投資先の株式会社ナガオカが水資源に関する国際会議「The 6th IWA-ASPIRE Conference & Exhibition」に出展

平成 27 年 10 月 21 日

各 位
会 社 名 日本アジア投資株式会社
代表者の役職名 代表取締役 細窪 政
( コ ー ド 番 号 8 5 1 8 東 証 一 部 )
問 い 合 せ 先 常務取締役 下村哲朗
T E L 0 3 ( 3 2 5 9 ) 8 5 1 8

投資先の株式会社ナガオカが水資源に関する国際会議
IWA- Exhibition」
「The 6th IWA-ASPIRE Conference & Exhibition」に出展


この度、日本アジア投資株式会社(以下 JAIC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:細窪 政)の
投資先であり、2015 年 6 月に JASDAQ に新規上場した株式会社ナガオカ(本社:大阪府泉大津市、代表
取締役社長 CEO:三村 等、証券コード:6239)が、中国北京市で開催された水資源に関する国際会議・
展示会「The 6th IWA-ASPIRE Conference & Exhibition」に出展し、出展者中最大規模の出展ブースに水
の専門家が約 250 名来場しました。




株式会社ナガオカは、取水設備・水処理装置のメーカーとして、その技術により、地下水の安定的・効
率的な取水による有効活用や、薬品や動力を使わず環境負荷の少ない水処理の実現、海水をろ過して
淡水化・取水するシステムにより、水不足など水資源の問題に取り組んでいます。


同社は、地下水を取水するための重要な装置である「スクリーン(取水機器)」の技術を保有しています。
同社の「ナガオカスクリーン」は、その特殊な構造により安定的・効率的に地下水を取水することができるた
め、取水量が低下してしまった井戸を再生するなど、貴重な水資源を有効活用することができます。日本
国内では、1,000 以上の浅井戸や、集水用地下施設のプロジェクトで採用されています。




ナガオカスクリーン ナガオカスクリーンを用いた浅井戸用の取水装置


また、同社の「ケミレス」は環境負荷の少ない同社独自の水処理技術で、薬品を使わずに超高速で、地
下水に含まれる鉄・マンガン・アンモニア態窒素・ヒ素などを飲料基準まで処理できます。日本だけでなく、
環境問題を抱える中国やアジア諸国でも大規模浄水場を中心に納入されています。




ベトナム・ハノイの水処理施設 中国・瀋陽市瀋北新区の水処理施設


加えて、同社が日立造船株式会社と共同開発した「HiSIS(ハイシス)」は、海底の砂でろ過して清澄な
海水を高速で取水することのできるシステムであり、従来の技術に比べ海水の淡水化コストを大幅に削減
し、地球上の水の 97%を占める海水の利用を進め、水不足問題の解消を目指しています。


今般の「The 6th IWA-ASPIRE Conference & Exhibition」は、International Water Association(IWA:国
際水協会)と中国科学院生態環境研究センター(RCEES)が主催する国際会議・展示会です。
今回は“Sustainable Water Environment and Use (持続可能な水環境と水利用)”をテーマに、アジア
地域を中心に世界各国から水の専門家等が集い、9 月 20 日から 4 日間にわたり開催されました。株式会
社ナガオカは、上記の技術など 5 つの展示内容を出展しました。
なお、同社の取水技術や水処理技術は、過去にも、IWA が“水”に関する革新的技術を世界各国から
公募し表彰するプログラムにおいて 3 回連続受賞するなど高い評価を受けています。2014 年には、全応
募の中で最高の成績であったことから、最高功績賞(Superior Achievement Award)を受賞しています。


JAIC グループは、2004 年に同社に投資しその企業再生を支援した後、改めて、2011 年に同社に成長
資金を投資し、その成長を多面的に支援してまいりました。その結果、同社は 2015 年 6 月に新規上場を
果たしています。
JAIC グループは今後も、成長ポテンシャルのある企業に対し投資を行い、その成長を積極的に
支援してまいります。




株式会社ナガオカ 会社概要:
代 表 者 名:三村 等
本社所在地 :大阪府泉大津市
証券コード :6239(JASDAQ スタンダード)
URL :http://www.nagaokajapan.co.jp/index.html



以上

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