勢 37
6位 株価上昇・株高 29
7位 老後2000万円問題・老後資金関連 28
8位 年金関連 27
9位 戦争 24
10位 イスラエル・パレスチナ情勢 23




- 11 -
▼2024 年以降の展望
◆投資経験者が来年以降の日本経済成長のために必要だと思うこと 1 位「持続的な賃金上昇」


来年(2024 年)以降の日本経済や市場について、投資経験者はどのような展望を持っているのでしょうか。


全回答者(1,000 名)に、来年以降の日本経済の成長のために必要だと思うことを聞いたところ、「持続的な賃金上
昇」(33.2%)が最も高くなり、次いで、「物価高騰の抑制」(32.4%)、「過度な円安の是正」(31.4%)、「ウクライナ情
勢の解決」(29.4%)、「少子化対策の推進」(28.1%)となりました。日本経済の成長のために、賃上げや物価高への
対応が急務であると感じている人が多いようです。
男女別にみると、「AI・ロボットの普及」(男性 24.8%、女性 17.4%)は、女性と比べて男性のほうが 7.4 ポイント高く
なりました。
年代別にみると、20 代と 30 代では「物価高騰の抑制」(順に 29.5%、31.0%)、50 代では「ウクライナ情勢の解決」
(35.0%)、60 代・70 代では「過度な円安の是正」(51.0%)が 1 位でした。 [図 20]


[図 20]
◆来年以降の日本経済の成長のために必要だと思うこと [複数回答形式] ※上位10位までを抜粋
50%

33.2 全体【n=1000】
32.4 31.4 29.4 28.1 27.7
23.2 21.1
25% 20.0 19.7




0%
持続的な 物価 過度な ウク 少子化 原油 新しい AI・ 減税策の 中東情勢
賃金上昇 高騰の 円安の ライナ 対策の 価格の 働き方 ロボットの 推進 の解決
(副業・兼業や
抑制 是正 情勢の 推進 適正化 テレワークなど)
普及
解決 の定着
n数
全体 1000 33.2 32.4 31.4 29.4 28.1 27.7 23.2 21.1 20.0 19.7
性 男性 500 33.6 31.2 30.8 28.6 28.8 30.2 21.2 24.8 20.2 19.8
別 女性 500 32.8 33.6 32.0 30.2 27.4 25.2 25.2 17.4 19.8 19.6
20代 200 26.0 29.5 22.0 14.5 27.0 21.5 26.5 16.5 16.5 8.0
年 30代 200 29.5 31.0 28.0 25.0 28.0 23.5 22.5 20.5 19.0 16.5
代 40代 200 37.5 33.5 28.5 26.0 28.0 26.5 29.5 24.0 24.5 14.0
別 50代 200 34.5 27.5 27.5 35.0 25.0 28.5 20.0 21.0 21.0 21.5
60代・70代 200 38.5 40.5 51.0 46.5 32.5 38.5 17.5 23.5 19.0 38.5
■全体比+10pt以上/■全体比+5pt以上/■全体比-5pt以下/■全体比-10pt以下 (%)




- 12 -
◆今後、長期的に成長の期待が持てそうだと感じる市場 1 位「知能化技術」2 位「先進医療」


次に、“今後、長期的に成長の期待が持てそうだ”と感じる市場(産業)を聞いたところ、「知能化技術(AI・自動運
転車など)」(33.7%)が最も高くなりました。急速に技術革新が進む AI 関連市場に期待する人が多いようです。次い
で高くなったのは、「先進医療(再生医療・遺伝子治療など)」(26.9%)、「環境エネルギー(水素燃料など)」
(26.1%)、「ロボット工学(家庭用・産業用ロボットやドローンなど)」(25.6%)、「情報・通信技術(IT/ICT)」(19.8%)
でした。
年代別にみると、60 代・70 代では「先進医療(再生医療・遺伝子治療など)」(38.5%)と「ロボット工学(家庭用・
産業用ロボットやドローンなど)」(38.0%)が全体と比べて 10 ポイント以上高くなりました。 [図 21]


[図 21]
◆“今後、長期的に成長の期待が持てそうだ”と感じる市場(産業) [複数回答形式] ※上位10位までを抜粋
50%
全体【n=1000】
33.7
26.9 26.1 25.6
25% 19.8 19.1 18.5 16.7 16.4 16.4




0%
知能化 先進医療 環境 ロボット 情報・ 観光 高齢者 バイオ・ 新素材 アニメ・
技術 (再生医療・
遺伝子治療
エネル 工学 通信技術 (インバウンド
市場など)
向け 創薬 (ナノファイバー・
グラフェンなど)
マンガ
(AI・自動運転車 (家庭用・ (IT/ICT)
など)
など) ギー 産業用
サービス
(水素燃料など) (介護・医療・
ロボットや
生活関連など)
n数 ドローンなど)

全体 1000 33.7 26.9 26.1 25.6 19.8 19.1 18.5 16.7 16.4 16.4
20代 200 23.5 23.5 17.0 19.0 16.5 17.0 16.5 14.0 9.0 20.0
年 30代 200 36.0 22.5 24.5 21.5 18.0 19.5 13.0 12.0 19.5 21.0
代 40代 200 35.0 27.5 27.0 24.5 19.5 18.5 17.5 17.5 16.0 17.0
別 50代 200 35.0 22.5 26.5 25.0 17.0 22.0 20.0 16.0 13.5 12.5
60代・70代 200 39.0 38.5 35.5 38.0 28.0 18.5 25.5 24.0 24.0 11.5
■全体比+10pt以上/■全体比+5pt以上/■全体比-5pt以下/■全体比-10pt以下 (%)




- 13 -
◆「新 NISA の“つみたて投資枠”を活用したい」投資経験者の 74%、30 代女性では 86%
◆「新 NISA の“成長投資枠”を活用したい」投資経験者の 71%、40 代男性では 80%
◆「新 NISA の開始は日本株式市場にプラスの影響を与えると思う」投資経験者の 73%


2024 年に NISA 制度が変更され、新しい NISA がスタートします。
新 NISA では、年間の投資枠が拡大され、投資商品の非課税期間が無期限になります。また、現行の制度ではつ
みたて NISA と一般 NISA の併用ができませんでしたが、新 NISA では“つみたて投資枠”と、“成長投資枠”が設けら
れ、併用が可能となります。


全回答者(1,000 名)に、新 NISA の“つみたて投資枠”(※)を活用したいか聞いたところ、「非常に活用したいと思
う」は 34.3%、「やや活用したいと思う」は 39.5%で、合計した『活用したいと思う』は 73.8%、「全く活用したいと思わな
い」は 9.7%、「あまり活用したいと思わない」は 16.5%で、合計した『活用したいと思わない』は 26.2%でした。投資経
験者の大多数が、新しい NISA の“つみたて投資枠”を活用したいと考えていることが明らかになりました。
性年代別にみると、『活用したいと思う』と回答した人の割合は、30 代女性(86.0%)が最も高くなり、20 代男性
(84.0%)、30 代男性(81.0%)が続きました。 [図 22]


※「対象商品は長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」と提示して聴取。


[図 22]
◆新NISAの“つみたて投資枠”を活用したいか [単一回答形式] 活用 活用
したいと したいと
思う 思わない
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)
全体【n=1000】 34.3 39.5 16.5 9.7 73.8 26.2
20代男性【n=100】 50.0 34.0 12.0 4.0 84.0 16.0
30代男性【n=100】 42.0 39.0 15.0 4.0 81.0 19.0
40代男性【n=100】 34.0 42.0 18.0 6.0 76.0 24.0
50代男性【n=100】 32.0 37.0 12.0 19.0 69.0 31.0

年 60代・70代男性【n=100】 18.0 40.0 23.0 19.0 58.0 42.0
代 20代女性【n=100】 36.0 40.0 16.0 8.0
別 76.0 24.0
30代女性【n=100】 45.0 41.0 12.0 86.0 14.0
2.0
40代女性【n=100】 45.0 32.0 13.0 10.0 77.0 23.0
50代女性【n=100】 26.0 50.0 14.0 10.0 76.0 24.0
60代・70代女性【n=100】 15.0 40.0 30.0 15.0 55.0 45.0
非常に活用したいと思う やや活用したいと思う
あまり活用したいと思わない 全く活用したいと思わない




- 14 -
次に、新 NISA の“成長投資枠”(※)を活用したいか聞いたところ、『活用したいと思う』は 71.1%となりました。つみた
て投資枠よりも投資対象商品が多い成長投資枠についても、活用を希望する人が多数派となりました。
性年代別にみると、『活用したいと思う』と回答した人の割合は、40 代男性(80.0%)が最も高くなり、30 代男性と
30 代女性(いずれも 78.0%)が続きました。 [図 23]


※「対象商品は上場株式・投資信託等」と提示して聴取。


[図 23]
◆新NISAの“成長投資枠”を活用したいか [単一回答形式] 活用 活用
したいと したいと
思う 思わない
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)
全体【n=1000】 28.0 43.1 19.9 9.0 71.1 28.9
20代男性【n=100】 31.0 43.0 21.0 5.0 74.0 26.0
30代男性【n=100】 35.0 43.0 17.0 5.0 78.0 22.0
40代男性【n=100】 36.0 44.0 15.0 5.0 80.0 20.0
50代男性【n=100】 33.0 38.0 13.0 16.0 71.0 29.0

年 60代・70代男性【n=100】 23.0 41.0 22.0 14.0 64.0 36.0
代 20代女性【n=100】 27.0 40.0 23.0 10.0 67.0 33.0

30代女性【n=100】 29.0 49.0 21.0 1.0 78.0 22.0
40代女性【n=100】 32.0 43.0 14.0 11.0 75.0 25.0
50代女性【n=100】 14.0 55.0 22.0 9.0 69.0 31.0
60代・70代女性【n=100】 20.0 35.0 31.0 14.0 55.0 45.0
非常に活用したいと思う やや活用したいと思う
あまり活用したいと思わない 全く活用したいと思わない




新 NISA の開始は日本株式市場にプラスの影響を与えると思うか聞いたところ、「非常にそう思う」は 24.2%、「ややそ
う思う」は 48.9%で、合計した『そう思う』は 73.1%、「全くそう思わない」は 7.5%、「あまりそう思わない」は 19.4%で、合
計した『そう思わない』は 26.9%となりました。NISA の拡充・恒久化は日本株式市場へ好影響を与えるという見通しを
持つ人が大半を占めました。
年代別にみると、『そう思う』と回答した人の割合は、30 代(79.5%)が最も高くなりました。 [図 24]


[図 24]
◆新NISAの開始は日本株式市場にプラスの影響を与えると思うか [単一回答形式]
そう
そう思う
思わない
0% 25% 50% 75% 100% (計)
(計)
全体【n=1000】 24.2 48.9 19.4 7.5 73.1 26.9
20代【n=200】 36.0 37.0 20.5 6.5 73.0 27.0
30代【n=200】 26.5 53.0 18.0 2.5 79.5 20.5

代 40代【n=200】 26.0 50.5 16.5 7.0 76.5 23.5

50代【n=200】 15.0 55.5 17.5 12.0 70.5 29.5
60代・70代【n=200】 17.5 48.5 24.5 9.5 66.0 34.0

非常にそう思う ややそう思う
あまりそう思わない 全くそう思わない




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◆株式投資家の予想 2024 年の“日本株式市場を表す漢字”は? TOP3 は「上」「安」「迷」


株式投資家(518 名)に、来年(2024 年)の日本株式市場を表す漢字 1 文字を聞いたところ、1 位「上」(39 名)、
2 位「安」(28 名)、3 位「迷」(19 名)、4 位「高」(18 名)、5 位「新」(17 名)となりました。
それぞれの漢字を選んだ理由をみると、「上」では『株価が上がり、景気が回復してほしいから』や『市場が上向きにな
ると思うから』、「安」では『円安が継続しそうだから』や『世界情勢の安定が重要だから』、「迷」では『株価が迷走しそうだ
から』や『低迷し伸びる感じがしないから』、「高」では『株高に期待しているから』、「新」では『新 NISA が始まるから』とい
った回答がありました。株高や世界情勢の安定に対する期待、円安予想を反映した漢字が上位となりました。 [図 25]


[図 25]
◆来年(2024年)の日本株式市場を表す漢字1文字
[自由回答形式]
対象:株式投資家【n=518】 ※上位10位までを抜粋
順位 漢字 選んだ理由
(名) 1文字 (一部抜粋)
株価が上がり、景気が回復してほしいから
1位 上 市場が上向きになると思うから
(39名)
上昇ムードだから
円安が継続しそうだから
2位 安 世界情勢の安定が重要だから
(28名)
安心、安定といった願いを込めて
3位 株価が迷走しそうだから
(19名)

低迷し伸びる感じがしないから
4位 高 株高に期待しているから
(18名)

5位 新 新NISAが始まるから
(17名)

6位 変 いろいろ変革がありそうだから
(16名)
7位 国際情勢の影響を大きく受けて
(14名)
乱 波乱の一年になりそうだから
金 市場にお金がたくさん集まると思うから
8位 平 戦争終結への期待を込めて
(各13名)
明 明るいニュースを期待しているから




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◆2024 年 12 月末の日経平均株価 株式投資家の予想は平均 31,869 円
日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合の予想は平均 36,210 円


最後に、今後の日経平均株価の予想について質問しました。


株式投資家(518 名)に、約 1 年後の 2024 年 12 月末の日経平均株価の予想を聞いたところ、「30,000 円~
35,000 円未満」(35.6%)に多くの回答が集まり、平均(「わからない」と回答した人を除いて算出)は 31,869 円となり
ました。
“日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合”という条件を加え て聞いたところ、
「35,000 円~40,000 円未満」(23.7%)や「40,000 円以上」(24.4%)に多くの回答が集まり、平均は 36,210 円と
なりました。条件を加えていない場合(31,869 円)と比べて 4,341 円高くなりました。 [図 26]
[図 26]
◆日経平均株価の予想 [各単一回答形式] 対象:株式投資家【n=518】

2024年12月末 2024年12月末(条件※を付加した場合)
※条件:日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合
50%
≪平均(「わからない」と回答した人を除いて算出)≫
・2024年12月末:31,869円
35.6
・2024年12月末(条件を付加した場合):36,210円

23.7 24.4 23.4
25%
18.7
16.2
13.5 14.0

7.4 6.4
3.7 4.4 3.3
1.5 1.9 1.9
0%
15,000円 15,000円~ 20,000円~ 25,000円~ 30,000円~ 35,000円~ 40,000円 わからない
未満 20,000円 25,000円 30,000円 35,000円 40,000円 以上
未満 未満 未満 未満 未満


また、約 10 年後の 2033 年 12 月末の日経平均株価の予想を聞いたところ「30,000 円~35,000 円未満」
(16.6%)や「35,000 円~40,000 円未満」(15.3%)、「40,000 円以上」(19.9%)などに回答が分かれ、平均は
34,934 円となりました。
“日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合”という条件を加え て聞いたところ、
「40,000 円以上」(25.6%)に多くの回答が集まり、平均は 37,095 円でした。 [図 27]
[図 27]
◆日経平均株価の予想 [各単一回答形式] 対象:株式投資家【n=518】

2033年12月末 2033年12月末(条件※を付加した場合)
※条件:日本企業が本来の実力を発揮し、株式市場で正当に評価された場合
50%
≪平均(「わからない」と回答した人を除いて算出)≫
・2033年12月末:34,934円
・2033年12月末(条件を付加した場合):37,095円 31.9
29.7
25.6
25%
19.9
16.6 15.3 13.8
14.4
11.2
8.5
3.7
1.9 1.4 1.7 2.1 2.1
0%
15,000円 15,000円~ 20,000円~ 25,000円~ 30,000円~ 35,000円~ 40,000円 わからない
未満 20,000円 25,000円 30,000円 35,000円 40,000円 以上
未満 未満 未満 未満 未満


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■■調査概要■■



◆調査タイトル :日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査2023

◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
全国の20歳~79歳の投資経験者
(日本株式、外国株式、公社債、投資信託などの
金融資産への投資経験がある人)

◆調査期間 :2023年11月6日~11月7日

◆調査方法 :インターネット調査

◆調査地域 :全国

◆有効回答数 :1,000サンプル

20代 30代 40代 50代 60代・70代 計

男性 100 100 100 100 100 500

女性 100 100 100 100 100 500


◆実施機関 :ネットエイジア株式会社




■■報道関係の皆様へ■■


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