資産裏付型セキュリティトークンの引受及び、累計引受額110億円突破のお知らせ

2023 年 4 月 28 日
各 位
会社名 株式会社大和証券グループ本社
代表者名 執行役社長 中田 誠司
(コード番号 8601 東証プライム・名証プレミア)


資産裏付型セキュリティトークンの引受及び、累計引受額 110 億円突破のお知らせ


このたび、株式会社大和証券グループ本社傘下の大和証券株式会社(以下「大和証券」)は、
ケネディクスグループが運用するファンドをオリジネーターとする資産裏付型セキュリティトークン
(以下「資産裏付型 ST」1)の募集(セキュリティートークンオファリング、以下「STO」)において、引受
事務主幹事を務めましたので、お知らせいたします。
なお本件は金融商品取引所が定める適時開示基準に該当いたしません。


今回募集を実施した資産裏付型ST(以下「本ST」)は、札幌市に立地する宿泊施設「ONSEN
RYOKAN 由縁 札幌」の不動産信託受益権を裏付に受益証券発行信託を組成し、当該受益証
券発行信託の受益権を小口化したセキュリティトークンとして、投資家に販売されました。なお、募
集は既に終了し、完売しております。


大和証券では、本STの引受を以て、資産裏付型STの累計引受額が 110 億円を突破し、国内
証券会社として最大規模となりました。


大和証券グループは、STO 及びブロックチェーン技術を、中期経営計画「“Passion for the Best”
2023」において基本方針として掲げる「クライアントファーストとクオリティ No.1 の実現」及び「ハイブ
リッド戦略による新たな資金循環の確立」の実現における重要技術であると位置づけ、STO 及びブ
ロックチェーン技術のビジネス活用について積極的に取り組んでいます。


今後も、「金融・資本市場のパイオニア」として、ブロックチェーン等の先端技術を活用し、事業
会社のお客様に対しては、保有アセットのセキュリティトークン化等を通じた多様な資金調達手段
の提供を、投資家のお客様に対しては、資産裏付型 ST による魅力的な投資機会の提供を行い、
社会に対して新たな価値を提供していきます。





「資産裏付型 ST」とは、不動産、再生エネルギー等の資産を裏付けとした、有価証券の性質を
有するトークンであり、ブロックチェーン等の先端技術を活用して発行・管理される金融商品。我が
国においては 2020 年 5 月 1 日に施行された改正金融商品取引法及び関連する政府令の改正
施行により「電子記録移転有価証券表示権利等」として規定された。
<大和証券による、資産裏付型STの引受実績>
募集有価証券の名称 種別 決議日 引受額
ケネディクス・リアルティ・トークン 学生マンション 2022/2/21 10 億 7,800 万円
赤羽志茂
(譲渡制限付)
ケネディクス・リアルティ・トークン 物流施設 2022/7/1 69 億 1,500 万円
ロンコプロフィットマート厚木Ⅰ
(譲渡制限付)
ケネディクス・リアルティ・トークン 宿泊施設 2023/4/3 34 億円
ONSEN RYOKAN 由縁 札幌
(譲渡制限付)
合計 ― 113 億 9,300 万円


以 上


※本書面は、資産裏付型STの取扱いについて、一般向けの公表のみを目的としたプレスリリ
ースであり、日本国内外を問わず個別の金融商品等への募集・勧誘を目的とするものではあり
ません。

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