国際金融公社のソーシャルボンドの発行、引き受けならびに投資について

2020年11月26日

T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
国際金融公社
株式会社大和証券グループ本社


各 位


国際金融公社のソーシャルボンドの発行、引き受けならびに投資について

T&D保険グループのT&Dフィナンシャル生命保険株式会社(社長:板坂 雅文、以下「T&Dフィナンシャ
ル生命」
)は、国際金融公社(International Finance Corporation、以下「IFC」
)が発行するソーシャルボン
ド(以下「当債券」)へ投資しましたのでお知らせいたします。当債券の主幹事には大和証券グループ本社傘下の
大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパリミテッドが指名されました。


世界銀行グループの一員であるIFCは、新興国における民間セク
ター支援に特化した世界最大規模の国際開発金融機関です。
2020 年 3 月、IFCは新型コロナウイルスの拡大による景気低迷の
影響を受ける開発途上国の民間企業を支援するために、80 億米ドル
の資金支援枠を設定しており、10 月末までに累計約 40 億米ドルの支
援を実行、また実行をコミットしています。
当債券の発行を通じてIFCが調達した資金は、新型コロナウイルス
の影響を受けた国を含む開発途上国において、必要なサービスを受けら
れない人々を受益者とするプロジェクト、例えばインフラや金融などの
重要なサービスへアクセスすることが難しい女性や低所得コミュニテ
©IFC
ィに利益をもたらすプロジェクトなどに充てられます。

(出典:IFC)
<投資概要>
発行体 :国際金融公社(ムーディーズ格付:Aaa、S&P 格付:AAA)
投資額 :5 千万豪ドル(約 38 億円)
償還期間:約 14.5 年


T&Dフィナンシャル生命は、
「T&D保険グループ CSR 憲章」に基づき、事業活動を通じて社会的課題の解決に
貢献する取り組みを進めてまいりました。
引き続き、環境・社会・企業統治の課題を考慮する「ESG投資」を通じて、持続可能な社会の形成に一層貢
献できるよう、努めてまいります。


IFC は、世界 100 カ国以上で資金、専門知識そして影響力を駆使することで、途上国において市場と機会
を創出するための支援を行っています。極度の貧困の撲滅と繁栄の共有を促進するべく民間資金を最大限活用し、
2020 年度は途上国の民間企業と金融機関に対し 220 億ドルの投融資を行いました。詳細は www.ifc.org を
ご覧ください。


大和証券グループは、過去 10 年以上にわたり、社会課題の解決に資する金融商品の開発と提供に尽力してま
いりました。大和証券グループは、SDGs の期限である 2030 年に向けて、今後さらなる施策の推進に努め、
引き続き持続可能な社会の創造に向けて貢献してまいります。
以 上
【お問合せ先】

T&Dフィナンシャル生命保険株式会社 広報課 TEL 03-6745-6808

国際金融公社東京事務所 財務部 TEL 03-3597-6657

株式会社大和証券グループ本社 広報部 TEL 03-5555-1165

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