月島機械株式会社との消化ガス発電事業に関する共同事業会社の設立について

2018 年 9 月 6 日
各 位
会 社 名 東京センチュリー株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 浅 田 俊 一
(コード番号 8439 東証 1 部)
問合せ先 広 報 I R部 長 山 下 圭 輔
(TEL 03-5209-6710)




月島機械株式会社との消化ガス発電事業に関する
共同事業会社の設立について



東京センチュリー株式会社(社長: 浅田 俊一)と月島機械株式会社(社長:山田 和彦、以下、「月島機械」)は、
今般、消化ガス発電事業への取り組みを推進・強化していくことを目的に、両社共同出資による事業会社(合同会社)
を設立いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。







消化ガス発電事業は、下水処理過程で発生する下水汚泥を減容化するために消化槽でメタン発酵を行い、発生した消
化ガス(メタンガス)を用いて発電を行うもので、公共インフラ(下水処理場)と地域資源を活用した創エネルギー事
業です。下水汚泥処理の過程で発生する消化ガスは、メタンを主成分とする可燃性ガスであり、地球温暖化対策の一つ
として有効利用が期待されています。


当社グループは、経営理念に、「環境に配慮した循環型経済社会の実現への貢献」を掲げており、再生可能エネルギ
ー事業をはじめ、温室効果ガス削減およびエネルギー自給率向上といった社会的意義の高い取り組みを加速しています。
月島機械は、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に基づく固定価格買取制度(以
下、「FIT」)を活用した民設民営方式による消化ガス発電事業のリーディングカンパニーであり、下水処理場における
汚泥処理に強みをもち、汚泥消化設備、ガス貯留設備および発電設備に関する豊富な実績を誇ります。


当社と月島機械は、2017年5月に当社の「再生可能エネルギー事業での実績および金融・サービス機能」と、月島機械
の得意とする「下水道分野での創エネルギー事業および単体機器ビジネス」を組み合わせ、両社の事業拡大を推進する
ための関係強化を目的に、業務提携契約を締結しました。両社による協業推進プロジェクトチームを立ち上げ、共同事業
化に向けた協議を実施し、合意した取引構想に基づき、今般、消化ガス発電事業への取り組みをより一層推進するため、
共同事業会社を設立することといたしました。



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本事業においては、当社は、発電設備に対するリース・ファイナンスを提供し、月島機械が消化ガス発電施設の設計・
建設・運転を行い、両社で発電事業の運営・管理を行う予定です。下水処理場で発生する消化ガスを自治体から購入し
て発電事業を行い、発電した電気は、FITを利用して、電気事業者に売却します。当社および月島機械それぞれが保有す
るノウハウを最大限に活用して、安定した発電事業の運営を行っていく方針です。


当社と月島機械は、循環型経済社会の実現への貢献に向けたパートナー企業として、今後も「創エネルギー」「地域
貢献」「社会インフラの維持」といった社会的課題の解決に向けた取り組みを、共同で展開・推進してまいります。



■共同事業会社の概要

会 社 名 TC月島エネルギーソリューション合同会社
本社所在地 東京都千代田区神田練塀町 3 番地
設 立 2018 年 8 月
代表社員 東京センチュリー株式会社
資 本 金 20 百万円
株 主 東京センチュリー90%、月島機械 10%
事業内容 バイオガス発電事業による売電事業



以上




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