岡三キャピタルパートナーズによる株式会社レクメドへの投資に関するお知らせ

NEWS RELEASE
株式会社岡三証券グループ(コード 8609) 代表者:取締役社長 新芝 宏之
上場取引所:東証プライム・名証プレミア 住 所:東京都中央区日本橋 1-17-6

2023 年 11 月 30 日

各 位
岡三キャピタルパートナーズによる
株式会社レクメドへの投資に関するお知らせ


当社子会社の岡三キャピタルパートナーズ株式会社(所在地:東京都中央区、代表者:取締役
社長 藤野敦)は、同社が運営するファンドを通じて、製薬ベンチャー企業である株式会社レクメド
(所在地:東京都町田市、代表者:代表取締役 松本正、以下「レクメド社」
)に投資をいたしました
ので、お知らせいたします。


出資の目的と背景

レクメド社は、協和発酵工業(現、協和キリン)の第一号社内ベンチャーとしてスタートした
製薬ベンチャー企業で、既に 2 つの医薬品(ホモシスチン尿症治療薬「サイスタダン原末」と
先天性胆汁酸代謝異常症治療薬「オファコルカプセル 50mg」)を上市させた医薬品開発の実績が
豊富な企業です。足元では、ポリ硫酸ペントサンナトリウム(NaPPS)を利用した変形性膝関節
症に向けた治療薬の開発に注力しています。
日本国内で変形性膝関節症を患っている潜在患者数は約 3,000 万人いると言われています(自
覚症状を有する患者数は約 1,000 万人)。また、その大半が 65 歳以上の方々であり、高齢化が進
む日本においては患者数がますます増える可能性があります。変形性膝関節症においてはヒアル
ロン製剤や再生医療、人工関節など様々な治療方法がありますが、レクメド社の治療薬は皮下注
射が可能なことから整形外科医だけでなく、内科医や看護師でも扱うことができるため、通院が
難しい施設の要介護者も利用しやすく、より多くの患者の治療を支援できることが期待されます。
さらに、NaPPS は変形性膝関節症のみならず、ムコ多糖症や HTLV-1 関連脊髄症(MAM)とい
った希少疾病用治療薬としても期待されています。
岡三キャピタルパートナーズ株式会社は、レクメド社の変形性膝関節症治療薬の独自性と、
より広範囲の患者の治療を後押しする社会的意義に注目し、新株の引受に応じました。


(レクメド社概要)
会 社 名: 株式会社レクメド
代 表 者: 代表取締役 松本正
所 在 地: 東京都町田市森野 1-7-23 大樹生命町田ビル 2 階
事業内容: 新医薬品の研究開発と製造販売
設 立: 1998 年 5 月
以 上


本件に関するお問い合わせは、広報 IR 部(03-3275-8248)までお願いいたします。


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