第 14 回「ART IN THE OFFICE 2021」選出作品完成のお知らせ

2021 年 8 月 18 日
各 位

マ ネ ッ ク ス グ ル ー プ 株 式 会 社
代 表 執 行 役 社 長 C E O 松 本 大
( コ ー ド 番 号 8 6 9 8 東 証 第 一 部 )


第 14 回「ART IN THE OFFICE 2021」選出作品完成のお知らせ
マネックスグループ株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 松本大)が、社会貢献活動並びに社員啓
発活動の一環として実施している「ART IN THE OFFICE」の 2021 年度受賞アーティストに中田 有美氏を
決定し、このたび受賞作品が完成しましたので、お知らせします。本年度は、157 の応募作品案の中から、閉
塞感漂う世相に刺激を与え、コロナ禍という困難な時代において、柔軟な発想と独自の手法を用いて新たな
表現に挑戦している点が高く評価されたことにより、 中田有美氏の作品 「Near and Far (IN THE OFFICE)」
が受賞作品として選出されました。

「ART IN THE OFFICE」は、現代アートが未開拓の表現を追求し、社会の様々な問題を提起する姿勢に
共感し、当社を通じて現代アートの新進アーティストを支援する場づくりをしたいとの想いから、NPO 法人
アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]の運営協力を得て、2008 年に生まれたプログラムです。

本プログラムを通じて、受賞アーティストの更なる活躍を期待すると共に、当社のブランドスローガンで
ある「For Creative Minds」に基づき、常に変化し続ける未来に向けて、従来の枠組みを超えた新しい発想
や 1 つの物事にさまざまな視点を持つ柔軟性を社員が養い、創造性を携えることにより、さらにマネックス
を前進させ時代をリードしていきたいと思っています。




(写真)マネックスグループ株式会社 プレスルーム(GALAXY)
「ART IN THE OFFICE 2021」作品 中田 有美/「Near and Far(IN THE OFFICE)」
トロマット生地にインクジェットプリント、キャンバスに油彩/サイズ可変


◆作品および受賞アーティスト
1. 作品タイトル:「Near and Far(IN THE OFFICE)」
2.「ART IN THE OFFICE 2021」受賞アーティスト 中田 有美氏 プロフィール
1984 年奈良県生まれ。2016 年京都市立芸術大学美術研究科博士課程(油画)修了。近
代までに描かれた自画像をリサーチし、描き手の目線からその成立構造を分析した博
士論文「不可能な自画像――不可視のわたしと世界の不可視を見るための方法」で梅
原賞を受賞。主な展覧会に、 『NEW JAPANESE PAINTING』(2020 年、MIKIKO
SATO GALLERY、ハンブルグ)、 『TO SELF BUILD』(2019 年、BnA Alter Museum
SCG、 京都)、
『絵画の現在地』 (2018 年、 札幌大通地下ギャラリー500m 美術館)、 NEW
INCUBATION 8 伊藤隆介×中田有美 『ジオラマとパノラマ ――Diverting Realities』
(2016 年、京都芸術センター)などがある。京都市立芸術大学油画専攻非常勤講師。
中田 有美氏 website:https://nakatayumi.tumblr.com/


3. 中田有美氏コメント
「マネックスを会社ではなくひとつの<人格>と仮に考えた時、何がその人格を作るのだろう?」
そうした想像をこれまで制作してきた手法を用いて作品にしました。

作品の制作の前に、社員の方々から私写真をお預かりして、それぞれに込められた思いを伺った上で、それ
らを繋ぎ合わせ、 出会いを待つ人の物語」
「 として文章を書き起こしました。個々の写真がひとつの小さなチャ
プターとして登場し、全体では大きな物語として目で感じられるように、文章に合わせてコラージュし、画
像作品を広告用生地に出力したものを壁一面に展示しています。加えてこの画像作品と、お預かりした私物
をもとに制作した 3 点の油彩画も展示しています。

作品の中のひとつひとつのピースを近くから、また、遠くから見渡した時の色や形の重なり合いを、隣にい
る方とおしゃべりしながら楽しんでいただければ幸いです。この作品に関わって下さった皆様や作品を見て
下さった方々が、これから新しい物事に出会い、また新たな思い出を重ねていかれますことを願っておりま
す。


◆受賞者の選考について
1.「ART IN THE OFFICE」サポート内容
公募による応募作品の中から選出された 1 名(1 組)のアーティストに対し、社内のプレスルームを応募作品
の発表の場として約一年間提供します。選出されたアーティストには 50 万円の賞金および 10 万円の制作費
が支払われる他、マネックスグループの統合報告書などへの本作品画像の掲載や、オリジナルノベルティの
デザインに利用される予定です。 本プログラムは、2019 年に公益社団法人企業メセナ協議会の認定制度 「This
is MECENAT 2019」に選定され、2012 年には公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)が主催する「2012 年度
グッドデザイン賞」(G マーク)を受賞している取組です。

2.選考条件
・ 現代アートの分野で活動するアーティスト(学生可)
・ 企業のプレスルームという空間の特徴を踏まえ、独自性・先駆性があること。

3.2021 年度審査員(敬称略、五十音順)
青木 彬 インディペンデント・キュレーター
荒木 夏実 東京藝術大学准教授、キュレーター
塩見 有子 NPO 法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト] 理事長
中野 信子 脳科学者、医学博士、認知科学者、東日本国際大学教授
松本 大 マネックスグループ株式会社 代表執行役社長 CEO


マネックスグループ ART IN THE OFFICE website:
https://www.monexgroup.jp/jp/esg/art_in_the_office.html




(報道関係者様のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 コーポレートコミュニケーション室 加藤 電話 03-4323-8698
(株主・投資家様のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 経営管理部 IR 担当 仲野、相原 電話 03-4323-8698





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