再生可能エネルギー事業向け投資ファンド設立について

2021 年 12 月 10 日
各位
NTTアノードエナジー株式会社
東京センチュリー株式会社
三井住友信託銀行株式会社
三井住友トラスト・インベストメント株式会社


再生可能エネルギー事業向け投資ファンド設立について


NTTアノードエナジー株式会社(代表取締役社長:高間 徹、以下「NTTアノードエナジー」、

東京センチュリー株式会社(代表取締役社長:野上 誠、以下「東京センチュリー」、三井住友信託銀

行株式会社(取締役社長:大山 一也、以下「三井住友信託銀行」
)および三井住友トラスト・インベス
トメント株式会社(取締役社長:阿久津 昌彦、以下「三井住友トラスト・インベストメント」
)は、国
内の再生可能エネルギー事業への投資を目的として NTT・TC・SuMi グリーンエナジー1 号投資事業有限
責任組合(以下「本ファンド」
)を共同で設立したことをお知らせ申し上げます。


1.設立の背景・目的


脱炭素に向けた再生可能エネルギーの需要が世界的に高まる中、日本においても 2050 年カーボンニ
ュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギー電源比率の拡大目標が示されています。
国内における再生可能エネルギーの更なる拡大が必要となる中、NTTアノードエナジー、東京セン
チュリー、三井住友信託銀行、三井住友トラスト・インベストメントの 4 社は、太陽光発電をはじめと
する再生可能エネルギー事業の拡大を目的として、本ファンドを共同で設立いたします。
各社が有する資金力および再生可能エネルギーの開発・運営に関する知見を結集することにより、本
ファンドを通じて総額 1,000 億円規模の再生可能エネルギー案件の取得を目指してまいります。今後
も、各社とともに環境問題等の社会的課題の解決に取り組むことにより、持続可能な社会の実現に貢献
してまいります。
NTTアノードエナジーは、NTTグループの保有する技術、アセットを活用したスマートエネルギ
ー事業を推進する事業推進会社として、NTTグループのシナジーを最大限に発揮し、再生可能エネル
ギー発電設備や蓄電池等の分散エネルギーリソースをより高度に活用するソリューションの開発・提供
を通じ、パートナー企業とともに新たなエネルギー流通の仕組みを創り上げ、産業の活性化に取り組ん
でいます。また本ファンドを通じて、NTTグループの環境エネルギービジョン「NTT Green
Innovation toward 2040」の実現に向け、再生可能エネルギーの投資を加速させてまいります。


東京センチュリーは国内外のパートナー企業との共創による『金融×サービス×事業』を融合した独
自のビジネスモデルを展開しており、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー事業に積極的に取
り組んでおります。2021 年 9 月末現在で発電容量は 629MW であり、今後とも再生可能エネルギーの拡
大・普及に注力し、発電容量 1,000MW への拡大を目指しております。


三井住友トラスト・グループは、「三井住友トラスト・グループ カーボンニュートラル宣言」を公表
し、その中で投融資ポートフォリオの GHG 排出量ついて、2050 年までにネットゼロを目指す方針を掲げ
ております。本ファンドを通じて、脱炭素社会の実現に取り組んでいくとともに、グループのもつ自己
勘定からの投融資、資産運用、資産管理、各種アドバイザリー等多様な機能を横断的に活用し、今後も
取引先のお客さまとともにサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。


2.ファンドの概要


名称 NTT・TC・SuMi グリーンエナジー1 号投資事業有限責任組合
設立年月 2021 年 12 月
無限責任組合員 三井住友トラスト・インベストメント
NTTアノードエナジー(47.5%)
有限責任組合員
東京センチュリー(47.5%)
(出資比率)
三井住友信託銀行(5.0%)
出資約束総額 約 200 億円
運用対象資産 太陽光発電事業をはじめとする、再生可能エネルギー事業の匿名組合出資等


以上

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