セキュリティトークン事業の協業による岡三証券グループ創業100周年記念ST債の公募発行に関するお知らせ

NEWS RELEASE
株式会社岡三証券グループ(コード 8609) 代表者:取締役社長 新芝 宏之
上場取引所:東証プライム・名証プレミア 住 所:東京都中央区日本橋 1-17-6

2023 年 11 月 22 日

各 位


セキュリティトークン事業の協業による
岡三証券グループ創業 100 周年記念 ST 債の公募発行に関するお知らせ


株式会社岡三証券グループ、岡三証券株式会社、みずほ証券株式会社、株式会社みずほ銀行
および三菱UFJ信託銀行株式会社との 5 社によるセキュリティトークン(以下 ST)事業にお
ける協業の初号案件として、Progmat, Inc.がライセンス提供するデジタルアセット発行・管理
基盤「Progmat」
(プログマ)を活用し、国内の個人向け公募 ST 債として過去最大規模の発行額
を見込む「岡三証券グループ創業 100 周年記念 ST 債」の公募発行を行いますので、別添資料の
とおりお知らせいたします。




資料 セキュリティトークン事業の協業による岡三証券グループ創業 100 周年記念 ST 債の
公募発行に関するお知らせ

(株式会社岡三証券グループ、岡三証券株式会社、みずほ証券株式会社、
株式会社みずほ銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社、Progmat, Inc.)


以 上




本件に関するお問い合わせは、広報 IR 部(03-3275-8248)までお願いいたします。




OKASAN SECURITIES GROUP INC. P 1
2023 年 11 月 22 日
各 位
株式会社岡三証券グループ
岡 三 証 券 株 式 会 社
み ず ほ 証 券 株 式 会 社
株 式 会 社 み ず ほ 銀 行
三菱UFJ信託銀行株式会社
P r o g m a t , I n c .


セキュリティトークン事業の協業による
岡三証券グループ創業 100 周年記念 ST 債の公募発行に関するお知らせ

しんしば ひろゆき
株式会社岡三証券グループ(取締役社長:新芝 宏之、以下 岡三証券グループ)は、岡三証券株
い け だ よし ひろ はまもと よしろう
式会社(取締役社長:池田 嘉宏、以下 岡三証券)、みずほ証券株式会社(取締役社長:浜本 吉郎、
か と う まさひこ
以下 みずほ証券)、株式会社みずほ銀行(取締役頭取:加藤 勝彦、以下 みずほ銀行)および三菱
ながしま いわお
UFJ 信託銀行株式会社(取締役社長:長島 巌 、以下 三菱 UFJ 信託銀行)との 5 社(以下 協業各
社)によるセキュリティトークン(以下 ST)事業における協業の初号案件として、Progmat, Inc.
さいとう た つ や
(代表取締役: 齊藤 達哉、以下 Progmat)がライセンス提供するデジタルアセット発行・管理基
盤「Progmat」(プログマ)を活用し、国内の個人向け公募 ST 債[1]として過去最大規模の発行額を
見込む「岡三証券グループ創業 100 周年記念 ST 債」(以下、「本 ST 債」
)の公募発行を行います
ので、下記のとおりお知らせいたします。


1. 経緯
岡三証券グループは、2023 年 4 月 4 日に創業 100 周年を迎えました。「金融のプロフェッショ
ナルとして『お客さまの人生』に貢献する」ことを存在意義に掲げ、金融市場の発展に中長期的
に貢献することを目指しています。また、かねてより協業各社との連携により、資本市場におけ
る新たな価値を創出するというビジョンのもと、ST 債の募集・発行に係る標準的な枠組みの構
築を進めてまいりました。本枠組みにおける第一弾として、岡三証券グループ 100 周年の節目を
記念して本 ST 債を発行することといたしました。今後も協業各社の業種を超えた取組みを通し
て、投資家の皆さまにより幅広い選択肢を提供するとともに、金融業界およびデジタル証券市場
の発展への貢献に努めてまいります。


みずほ証券は、2023 年 3 月に国内初となる適用除外電子記録移転権利(私募不動産 ST)の取
組みを行いました。また今般、「有価証券表示権利(トークン化有価証券)」の取扱いを新たに開
始致しました。引き続きデジタル技術を活用した金融商品の拡大に向けた取組みを通じ、資本市
場の健全な拡大と発展に貢献して参ります。


みずほ銀行は、公社債受託ビジネスのトップバンクとして、長年にわたる社債管理者・財務代
理人ビジネスの豊富な実務経験を活かし、協業各社との連携の中で、ST 債における社債管理や資
金決済実務の構築を牽引して参りました。岡三証券グループ 100 周年を契機とした今回の協業を
機に、引き続き ST 債分野において業界を牽引し、社債市場の活性化・発展に貢献して参りたい
と考えております。




P 2
三菱 UFJ 信託銀行は、Progmat がライセンス提供する「Progmat」を用いた社債原簿の管理およ
び秘密鍵のカストディを行います。「Progmat」を活用した公募 ST 債への取り組みは本件が初め
てとなり、「Progmat」を活用した ST の公募事例は 17 事例、原簿管理対象資産残高は約 882 億円
[2]
となる見込みです。


2. 本 ST 債の特徴および概要
(1) 本 ST 債の特徴
本 ST 債は「Progmat」を活用した初めての公募 ST 債です。従来の証券保管振替機構を
活用したスキームとは異なり、社債原簿記録の管理は、Progmat がライセンス提供する
「Progmat」を用いて行われ、発行から償還までの権利移転、権利者情報等が電子的方法
により管理されます。
また個人向け公募 ST 債[1]としては、過去最大規模の発行額を見込んでおり、新たな投
資家ニーズを開拓できる商品になるものと考えております。


(2) 本 ST 債の概要
株式会社岡三証券グループ
銘柄 第1回無担保セキュリティトークン社債
(社債間限定同順位特約及び譲渡制限付)
愛称 岡三証券グループ 創業 100 周年記念 ST 債
期間 1年
発行価格 各社債の金額 100 円につき金 100 円
未定
発行額
※20 億円を上限に、需要状況を勘案したうえで今後決定予定
申込単位 100 万円単位
利率 未定
発行予定日 2023 年 12 月 20 日
償還予定日 2024 年 12 月 20 日
※上記内容について今後変更される可能性があります。


各社が以下の役割を担い、本 ST 債の公募発行を行います。
会社名 主要な役割
岡三証券グループ 発行
岡三証券 引受・販売
みずほ証券 引受・販売
みずほ銀行 社債管理者、発行・利払・償還事務
三菱 UFJ 信託銀行 「Progmat」を用いた社債原簿管理、カストディ
Progmat デジタルアセット発行・管理基盤「Progmat」のライセンス提供




P 3
<スキーム図>




3.協業各社の概要
名称 株式会社岡三証券グループ
設立 1944 年 8 月(1923 年 4 月創業)
資本金 185 億 89 百万円
代表者の役職・氏名 取締役社長 新芝 宏之
所在地 東京都中央区日本橋 1-17-6
事業内容 持株会社


名称 岡三証券株式会社
設立 2003 年 4 月
資本金 50 億円
代表者の役職・氏名 取締役社長 池田 嘉宏
所在地 東京都中央区日本橋 1-17-6
事業内容 金融商品取引業


名称 みずほ証券株式会社
設立 1917 年 7 月
資本金 1251 億 67 百万円
代表者の役職・氏名 取締役社長 浜本 吉郎
所在地 東京都千代田区大手町 1-5-1
事業内容 金融商品取引業


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名称 株式会社みずほ銀行
設立 2013 年 7 月(発足)
資本金 1 兆 4040 億円
代表者の役職・氏名 取締役頭取 加藤 勝彦
所在地 東京都千代田区大手町 1-5-5
事業内容 銀行業


名称 三菱 UFJ 信託銀行株式会社
設立 1927 年 3 月
資本金 3242 億円
代表者の役職・氏名 取締役社長 長島 巌
所在地 東京都千代田区丸の内 1-4-5
事業内容 銀行業、信託業


名称 Progmat, Inc.
設立 2023 年 10 月
代表者の役職・氏名 代表取締役 Founder and CEO 齊藤 達哉
所在地 東京都千代田区丸の内 1-6-5 丸の内北口ビルディング
事業内容 デジタルアセットに関するシステム提供、コンソーシアム運営




◆「Progmat(プログマ)」について
Web サイトおよび解説記事を公開しておりますので、以下 URL からご覧ください。
Web サイト:<https://progmat.co.jp/>
解 説 記 事:<https://note.com/tatsu_s123/n/n03a291fa52ab>

[1]
機関投資家以外の法人顧客(公共法人等を除く)は販売対象とする予定です。
[2]
資産裏付型 ST を発行する受益証券発行信託における信託設定時の信託元本、又は直近の有価証券報告書上の総資産額を

基に、三菱 UFJ 信託銀行により算出し、本案件の発行額を加算しています。



以上




本文書は、セキュリティトークン事業の協業による ST 債発行について一般に公表するための
プレスリリースであり、金融商品等の募集・勧誘を目的とするものではありません。




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