虎ノ門インパクトキャピタル合同会社、ウェルネス領域の課題解決を図る『東京ウェルネスインパクト ファンド』を組成

2023 年 3 月 31 日
各 位

マ ネ ッ ク ス グ ル ー プ 株 式 会 社
代 表 執 行 役 社 長 C E O 松 本 大
( コ ー ド 番 号 8 6 9 8 東 証 プ ラ イ ム )



本日、当社の関連会社である「虎ノ門インパクトキャピタル合同会社」が、下記プレスリリースを発
表しましたので、お知らせいたします。なお、 「虎ノ門インパクトキャピタル合同会社」は、当社子会
社のマネックスベンチャーズ株式会社が、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズと共同で出資し
て設立した、ファンド運営のための LLC(合同会社)です。




虎ノ門インパクトキャピタル合同会社

虎ノ門インパクトキャピタル合同会社、ウェルネス領域の課題解決を図る『東京ウェルネスインパクト
ファンド』を組成
~IMM を通したインパクト志向のスタートアップの投資支援を実施~

以 上




(報道関係者様のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 コーポレートコミュニケーション室 加藤 電話 03-4323-8698
(株主・投資家様のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 経営管理部 IR 担当 仲野、小森 電話 03-4323-8698
News Release



虎ノ門インパクトキャピタル合同会社、
ウェルネス領域の課題解決を図る『東京ウェルネスインパクトファンド』を組成
~IMM を通したインパクト志向のスタートアップの投資支援を実施~


インパクト投資を実践する虎ノ門インパクトキャピタル合同会社(東京都港区、代表社員マネックスベ
ンチャーズ株式会社 代表取締役 和田誠一郎、代表社員 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ
代表取締役 青木武士、以下 TIC)は、東京都、マネックスグループ株式会社および明治安田生命保
険相互会社の出資により、2023 年 3 月 31 日に 100 億円規模の『東京ウェルネスインパクトファンド
(以下 TWIF)』組成に向けた 1 次募集を完了し、投資活動を開始することをお知らせします。
TWIF は、ウェルネス領域での課題解決を図るインパクト志向のスタートアップを投資対象とし、企業
価値向上のための IMM(Impact Measurement and Management)を通して起業家を伴走
支援いたします。また、投資活動と並行して、目標運用額に向けて、引き続きファンド出資者の募集を行
って参ります。


(ファンド概要及び今回参加 LP の皆様)
ファンド名 東京ウェルネスインパクト投資事業有限責任組合

無限責任組合員(GP) 虎ノ門インパクトキャピタル合同会社

1st クローズ参加者|東京都、マネックスグループ株式会社、明治安田生命保険相互会社
有限責任組合員(LP)
2nd クローズに向けて、金融機関、事業会社などが参加予定

現在募集額 現状、31 億円(100 億円の運用額を目指し引き続き LP 出資者を募集)

ファンド運用期間 2023 年 2 月 24 日から 2032 年 12 月 31 日まで(10 年間+5 年延長)

投資ステージ シード、アーリー期からレイター期まで

投資額 500 万円から 5 億円程度
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1. ファンド設立の背景
高齢社会の進展や健康に対する意識の高まりなどにより、社会全体としてウェルネス重視の流れが
形成されています。健康的な生活習慣の重要性が再認識され、医療費の削減や生産性の向上など
が期待されています。ウェルネス領域での課題は多岐にわたっており、様々な観点から課題を解決する
スタートアップが必要とされております。また、投資家サイドでもこのような課題解決型のスタートアップを
支援するために、財務的なリターンだけでなく社会的リターンをも創出することを目的としたインパクト投
資が注目され始めております。一方、国内のインパクト投資はまだ黎明期にあり、特にスタートアップ×イ
ンパクト投資の領域では開発段階にあります。したがって、インパクト志向のスタートアップ投資を加速さ
せるためにも、インパクト投資の実践と実績を出すことが重要になると考えています。
このような背景から組成された TWIF は、スタートアップ×インパクト投資を実践することで、ウェルネス
領域の課題解決をテーマに、課題解決実践者の創出とファンド利益の確保、そして個人からのインパク
ト投資へのお金の流れを生み出したいと考えております


2. 投資対象領域
TWIF はウェルネスを投資対象領域としています。ウェルネスとは、身体的、精神的、社会的に健康で
安心な状態(Global wellness Institute︓GWI, 2015)であると定義されていることから、具体的
には、以下の 4 つの領域における国内の課題解決を図るスタートアップへ投資します。
News Release




3. 虎ノ門インパクトキャピタル合同会社について
虎ノ門インパクトキャピタル合同会社は、ウェルネス領域においてインパクト投資を実践する株式会社キ
ャピタルメディカ・ベンチャーズとファンド運営体制が充実しているマネックスベンチャーズ株式会社との共同
運営です。




■ 関係ニュース|
・ 東京都「ソーシャルインパクト投資ファンド運営事業者の決定について」



■ 用語説明|

・ インパクト投資|社会的、環境的な問題解決に焦点を当て、財務的なリターンとともに社会的なイン
パクトを創出することを目的とした投資。社会や環境にポジティブな影響を与える企業の事業発展を促
進することを目的とする(※1)

・ IMM|インパクト測定・マネジメント(Impact Measurement and Management)の略。イン
パクト投資において、社会的・環境的な問題解決に向けた目標(インパクト)を定め、その目標を達
成するための戦略を策定し、運営・評価を行うプロセス(※2)

・ Responsible Exit(レスポンシブル・イグジット)|インパクト投資家の Exit 目標において、自身
の経済的リターンに加えて、投資先のビジネスモデルの価値を理解し、持続的な社会インパクトを産み
出す成長のビジョンを共有される方々に対して、保有株式を売却することを指しており、具体的にはイン
パクト IPO や Exit to Community(イグジット トゥ コミュニティ)などがある。投資先の志向する社
会的インパクトを継続的に生み出すものなのか、などを調査確認し(Exit インパクト DD)、Exit する
(※3)

・ インパクト IPO|レスポンシブル・イグジットの一環で、①ポジティブなインパクトの創出を意図している
企業が、インパクトの測定およびそのマネジメント (Impact Measurement & Management,
News Release



IMM)を適切に実施していることを示しながら、IPO を実現すること。さらに、②IPO に 際して、イン
パクトの追求と IMM を継続的に実施できるよう、当該企業を取り巻くステークホルダーに対して、イン
パクトおよび IMM の状況を説明し、インパクト志向の資金提供者からの資金調達をめざすことで、企
業価値の向上を図ること(※4)

・ Exit to Community|レスポンシブル・イグジットの一環で、インパクト投資家が投資先の社会的イ
ンパクトを最大化することを目指すために、投資先企業と協力して Exit 先の選定する取り組みで、その
Exit が投資先の社会的インパクトを継続的に生み出すものなのか、などを調査確認(Exit インパクト
DD)し、保有株式を社会インパクトの増大が見込まれる事業ステークホルダー(ユーザー、従業員、
顧客、アライアンス先など)に譲渡すること


【出所】

※1 GSG 国内諮問委員会 https://impactinvestment.jp/impact-investing/about.html

※2 GSG 国内諮問委員会「インパクト投資におけるインパクト測定・マネジメント実践ガイドブック」より抜粋

※3 キャピタルメディカ・ベンチャーズ 「投資先社会インパクトの最大化を図る為のレスポンシブル・イグジットを実行」より抜粋

※4 社会変革推進財団「インパクト IPO 実現・普及に向けた基礎調査」より抜粋




■ マネックスベンチャーズ株式会社について|
創立 ︓2005 年 11 月 11 日
代表者 ︓代表取締役 和田 誠一郎
所在地 ︓東京都港区赤坂
事業内容︓ベンチャーキャピタル事業
資本金 ︓100 百万円
URL ︓http://www.monexventures.com/




■ 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ|
創立 ︓2016 年 11 月 11 日
代表者 ︓代表取締役 青木 武士
所在地 ︓東京都千代田区霞が関 3-2-5 霞が関ビルディング 19 階
事業内容︓ベンチャーキャピタル事業
資本金 ︓100 百万円
URL ︓https://capitalmedicaventures.com/




■ お問い合わせ|https://onl.sc/tqzx7iM

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