【ソニー生命】女性の活躍に関する調査2016

2016 年 3 月 17 日


各位

ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社
(コード番号:8729 東証第一部)



本日、ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社の 100%子会社であるソニー生命保険株式
会社が下記プレスリリースを行いましたので、お知らせします。





ソニー生命保険株式会社 プレスリリース(添付)

女性の活躍に関する調査 2016
以上




【お問合せ先】
ソニー生命保険株式会社 広報部広報課 (電話:03-3475-8813)
2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

ソニー生命調べ/全国の 20 歳~69 歳の女性 1,000 名にアンケート
女性の活躍に関する調査 2016
働く女性の本音は「バリバリとキャリアは積んでいきたい、でも管理職はイヤ」!?
専業主婦の本音! 3 人に 1 人が「外に働きに行きたい」
経済分野で“活躍している女性”で思い浮かぶ有名人
1 位アパホテル社長「元谷芙美子さん」
女性の活躍推進は少子高齢化における労働力確保の切り札といわれており、女性の活躍推進に関する動きが、
今まで以上に活発になっています。そこで、女性の活躍を応援するソニー生命では、様々な場面でイキイキと活躍
する女性の意識と実態を明らかにするために、今年で 3 回目となる「女性の活躍に関する調査」を行いましたので、
お知らせいたします。

◆本調査結果の要約◆
■ POINT 1 【女性が実感している活躍シーン】(P.3-4)
⇒家事を時給換算すると?
「未就学児の育児・世話」は 1,315 円、「小学生以上の子どもの育児・世話」は 1,109 円
全回答者(1,000 名)に、毎日の家事や地域での貢献を時給に換算するといくらになると思うか聞いたところ、平
均額は、「(未就学児の)育児・世話」では 1,315 円、「(小学生以上の子どもの)育児・世話」では 1,109 円となり、
「食事の準備・後片付け」は 997 円、「掃除・洗濯」は 883 円、「お買い物」は 804 円、「地域社会での貢献」は 803
円となりました。経年で平均額をみると、育児・世話は上昇傾向が続いており、特に、「(小学生以上の子どもの)育
児・世話」では 2013 年 997 円→2015 年 1,069 円→2016 年 1,109 円と、昨年から 40 円の上昇となりました。育児や
子どもの世話に対する負担感は、年々上昇しているようです。

■ POINT 2 【女性の本音】(P.5-8)
⇒働く女性の本音は「バリバリとキャリアは積んでいきたい、でも管理職はイヤ」!?
有職女性(460 名)に、生活や仕事に関する内容を提示し、そう思うか、思わないか聞いたところ、キャリアに関
する内容では、「今後(も)、バリバリとキャリアを積んでいきたい」の同意率は 33.7%で、3 人に 1 人がバリキャリ志
向であるものの、「管理職への打診があれば、受けてみたい」の同意率は 18.7%で、管理職になりたいと思う女性
は 2 割に満たないという結果でした。『バリバリとキャリアは積んでいきたい、でも管理職はイヤ』という働く女性の
本音が浮き彫りになりました。女性管理職比率を上げるためには、女性が管理職になりたいと思えるような制度や
環境、管理職像が必要といえそうです。

⇒専業主婦の本音! 3 人に 1 人が「外に働きに行きたい」
専業主婦(414 名)に、生活や仕事に関する内容を提示し、そう思うか、思わないか聞きました。専業主婦の就業
願望についてみると、「本当は外に働きに行きたい」の同意率は 36.5%となり、3 人に 1 人の割合となりました。

■ POINT 3 【職業生活での女性の活躍促進】(P.9-11)
⇒女性の活躍のためには「長時間労働の是正」が必要 女性の約 4 人に 3 人
全回答者(1,000 名)に、仕事において女性が活躍するために、職場の改革や子育て・介護のサポート・分担に
ついて、どの程度必要だと思うか聞いたところ、必要だと思う人の割合(「非常に必要だと思う」と「やや必要だと思
う」の合計、以下同様)は、「職場男性の女性の活躍に対する意識改革」では 76.8%、「職場の長時間労働の是正」
では 73.7%、「女性リーダーに対する偏見の解消」では 72.2%となりました。

■ POINT 4 【活躍している女性として思い浮かぶ有名人】(P.12)
⇒経済分野で“活躍している女性”で思い浮かぶ有名人 1 位アパホテル社長「元谷芙美子さん」
最後に、全回答者(1,000 名)に、“活躍している女性”として思い浮かぶ有名人を聞きました。
経済分野の 1 位はアパホテル社長「元谷芙美子さん」、2 位は大塚家具社長「大塚久美子さん」、3 位は芸能事
務所タイタン社長「太田光代さん」と、女性社長が上位を占めました。





2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

女性の活躍に関する調査 2016

【女性が実感している活躍シーン】

「家庭」で女性がイキイキと活躍していると思う人は 4 割強
「職場」で女性がイキイキと活躍していると思う人は 4 割弱

家事を時給換算すると?
「未就学児の育児・世話」は 1,315 円、「小学生以上の子どもの育児・世話」は 1,109 円
「育児・世話」は上昇傾向、「小学生以上の子どもの育児・世話」では 40 円アップ

【女性の本音】

働く女性の本音は「バリバリとキャリアは積んでいきたい、でも管理職はイヤ」!?
専業主婦願望を持っている働く女性は 3 人に 1 人!
働く女性が専業主婦になりたい理由 トップは「仕事の人間関係で悩みたくない」
ワーママが専業主婦になりたい理由には「もっと家事や子育てをしたい」との思いも

専業主婦の本音! 3 人に 1 人が「外に働きに行きたい」
専業主婦が働きに出たい理由 「おこづかい」「社会とのつながり」「生活にハリ」

【職業生活での女性の活躍促進】

「女性の活躍促進は進んでいる」女性の 3 人に 1 人が同意

でも“女性課長職 15%”や“女性活躍推進法”には懐疑的!?
「女性課長職 15%は達成できる」や「女性活躍推進法に期待」の同意率は 2 割に満たず

女性の活躍のためには「長時間労働の是正」が必要 女性の約 4 人に 3 人
女性の活躍のためには子育て・介護のサポート・分担も必要!
「保育や介護支援の公的サービスの充実」が必要だと思う 子どもがいる女性の 8 割半

勤務先で実施されている女性の活躍支援
「短時間勤務制度」「長時間労働の是正」「女性採用比率の増加」


【活躍している女性として思い浮かぶ有名人】

スポーツ分野で“活躍している女性”として思い浮かぶ有名人 1 位「浅田真央さん」
経済分野で“活躍している女性”で思い浮かぶ有名人 1 位アパホテル社長「元谷芙美子さん」

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2016 年 2 月 5 日~2 月
6 日の 2 日間、全国の 20~69 歳の女性に対し、今年で 3 回目となる「女性の活躍に関する調査」
をインターネットリサーチで実施し、1,000 名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協
力会社:ネットエイジア株式会社)





2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

アンケート調査結果
◆「家庭」で女性がイキイキと活躍していると思う人は 4 割強
◆「職場」で女性がイキイキと活躍していると思う人は 4 割弱


今年の 4 月から「女性活躍推進法」が施行されるなど、女性の活躍推進が今まで以上に活発に
なっています。
そこで、全国の 20 歳~69 歳の女性 1,000 名(全回答者)に、日本では女性がどの程度“イキイ
キ”と活躍していると思うか、家庭や職場などの場面ごとに聞いたところ、イキイキと活躍している
と思う人の割合(「非常に」と「やや」の合計)は、「家庭」42.6%、「職場」37.2%、「地域社会」33.4%、
「ネットコミュニティ」35.2%となりました。いずれの場面においても活躍を実感している女性が、活躍
の実感がない女性を上まわっているようです。


経年で、イキイキと活躍していると思う人の割合をみると、昨年からは大きな変化はみられませ
んでしたが、今後、各場面において活躍を実感する女性が増えていくことが望まれます。 (図 1)


(図 1) 経年調査

◆日本では女性がどの程度“イキイキ”と活躍していると思うか [各単一回答] イキイキと
活躍していると
0% 25% 50% 75% 100% 思う(計)

家 2016年【n=1000】 7.1 35.5 37.6 15.9 3.9 42.6

庭 2015年【n=1000】 7.6 35.6 34.4 18.7 3.7 43.2

2013年【n=1000】 8.4 39.1 34.8 14.5 3.2 47.5

職 2016年【n=1000】 6.0 31.2 40.4 16.6 5.8 37.2

場 2015年【n=1000】 5.2 32.6 40.7 17.0 4.5 37.8

2013年【n=1000】 5.7 35.1 38.5 15.0 5.7 40.8
地 2016年【n=1000】 4.1 29.3 44.2 16.8 5.6 33.4

社 2015年【n=1000】 4.8 28.5 45.9 15.8 5.0 33.3

2013年【n=1000】 5.9 34.1 39.2 15.3 5.5 40.0
ネ 2016年【n=1000】 8.1 27.1 46.8 11.4 6.6 35.2


コ 2015年【n=1000】 8.1 30.0 45.5 10.2 6.2 38.1



テ 2013年【n=1000】 6.9 30.8 44.8 10.6 6.9 37.7

非常にイキイキと活躍していると思う ややイキイキと活躍していると思う
どちらともいえない あまりイキイキと活躍していると思わない
全くイキイキと活躍していると思わない





2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆家事を時給換算すると?
「未就学児の育児・世話」は 1,315 円、「小学生以上の子どもの育児・世話」は 1,109 円
◆「育児・世話」は上昇傾向、「小学生以上の子どもの育児・世話」では 40 円アップ


次に、家事や地域社会での貢献を時給に換算してもらいました。
全回答者(1,000 名)に、毎日の家事や地域での貢献を時給に換算するといくらになると思うか
聞いたところ、平均額は、「(未就学児の)育児・世話」では 1,315 円、「(小学生以上の子どもの)育
児・世話」では 1,109 円となり、「食事の準備・後片付け」は 997 円、「掃除・洗濯」は 883 円、「お買
い物」は 804 円、「地域社会での貢献」は 803 円となりました。


経年で平均額をみると、育児・世話は上昇傾向が続いており、特に、「(小学生以上の子ども
の)育児・世話」では 2013 年 997 円→2015 年 1,069 円→2016 年 1,109 円と、昨年から 40 円の上
昇となりました。育児や子どもの世話に対する負担感は、年々上昇しているようです。
他方、「食事の準備・後片付け」(2015 年 999 円→2016 年 997 円)や「掃除・洗濯」(2015 年 899
円→2016 年 883 円)、「お買い物」(2015 年 814 円→2016 年 804 円)といった家事に関する項目
は、2013 年→2015 年では上昇傾向がみられましたが、2015 年→2016 年の推移をみると、ほぼ横
ばいという結果となりました。 (図 2)


(図 2) 経年調査

◆毎日の家事や地域での貢献を時給に換算するといくらになると思うか [自由回答_数値] ※平均額を表示
1,800円
2013年【n=1000】 2015年【n=1000】 2016年【n=1000】
1,600円

1,400円

1,200円

1,000円

800円

600円

(未就学児の) (小学生以上の 食事の準備 掃除・洗濯 お買い物 地域社会での
育児・世話 子どもの) ・後片付け 貢献
育児・世話





2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆働く女性の本音は「バリバリとキャリアは積んでいきたい、でも管理職はイヤ」!?
◆専業主婦願望を持っている働く女性は 3 人に 1 人!
◆働く女性が専業主婦になりたい理由 トップは「仕事の人間関係で悩みたくない」
◆ワーキングマザーが専業主婦になりたい理由には「もっと家事や子育てをしたい」との思いも
今年の 4 月から施行される「女性活躍推進法」は、女性が職業生活において活躍できる環境を
整備するための法律ですが、働く女性は、現在の生活や仕事に対して、どのように考えているの
でしょうか。
有職女性(460 名)に、生活や仕事に関する内容を提示し、そう思うか、思わないか聞いたところ、
「現在の生活に満足している」では同意率(「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計、以下同様)
は 46.6%と、半数近くになりました。


仕事に関する内容では、「女性が社会で働くには、不利な点が多い」の同意率は 69.7%と、働き
にくさを感じている女性が多いことが明らかになりました。女性の活躍推進のために、働きやすい
環境づくりが必要であると感じられる結果となりました。
また、キャリアに関する内容をみると、「今後(も)、バリバリとキャリアを積んでいきたい」の同意
率は 33.7%で、3 人に 1 人がバリキャリ志向であるものの、「管理職への打診があれば、受けてみ
たい」の同意率は 18.7%で、管理職になりたいと思う女性は 2 割に満たないという結果でした。『バ
リバリとキャリアは積んでいきたい、でも管理職はイヤ』という働く女性の本音が浮き彫りになりま
した。女性管理職比率を上げるためには、女性が管理職になりたいと思えるような制度や環境、
管理職像が必要といえそうです。


そして、専業主婦願望を聞いたところ、「本当は専業主婦になりたい」の同意率は 31.0%となり、
働く女性の 3 人に 1 人が専業主婦願望を持っていることが明らかになりました。 (図 3)


(図 3)

◆生活や仕事に関する内容について、そう思うか、思わないか [各単一回答]
そう思う
対象:有職女性【n=460】 0% 20% 40% 60% 80% 100% (計)

現在の生活に満足している 8.3 38.3 28.5 15.4 9.6 46.6

女性が社会で働くには、 6.5
20.4 49.3 22.8 69.7
不利な点が多い 0.9

今後(も)、バリバリと
8.5 25.2 36.1 19.1 11.1 33.7
キャリアを積んでいきたい

管理職への打診があれば、
4.6 14.1 27.2 24.8 29.3 18.7
受けてみたい

本当は専業主婦になりたい 13.0 18.0 34.3 21.1 13.5 31.0

非常にそう思う ややそう思う どちらともいえない
あまりそう思わない 全くそう思わない





2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

働く女性の 3 人に 1 人が専業主婦願望を持っていることが明らかになりましたが、なぜ、専業主
婦になりたいと思うのでしょうか。


専業主婦願望がある有職女性(143 名)に、専業主婦になりたいと思う理由を聞いたところ、「仕
事の人間関係で悩みたくないから」が 32.2%で最も多く、「自分は専業主婦が向いていると思うか
ら」と「一人の時間を確保したいから」が 30.8%で続きました。仕事の人間関係に疲れてしまったこと
や、自分の時間を確保したいことが専業主婦願望につながっているようです。
ワーキングマザー(子どもがいる有職女性、66 名)についてみると、「一人の時間を確保したい
から」が 34.8%で最も高くなりました。一人の時間がないことで専業主婦になりたいと思うワーママ
が多いようです。また、「家事にもっと注力したいから」(28.8%)や「子育てにもっと注力したいから」
(22.7%)も上位になりました。家事や子育てをきちんとしたいとの思いはあるものの、仕事と上手く
両立できないことで、専業主婦になりたいと思うワーキングマザーも少なくないようです。 (図 4)


(図 4)

◆働く女性が専業主婦になりたいと思う理由 [複数回答]
対象:専業主婦願望がある有職女性 ※上位10項目を抜粋
60%
全体【n=143】
子どもがいる【n=66】
子どもがいない【n=77】
40%




20%




0%
悩仕 向自 確一 注家 体一 がやこ 注子 徹内 い友専 た しか
み事 い分 保人 力事 験度 難 り の 力育 し助 る人業 い てつ

たの ては しの しに し したま して たの よ が主 と いて
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ら で うが かを ら すけ る しい る戻を
か ら る て かてる かり
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2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆専業主婦の本音! 3 人に 1 人が「外に働きに行きたい」
◆専業主婦が働きに出たい理由 「おこづかい」「社会とのつながり」「生活にハリ」


それでは、専業主婦は、現在の生活や仕事に対して、どのように考えているのでしょうか。
専業主婦(414 名)に、生活や仕事に関する内容を提示し、そう思うか、思わないか聞いたところ、
「現在の生活に満足している」では同意率は 59.4%と約 6 割になりました。働く女性にも同じ質問を
していましたが、同意率 46.6%だったため、働く女性より専業主婦のほうが満足している女性の割
合が高い結果となりました。


また、専業主婦の苦労や心配について聞いたところ、「専業主婦は苦労が多いと思う」の同意
率は 50.2%、「老後の生活が心配だ」の同意率は 78.5%となりました。


さらに、働く女性の 3 人に 1 人が専業主婦願望を持っていましたが、専業主婦の就業願望につ
いてみると、「本当は外に働きに行きたい」の同意率は 36.5%となり、3 人に 1 人の割合となりました。
しかし、「子育て後の再就職は厳しい」の同意率をみると 76.8%となりました。本当は外に働きに行
きたいと思っていても、再就職先がなく、その思いをかなえられていない専業主婦の存在が垣間
みえました。もう一度働きたい専業主婦と人手不足に悩んでいる企業を上手くマッチングさせるこ
とができれば、女性の活躍促進は一層加速するのではないでしょうか。 (図 5)


(図 5)

◆生活や仕事に関する内容について、そう思うか、思わないか [各単一回答]
そう思う
対象:専業主婦【n=414】 0% 20% 40% 60% 80% 100% (計)

現在の生活に満足している 10.4 49.0 21.5 11.6 7.5 59.4

専業主婦は
16.4 33.8 33.1 14.3 2.4 50.2
苦労が多いと思う

5.8
老後の生活が心配だ 38.6 39.9 15.2 78.5
0.5

本当は外に働きに行きたい 11.4 25.1 21.7 18.8 22.9 36.5

2.2
子育て後の再就職は厳しい 37.7 39.1 19.3 76.8
1.7

非常にそう思う ややそう思う どちらともいえない
あまりそう思わない 全くそう思わない





2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

専業主婦の 3 人に 1 人が、本当は外に働きに行きたいとの思いを持っていましたが、なぜ、外
に働きに行きたいと思うのでしょうか。


外に働きに行きたいと思っている専業主婦(151 名)に、外に働きに行きたいと思う理由を聞い
たところ、「自分で使うお金は自分で稼ぎたいから」が最も多く 57.6%、次いで、「社会とのつながり
が欲しいから」49.7%、「生活にハリが欲しいから」44.4%、「自分は働いているほうが向いていると思
うから」37.7%、「夫の収入だけでは生活が苦しいから」37.1%が続きました。おこづかいを自分で稼
ぎたい、家計を助けたいといった金銭的な理由のほかに、仕事を通じて社会と関わりたい、生活を
変化させたいとの思いから働きに出たいと思っている専業主婦が多いようです。 (図 6)


(図 6)

◆専業主婦が外に働きに行きたいと思う理由 [複数回答]
対象:外に働きに行きたいと思っている専業主婦 ※上位10項目を抜粋
80%
全体【n=151】
57.6
60%
49.7
44.4
37.7 37.1
40%
26.5 26.5 24.5
19.9
20% 16.6



0%
自自 欲社 欲生 思 ほ自 生夫 増美老 知主 思ま か よ イ働 貢活持
っ っ
分分 し会 し活 う う分 活の や容 け り婦 たつ う キい 献か
でで いと いに かがは が収 し に込 合友 て戻て に イて し して
稼使 かの かハ ら 向働 苦入 た気ま い達 い り働 み キい たてい
ぎ う ら つ ら リ いい しだ いを な が以 る たい え しる い社 る
たお な が てて いけ か遣 い 欲外 かいて る て友 か会 ス
い金 が いい かで ら うよ しの ら と い か い人 ら にキ
かは り る る ら は 機 う い て ら る が ル

ら が と 会に か を

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2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆「女性の活躍促進は進んでいる」女性の 3 人に 1 人が同意
◆でも“女性課長職 15%”や“女性活躍推進法”には懐疑的!?
「女性課長職 15%は達成できる」や「女性活躍推進法に期待」の同意率は 2 割に満たず


それでは、女性の活躍促進について、女性たちはどのように考えているのでしょうか。


全回答者(1,000 名)に、女性の活躍に関する意見を提示し、そう思うか、思わないか聞いたとこ
ろ、「女性の活躍促進は進んでいる」の同意率は 35.9%となりました。3 人に 1 人は、女性の活躍が
促進されているとの実感があるようです。
他方、「『2020 年までに企業の課長相当職における女性の比率を 15%にする』との目標(※)は
達成できる」の同意率は 17.6%、「今年 4 月から施行される女性活躍推進法は期待が持てる」の同
意率は 18.1%にとどまりました。“女性課長職 15%”の達成や“女性活躍推進法”の効果には懐疑的
な女性が多いようです。 (図 7)

※2015 年 12 月 25 日の政府の閣議決定によって定められた目標


(図 7)

◆女性の活躍に関する意見について、そう思うか、思わないか [各単一回答]
そう思う
全体【n=1000】 0% 20% 40% 60% 80% 100% (計)


女性の活躍促進は
4.6 31.3 37.5 19.7 6.9 35.9
進んでいる


「2020年までに
企業の課長相当職における 2.6
41.0 28.4 13.0 17.6
女性の比率を15%にする」との 15.0
目標(※)は達成できる


今年4月から施行される 2.1
女性活躍推進法は 42.9 26.7 12.3 18.1
16.0
期待が持てる


非常にそう思う ややそう思う どちらともいえない
あまりそう思わない 全くそう思わない


※2015年12月25日の政府の閣議決定によって定められた目標





2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆女性の活躍のためには「長時間労働の是正」が必要 女性の約 4 人に 3 人
◆女性の活躍のためには子育て・介護のサポート・分担も必要!
「保育や介護支援の公的サービスの充実」が必要だと思う 子どもがいる女性の 8 割半


女性の活躍推進法に期待している女性は 2 割に満たない結果となりましたが、職業生活におい
て女性が活躍するためには、何が必要だと思われているのでしょうか。


全回答者(1,000 名)に、仕事において女性が活躍するために、職場の改革や子育て・介護のサ
ポート・分担について、どの程度必要だと思うか聞いたところ、必要だと思う人の割合(「非常に必
要だと思う」と「やや必要だと思う」の合計、以下同様)は、「職場男性の女性の活躍に対する意識
改革」では 76.8%、「職場の長時間労働の是正」では 73.7%、「女性リーダーに対する偏見の解消」
では 72.2%となりました。職場男性の意識改革や労働時間など職場環境の改革が必要だと感じて
いる女性は多いようです。 (図 8)
また、子育て・介護のサポート・分担についてみると、必要だと思う女性の割合は、「保育や介
護支援の公的サービスの充実」では 83.4%、「夫の子育て・介護・家事の分担比率の上昇」では
76.4%と高くなり、特に、子どもがいる女性(それぞれ 84.7%、80.6%)で高くなりました。 (図 9)


(図 8)
◆仕事において女性が活躍するためには、どの程度必要だと思うか [各単一回答]
必要だと
0% 25% 50% 75% 100% 思う(計)

職場男性の女性の活躍に対する意識改革
2.6
全体【n=1000】 40.1 36.7 19.9 0.7 76.8

職場の長時間労働の是正

全体【n=1000】 38.3 35.4 23.4 2.1
0.8 73.7

女性リーダーに対する偏見の解消
3.0
全体【n=1000】 33.8 38.4 23.6 1.2 72.2
非常に必要だと思う やや必要だと思う どちらともいえない
あまり必要だと思わない 全く必要だと思わない


(図 9)
◆仕事において女性が活躍するためには、どの程度必要だと思うか [各単一回答]
必要だと
0% 25% 50% 75% 100% 思う(計)

保育や介護支援の公的サービスの充実
1.5
全体【n=1000】 52.5 30.9 14.8 83.4
0.3
子どもがいる【n=537】 53.4 31.3 13.4 1.5 84.7
0.4
1.5
子どもがいない【n=463】 51.4 30.5 16.4 81.9
0.2
夫の子育て・介護・家事の分担比率の上昇
2.6
全体【n=1000】 41.3 35.1 20.2 76.4
0.8
子どもがいる【n=537】 45.6 35.0 16.6 1.9 80.6
0.9
子どもがいない【n=463】 36.3 35.2 24.4 3.5
0.6 71.5
非常に必要だと思う やや必要だと思う どちらともいえない
あまり必要だと思わない 全く必要だと思わない




2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆勤務先で実施されている女性の活躍支援
「短時間勤務制度」「長時間労働の是正」「女性採用比率の増加」


それでは、女性が勤める職場では、女性の活躍支援のために、どのようなことが行われている
のでしょうか。


有職女性(460 名)に、自身の勤務先で、女性の活躍支援のために行われていることを聞いたと
ころ、「子どもの年齢に応じた短時間勤務制度の導入」が最も多く 16.1%、次いで、「長時間労働の
是正」15.2%、「女性採用比率の増加」14.1%が続きました。
また、多くの女性が女性の活躍のために必要だと感じていた子育て・介護のサポート・分担につ
いてみると、「子育て関連の費用補助」が 8.7%、「事業所内託児所の設置」が 6.3%、「男性社員の
育児参加への意識啓発」が 5.2%となりました。 (図 10)


(図 10)

◆勤務先で女性の活躍支援のために行われていること [複数回答]
対象:有職女性【n=460】 ※上位10項目を抜粋
20%

16.1
15.2
15% 14.1



10% 9.1 8.7 8.7
6.5 6.3 5.9
5.2
5%



0%
短子 長 女 ・ 女 子 積女 在 事 女 育男
時ど 時 性 講性 育 極性 宅 業 性 児性
間も 間 採 演向 て 的管 勤 所 社 参社
勤の 労 用 会け 関 に理 務 内 員 加員
務年 働 比 の研 連 登職 制 託 交 への
制齢 の 率 開修 の 用を 度 児 流 の
度に 是 の 催 費 す の 所 会 意
の応 正 増 用 る 導 の の 識
導 じ 加 補 入 設 開 啓
入た 助 置 催 発





2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆スポーツ分野で“活躍している女性”として思い浮かぶ有名人 1 位「浅田真央さん」
◆経済分野で“活躍している女性”で思い浮かぶ有名人 1 位アパホテル社長「元谷芙美子さん」

最後に、全回答者(1,000 名)に、“活躍している女性”として思い浮かぶ有名人をスポーツ、政
治・経済、芸能の 3 つのジャンルに分けて聞きました。

まず、スポーツ分野についてみると、1 位「浅田真央さん」、2 位「吉田沙保里さん」、3 位「澤穂希
さん」、4 位「高梨沙羅さん」、5 位「クルム伊達公子さん」となりました。 (図 11)
浅田真央さんが選ばれた理由をみると、「一生懸命な姿が演技から伝わる」(50 代)や「何度失
敗しても諦めず、つねにチャレンジしている」(40 代)といったスケートに対するひたむきな姿勢が
多く挙げられました。また、吉田沙保里さんが選ばれた理由では「霊長類最強だから」(20 代)や
「勝ち続けているから」(60 代)といった圧倒的な強さが、澤穂希さんが選ばれた理由では「日本の
女子サッカーをリードしてきた」(40 代)や「女子サッカーを有名にした」(20 代)といった日本女子サ
ッカー界をけん引し続けたことが挙げられました。
次に、政治・経済分野についてみると、政治分野の 1 位は「野田聖子さん」と「蓮舫さん」、3 位
「稲田朋美さん」となり、経済分野の 1 位はアパホテル社長「元谷芙美子さん」、2 位は大塚家具社
長「大塚久美子さん」、3 位は芸能事務所タイタン社長「太田光代さん」と、女性社長が上位を占め
ました。 (図 12)
野田聖子さんが選ばれた理由をみると、「子育てをしながら頑張っている」(60 代)など仕事と子
育てを両立していることが多く挙げられ、蓮舫さんが選ばれた理由では、「ハキハキ物を言う」(30
代)などハキハキとした物言いが理由に挙げられました。また、アパホテル社長元谷芙美子さんが
選ばれた理由では、「ホテルがたくさんあるから」(30 代)など事業の成功が理由に挙げられまし
た。
そして、芸能分野についてみると、1 位「吉永小百合さん」、2 位「黒柳徹子さん」、3 位「綾瀬はる
かさん」、4 位「天海祐希さん」と「篠原涼子さん」となりました。 (図 13)
吉永小百合さんが選ばれた理由をみると、「いつまでも美しいから」(40 代)、「素敵に年を重ね
てきれいだから」(40 代)といった美しさを維持していることが理由として多く挙げられました。


(図 11) (図 12) (図 13)
◆スポーツ分野で“活躍している女性”として ◆政治・経済分野で“活躍している女性”として ◆芸能分野で“活躍している女性”として
思い浮かぶ有名人 [自由回答] 思い浮かぶ有名人 [自由回答] 思い浮かぶ有名人 [自由回答]

【政治分野】 有名人 人
有名人 人
1位 浅田真央 170 有名人 人 1位 吉永小百合 45
2位 吉田沙保里 152 野田聖子 41 2位 黒柳徹子 38
1位
3位 澤穂希 146 蓮舫 41 3位 綾瀬はるか 29
4位 高梨沙羅 60 3位 稲田朋美 20 篠原涼子 21
4位
5位 クルム伊達公子 49 天海祐希 21
【経済分野】
6位 谷亮子 11 6位 和田アキ子 18
有名人 人
7位 荒川静香 8 7位 久本雅美 17
1位 元谷芙美子 38
杉山愛 7 8位 吉田羊 16
8位 2位 大塚久美子 19
増田明美 7 松田聖子 15
3位 太田光代 8 9位
10位 高橋尚子 6 北川景子 15





2016 年 3 月 17 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

注:本調査レポートの百分率表示は小数点第 2 位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても 100%とな
らない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n 数を合計しても全体と一致しないことがございます。


《調査概要》

◆調査タイトル :女性の活躍に関する調査2016

◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする
全国の20~69歳の女性

◆調査期間 :2016年2月5日~2月6日

◆調査方法 :インターネット調査

◆調査地域 :全国

◆有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から各年代が均等になるように抽出)

(内訳)各年代のサンプル数は以下の通り
20代:200s/30代:200s/40代:200s/50代:200s/60代:200s

◆調査協力会社 :ネットエイジア株式会社


■■報道関係の皆様へ■■


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■■本調査に関するお問い合わせ窓口■■


ソニー生命保険株式会社 広報部 広報課 常松、大金
電話番号 : 03-3475-8813


■■会社概要■■

会社名 :ソニー生命保険株式会社
代表者名 :代表取締役社長 萩本 友男
設立 :1979(昭和 54)年 8 月
所在地 :東京都港区南青山 1-1-1 新青山ビル東館 3 階
業務内容 :生命保険業


SL15‐0691‐0013





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