日本政策投資銀行による「環境格付融資」のお知らせ

2019 年 3 月 25 日
日立キャピタル株式会社

日本政策投資銀行による「環境格付融資」のお知らせ
「環境格付」最高ランクを 6 年連続で取得

日立キャピタル株式会社(執行役社長兼CEO:川部 誠治/以下、当社)は、株式会社日本政策投資
銀行(代表取締役社長:渡辺 一/以下、DBJ)が実施する「DBJ環境格付*1」において「環境への配慮に
対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を6年連続で取得し、本日、環境格付融資を受けま
したので、お知らせします。


当社は、社会インフラや環境・エネルギーなどを伸ばす成長分野と位置付け、日立グループをはじめと
したパートナーとの連携強化により、社会の変化や多様化するお客様のニーズに合わせたソリューションを
提供しています。環境・エネルギー分野では、風力や太陽光などの発電設備のリースにとどまらず、グルー
プ会社を通じて発電事業を行っています。また昨年より、ながいも残渣を活用したバイオガス発電事業に
参画する等、低炭素社会のみならず資源循環型社会の実現への貢献をめざしています。今回のDBJによ
る環境格付融資は、当社とDBJの業務協力協定に基づく取り組みの一環であり、当社が注力する環境・エ
ネルギー分野での活用を予定しています。


なお、「『DBJ環境格付』において高い評価を受けたポイント」と「当社とDBJの業務協力協定」は、以下
のとおりです。


■「DBJ環境格付」において高い評価を受けたポイント
(1) 経営方針に「社会価値創造企業」を掲げ、社会課題の解決に資する次世代サービスの創出への注力
を通じて、持続可能な社会の構築に貢献している点。
(2) 「2016~2018年度 中期経営計画」において、環境・エネルギー事業を注力分野に位置付け、風力や
太陽光等の再生可能エネルギーの機器リースや発電事業、ESCO事業*2へのファイナンスサービス等
を通じて、顧客や社会全体の環境負荷低減に貢献している点。
(3) 持続的な事業成長を支える人的資本の高度化に向けて、専門知識の向上やグローバル人財の育成
を推進するとともに、社員の成長が組織の成長につながるグッドサイクルの創出をめざした働き方改革
「SKYプロジェクト」に取り組む等、経営基盤の強化に努めている点。


■当社とDBJの業務協力協定
当社とDBJは、2015年3月に、両社が強みを有するインフラ、環境、エネルギー、ヘルスケア及び地域
等の分野において、情報やナレッジの共有や、メザニン、投資等のリスクマネー、中長期融資及びリース等
の金融サービス提供も含めた業務協力協定を締結しています。


当社は、地球環境を考え、社会の発展と人々の豊かなくらしを実現するため新しい価値を創造し提供す
る「社会価値創造企業」として、SDGs*3を基点とした事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献して
いきます。
*1 DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて3段


*2 Energy Service Company。省エネルギーに関する包括的なサービスを提供し、お客様の省エネルギー効果(メリット)の一部を
階の適用金利を選定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニュー。


報酬として受け取る、お客様の利益と地球環境の保全に貢献する事業。
*3 Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)。2015 年、「国連持続可能な開発サミット」において「持続可能な開発
のための 2030 アジェンダ」として採択された、17 の目標と 169 のターゲットからなるもの。


■報道機関お問い合わせ先

経営企画部 ブランドコミュニケーショングループ [担当:関、宮崎]
日立キャピタル株式会社

〒105-0003 東京都港区西新橋一丁目 3 番 1 号
TEL 03-3503-2118 (直通)
以 上

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