第28回「MONEX グローバル個人投資家サーベイ 2020年12月調査」-3地域の個人投資家とも米国への期待が最も高い割合に-
2020 年 12 月 16 日
各 位
マネックスグループ株式会社
代 表 執 行 役 社 長 CEO 松本 大
(コード番号 8698 東証第一部)
第 28 回「MONEX グローバル個人投資家サーベイ 2020 年 12 月調査」
~3 地域の個人投資家とも米国への期待が最も高い割合に~
本日、 当社のグループ会社であるマネックス証券株式会社と、 TradeStation Securities, Inc.、
Monex Boom Securities (H.K.) Limited が、共同で下記プレスリリースを行いましたので、お
知らせいたします。
記
マネックス証券株式会社 プレスリリース(添付)
第 28 回「MONEX グローバル個人投資家サーベイ 2020 年 12 月調査」
~3 地域の個人投資家とも米国への期待が最も高い割合に~
(報道関係者様のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 コーポレートコミュニケーション室 加藤 電話 03-4323-8698
(株主・個人投資家様のお問い合わせ先)
マネックスグループ株式会社 経営管理部 IR 担当 仲野、相原 電話 03-4323-8698
Press Release
2020 年 12 月 16 日
関 係 各 位
マネックス証券株式会社
TradeStation Securities, Inc.
Monex Boom Securities (H.K.) Limited
第 28 回「MONEX グローバル個人投資家サーベイ 2020 年 12 月調査」
~3 地域の個人投資家とも米国への期待が最も高い割合に~
マネックス証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:清明祐子)は、グルー
プ会社である TradeStation Securities, Inc.(本社:米国フロリダ州、Peter Korotkiy, President)
および Monex Boom Securities (H.K.) Limited(本社:中国(香港)
、Ivan Law, COO)の 3 社
共同で 2020 年 11 月 19 日から 11 月 30 日の間に第 28 回「MONEX グローバル個人投資家
サーベイ」を実施しました。
2020 年は新型コロナウイルスに世界中が翻弄された 1 年となりました。年明けから徐々
に感染の報道がなされていましたが、当初マーケットはリスクを静観しているかのように
堅調に推移していました。ところが 2 月頃から警戒感が高まると株式相場は調整入りし、3
月に入ると日経平均株価は一時 16,000 円台まで下落しました。
ただ、世界各国の大規模な財政出動や異例の大規模金融緩和の効果もあり、株式相場は
大きく回復し、NY ダウ平均株価やナスダック総合指数は史上最高値を更新しました。日経
平均株価もバブル崩壊後の高値まで値を戻すなど、まさにジェットコースターのような 1
年となりました。
1. グローバル調査結果 調査対象:日本、米国、中国(香港)の個人投資家
(1)世界の株式市場見通し DI(注)は日米は横ばい圏も中国(香港)が大幅上昇
[参照:別紙レポート 2 ページ グラフ 1]
各地域の個人投資家に今後 3 ヶ月程度の世界の株式市場に対する見通しを尋ねたとこ
ろ、中国(香港)の個人投資家は前回調査(2019 年 12 月実施)から DI が大きく上昇
しました。一方で日本の個人投資家は前回と変わらず、米国の個人投資家は 1 ポイン
トのマイナスとほぼ横ばいでした。中国(香港)の個人投資家の DI 改善の背景には 1
年前に比べて米中貿易戦争の状況がやや落ち着いたことに起因すると考えられます。
【世界の株式市場見通し DI】
日本 : (2019 年 12 月)14→(2020 年 12 月)14(前回比 ±0 ポイント)
米国 : (2019 年 12 月)29→(2020 年 12 月)28(前回比 -1 ポイント)
中国(香港) (2019 年 12 月)- 4→(2020 年 12 月)37(前回比+41 ポイント)
:
(注)DI(diffusion index)「上昇すると思う」「よくなると思う」と回答した割合(%)から「下落すると思う」
: 、 、
「悪くなると思う」と回答した割合(%)を引いたポイント
(2)3 地域の個人投資家とも米国への期待が最も高い割合に
[参照:別紙レポート 3 ページ グラフ 2-1~2-4]
今後 3 ヶ月で株価の上昇が最も期待できる地域について、3 地域の個人投資家とも「米
国」と回答した割合が最も高くなりました。新型コロナウイルスの感染拡大が続く米
国ですが、今後も株価上昇は期待できると考えている個人投資家が多いようです。
【今後 3 ヶ月のマーケットへの期待度】
日本 米国: 52.3%、欧州/英国: 4.3%、アジア(日本を除く) 22.8%、日本: 20.7%
:
米国 米国: 63.4 %、欧州/英国: 5.3%、アジア(日本を除く) 25.6%、日本: 5.7%
:
中国(香港) 米国: 50.6%、欧州/英国: 2.1%、アジア(日本を除く) 42.0%、日本: 5.3%
:
(3)日本の個人投資家は暗号資産(仮想通貨)に投資している割合が過去最高に
[参照:別紙レポート 7 ページ グラフ 4]
「ビットコイン」など話題になっている「暗号資産」への投資経験や意欲について調査
を行いました。既に暗号資産に投資している個人投資家の割合は日本が 16.2%、米国が
21.0%とそれぞれ 2017 年 6 月の調査開始以来最高となりました。中国(香港)の個人投
資家の仮想通貨に投資している割合は前回調査から小幅に低下しています。
2.日本限定の調査結果(四半期に 1 度) 調査対象:日本の個人投資家
2021 年の株価見通し、日経平均の高値予想は 25,000 円-28,000 円が 42.1%と最多
[参照:別紙レポート 9 ページ グラフ 6-1~6-2]
グラフ6-1:日経平均最高値予想 グラフ6-2:日経平均最安値予想
(日本の個人投資家) (日本の個人投資家)
1.3% 3.3% 3.0%
5.8%
11.3%
13.5% 10.8%
16.6%
18.4%
17.4%
24.3%
42.1%
32.2%
19,000円未満 19,000円以上23,000円未満
17,000円未満 17,000円以上19,000円未満
23,000円以上25,000円未満 25,000円以上28,000円未満
19,000円以上21,000円未満 21,000円以上23,000円未満
28,000円以上30,000円未満 30,000円以上33,000円未満
33,000円以上 23,000円以上25,000円未満 25,000円以上
(出所)マネックス証券作成 (出所)マネックス証券作成
・調査結果の詳細は添付の別紙レポートをご参照ください。
(グラフの数値は、小数点以下の計算により合計が必ずしも 100.0%とならない場合があり
ます。
以 上
第 28 回「MONEX グローバル個人投資家サーベイ」の実施
日本、米国および中国(香港)における調査の実施概要は次のとおりです。
日本 米国 中国(香港)
2020 年 11 月 19 日~ 2020 年 11 月 19 日~ 2020 年 11 月 23 日~
調査期間
11 月 30 日 11 月 30 日 11 月 30 日
回 答 数 1,006 件 777 件 474 件
「MONEX グローバル個人投資家サーベイ」について
マネックス証券は 2009 年 10 月より、個人投資家を対象として相場環境についての意識
調査のアンケートを実施し「MONEX 個人投資家サーベイ」として提供してまいりました。
マネックスグループにおいて、日本に加え米国および中国(香港)にも証券事業の拠点が
できたことを契機に、当該個人投資家サーベイの調査対象を米国および中国(香港)にも
広げ、2011 年 6 月よりマネックス証券、TradeStation Securities, Inc.および Monex Boom
Securities (H.K.) Limited の 3 社共同で「MONEX グローバル個人投資家サーベイ」 を実施し、
日本、米国および中国(香港)の個人投資家の相場環境についての意識を定点観測してお
ります。
【マネックス証券でのお取引に関する重要事項】
マネックス証券が扱う商品等には、価格変動等により元本損失・元本超過損が生じるお
それがあります。
投資にあたっては、契約締結前交付書面、目論見書の内容を十分にお読みください。
【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 165 号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、
一般社団法人 日本暗号資産取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会
【お問合せ先】
マネックス証券株式会社
企画広報部 津川 電話 03-4323-3981
MONEX Global Retail Investor Survey
December 2020
MONEX グローバル個人投資家サーベイ 第 28 回 2020 年 12 月調査
個人投資家の皆様の相場環境に対する意識調査のため、マネックス証券でお取引をする個
人投資家の皆様に 2020 年 11 月 19 日~11 月 30 日の期間でアンケートを実施しました。
ご回答くださった皆様のご協力に感謝いたします。誠にありがとうございました。
(当社ウェブサイトへの掲載日は、2020 年 12 月 16 日です。
)
今回は、グループ会社である TradeStation Securities, Inc.
(米国)および Monex Boom Securities
(H.K.) Limited(香港)の個人投資家の皆様にも同様のアンケートを行い、個人投資家の皆
様の現在の相場観等を「MONEX グローバル個人投資家サーベイ」としてまとめました。
グローバルな意識調査が資産運用の一助となれば幸いです。
「MONEX 個人投資家サーベイ」は 2009 年 10 月より、
「MONEX グローバル個人投資家サーベイ」は
2011 年 6 月より実施しております。
※ 調査について
・MONEX グローバル個人投資家サーベイは、2011 年 6 月~2016 年 6 月までは原則四半期毎、2016 年
12 月より半年毎、2019 年より 1 年毎に調査しております。
・日本限定の個人投資家サーベイは、2009 年 10 月から 2016 年 4 月までは毎月、2016 年 6 月から 2016
年 12 月までは 2 ヶ月毎、2017 年 3 月から現在まで四半期毎に調査しております。
MONEX Global Retail Investor Survey
■調査結果の要約
1.グローバル調査結果 調査対象:日本、米国、中国(香港)の個人投資家
(1-1)世界の株式市場見通し DI(注)は日米は横ばい圏も中国(香港)が大幅上昇
各地域の個人投資家に今後 3 ヶ月程度の世界の株式市場に対する見通しを尋ねたとこ
ろ、中国(香港)の個人投資家は前回調査(2019 年 12 月実施)から DI が大きく上昇し
ました。一方で日本の個人投資家は前回と変わらず、米国の個人投資家は 1 ポイントの
マイナスとほぼ横ばいでした。中国(香港)の個人投資家の DI 改善の背景には 1 年前
に比べて米中貿易戦争の状況がやや落ち着いたことに起因すると考えられます。
【世界の株式市場見通し DI】
日本: (2019 年 12 月)14→(2020 年 12 月)14(前回比 ±0 ポイント)
米国: (2019 年 12 月)29→(2020 年 12 月)28(前回比 -1 ポイント)
中国(香港) (2019 年 12 月)- 4→(2020 年 12 月)37(前回比+41 ポイント)
:
注)DI(diffusion index)
「上昇すると思う」「よくなると思う」と回答した割合(%)から「下落すると思う」「悪くなると
、 、
思う」と回答した割合(%)を引いたポイント
MONEX Global Retail Investor Survey
(1-2)3 地域の個人投資家とも米国への期待が最も高い割合に
今後 3 ヶ月で株価の上昇が最も期待できる地域について、3 地域の個人投資家とも「米
国」と回答した割合が最も高くなりました。新型コロナウイルスの感染拡大が続く米国で
すが、今後も株価上昇は期待できると考えている個人投資家が多いようです。
【今後 3 ヶ月のマーケットへの期待度】
日本 米国: 52.3%、欧州/英国: 4.3%、アジア(日本を除く) 22.8%、日本: 20.7%
:
米国 米国: 63.4 %、欧州/英国: 5.3%、アジア(日本を除く) 25.6%、日本: 5.7%
:
中国(香港) 米国: 50.6%、欧州/英国: 2.1%、アジア(日本を除く) 42.0%、日本: 5.3%
:
MONEX Global Retail Investor Survey
MONEX Global Retail Investor Survey
(1-3)2021 年の米国マーケット予想、各国の個人投資家とも NY ダウ平均の高値を 30,000
~33,000 ドルと考える個人投資家が最多
日本、米国、中国(香港)の個人投資家に 2021 年の NY ダウ平均の高値予想、安値予想を
尋ねました。各国の個人投資家とも 2021 年の高値を 30,000 ドル~33,000 ドルと予想した
個人投資家の割合が最も高くなりました。一方で安値については日米の個人投資家が
23,000 ドル以上 25,000 ドル未満が最多となった一方で、中国(香港)の個人投資家は
19,000 ドル以上 23,000 ドル未満が最多となりました。 月末時点で NY ダウ平均は 29,638
ドルであり各国の個人投資家とも一定の調整に警戒しているようです。
MONEX Global Retail Investor Survey
グラフ3-1:ダウ平均最高値予想 グラフ3-2:ダウ平均最安値予想
(日本の個人投資家) (日本の個人投資家)
1.6%
15.8% 6.9%
2.5% 13.4% 10.5%
7.1% 21.6%
10.9% 18.3%
23.6%
25.1%
42.7%
23,000ドル未満 23,000ドル以上28,000ドル未満 19,000ドル未満 19,000ドル以上23,000ドル未満
28,000ドル以上30,000ドル未満 30,000ドル以上33,000ドル未満 23,000ドル以上25,000ドル未満 25,000ドル以上28,000ドル未満
33,000ドル以上36,000ドル未満 36,000ドル以上 28,000ドル以上 米国株はよくわからない
米国株はよくわからない
(出所)マネックス証券作成 (出所)マネックス証券作成
グラフ3-3:ダウ平均最高値予想 グラフ3-4:ダウ平均最安値予想
(米国の個人投資家) (米国の個人投資家)
5.1%
7.7% 9.0%
13.5%
10.0%
22.4% 22.4%
16.2%
31.1%
23.9%
38.5%
23,000ドル未満 23,000ドル以上28,000ドル未満 19,000ドル未満 19,000ドル以上23,000ドル未満
28,000ドル以上30,000ドル未満 30,000ドル以上33,000ドル未満 23,000ドル以上25,000ドル未満 25,000ドル以上28,000ドル未満
33,000ドル以上36,000ドル未満 36,000ドル以上 28,000ドル以上
(出所)マネックス証券作成
(出所)マネックス証券作成
グラフ3-5:ダウ平均最高値予想 グラフ3-6:ダウ平均最安値予想
(中国<香港>の個人投資家) (中国<香港>の個人投資家)
3.6%
4.6% 7.2%
12.4%
13.1% 17.9%
17.3%
33.3%
23.8%
36.9%
29.7%
23,000ドル未満 23,000ドル以上28,000ドル未満 19,000ドル未満 19,000ドル以上23,000ドル未満
28,000ドル以上30,000ドル未満 30,000ドル以上33,000ドル未満 23,000ドル以上25,000ドル未満 25,000ドル以上28,000ドル未満
33,000ドル以上36,000ドル未満 36,000ドル以上 28,000ドル以上
(出所)マネックス証券作成
(出所)マネックス証券作成
MONEX Global Retail Investor Survey
(1-4)日本の個人投資家は暗号資産に投資している割合が過去最高に
「ビットコイン」など話題になっている「暗号資産」への投資経験や意欲について調査を
行いました。既に暗号資産に投資している個人投資家の割合は日本が 16.2%、米国が 21.0%
とそれぞれ 2017 年 6 月の調査開始以来最高となりました。中国(香港)の個人投資家の
仮想通貨に投資している割合は前回調査から小幅に低下しています。
2.日本限定の調査結果(四半期に 1 回) 調査対象:日本の個人投資家
(2-1)中国株 DI が大幅上昇
日本の個人投資家の今後 3 ヶ月程度の各国(日本、米国、中国)株価の見通しは、日本
株と米国株は低下した一方で中国株は前回調査の 9 から 36 に大幅に上昇しました。中国
株 DI は 2020 年 3 月以来の大幅なプラスとなりました。世界各国の中でいち早く新型コロ
ナウイルスの影響による経済の落ち込みから回復している中国株への期待が高まってい
るとみられます。
【日本株 DI】(2020 年 9 月) 14→(2020 年 12 月) 10 (前回比 -4 ポイント)
【米国株 DI】(2020 年 9 月) 50→(2020 年 12 月) 29 (前回比-21 ポイント)
【中国株 DI】(2020 年 9 月) 9→(2020 年 12 月) 36 (前回比+27 ポイント)
MONEX Global Retail Investor Survey
MONEX Global Retail Investor Survey
(2-2)2021 年の株価見通し、日経平均の高値予想は 25,000 円-28,000 円が 42%と最多
日経平均の 2021 年の高値および安値の予想を尋ねました。日経平均の高値予想は 25,000
円~28,000 円が 42%と最も多くなりました。安値予想は 19,000 円~21,000 円が 32%で最
も多くなっています。11 月末時点の日経平均は 26,433 円であり、高値については足元か
ら 1,000 円程度、安値については 5,000 円以上と個人投資家は上値については限定的とみ
る個人投資家が多い一方で、安値については大きな調整を警戒している個人投資家が多い
ことがわかりました。
グラフ6-1:日経平均最高値予想 グラフ6-2:日経平均最安値予想
(日本の個人投資家) (日本の個人投資家)
1.3% 3.3% 3.0%
5.8%
11.3%
13.5% 10.8%
16.6%
18.4%
17.4% 24.3%
42.1%
32.2%
19,000円未満 19,000円以上23,000円未満
17,000円未満 17,000円以上19,000円未満
23,000円以上25,000円未満 25,000円以上28,000円未満
19,000円以上21,000円未満 21,000円以上23,000円未満
28,000円以上30,000円未満 30,000円以上33,000円未満
23,000円以上25,000円未満 25,000円以上
33,000円以上
(出所)マネックス証券作成 (出所)マネックス証券作成
MONEX Global Retail Investor Survey
総 括 (マネックス証券 マーケット・アナリスト 益嶋裕)
「MONEX グローバル個人投資家サーベイ」
、第 28 回の結果をお届けします。
2020 年は何といっても新型コロナウイルスに世界中が翻弄された 1 年となりました。年
明けから徐々に感染の報道がなされていましたが、当初マーケットはリスクを静観してい
るかのように堅調に推移していました。ところが 2 月頃から警戒感が高まると株式相場は
調整入りし、3 月に入ると日経平均株価は一時 16,000 円台まで下落しました。
その後、世界各国政府による大規模な財政出動や異例の金融緩和政策の効果もあり、株
式相場は大きく回復し、NY ダウ平均株価やナスダック総合指数は史上最高値を更新しま
した。日経平均株価もバブル崩壊後の高値まで値を戻すなど、まさにジェットコースター
のような 1 年となりました。
緊急事態宣言や外出自粛など、これまでにないような緊迫した状況のなか、実体経済が
大きく後退し、株価も暴落するなど非常に不安な気持ちになられたお客様が多くいらっし
ゃったと存じます。足元で再び国内の感染者数は大きく増加しており、まだまだ予断を許
さない状況ではありますが一部の国でワクチンが承認され接種が開始されるなど、明るい
兆しも見えてきています。波乱の多いマーケットを個人投資家の皆様とともに乗り越える
べく来年もマネックスグループ一丸となり、情報発信に取り組んでまいります。
今回も皆様方のご協力で、大変貴重なデータを作成・分析することができました。本当
にありがとうございました。今回のサーベイが個人投資家の皆様方の投資判断の一助とな
れば幸いです。
(2020 年 12 月 7 日執筆)
MONEX Global Retail Investor Survey
■調査の概要と回答者の属性
(日本)
調査方式: インターネット調査
調査対象: マネックス証券でお取引をする個人投資家
回答数: 1,006 件
調査期間: 2020 年 11 月 19 日~11 月 30 日
【性別】
男性 女性 回答しない
83% 15.2% 1.8%
【年齢】
未成年 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上
0.3% 2.2% 9.2% 26.3% 31.3% 22.0% 8.6%
【金融資産】
500 万 1000 万超 2000 万超 5000 万超
500 万未満 ~1000 万 ~2000 万 ~5000 万 ~1 億 1 億超
23.3% 17.7% 18.2% 23.2% 12.4% 5.3%
【売買頻度】
デイトレ 週に数回 月に数回 数ヶ月に 1 回 それより少ない
4.1% 17.1% 32.7% 28.8% 17.0%
【株式投資のご経験】
1 年未満 1 年~5 年 5 年~10 年 10 年超
4.0% 23.3% 19.0% 53.3%
(米国)
調査方式: インターネット調査
調査対象: TradeStation Securities, Inc.でお取引をする個人投資家
回答数: 777 件
調査期間: 2020 年 11 月 19 日~11 月 30 日
(中国(香港))
調査方式: インターネット調査
調査対象: Monex Boom Securities (H.K.) Limited でお取引をする個人投資家
回答数: 474 件
調査期間: 2020 年 11 月 23 日~11 月 30 日
MONEX Global Retail Investor Survey
本情報はグループ各社が実施したアンケートに基づいて作成したものです。
・本情報は売買のタイミングなどを反映したものではなく、また示唆するものではありませ
ん。
・当社は記載した銘柄の取引を推奨し、勧誘するものではありません。
・当社は本情報の内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではござ
いません。
・銘柄選択や売買タイミングなどの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で
なさるようにお願いいたします。
・本サーベイは、グループ各社において実施したアンケートの集計結果をまとめたものであ
りグループ会社間において個人情報の授受は行っておりません。
・グラフの数値について小数点以下の計算により、合計が必ずしも 100.0%とならない場合が
あります。
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 165 号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、
一般社団法人日本暗号資産取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
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