川崎汽船株式会社との株式会社JERA向け新造LNG船「ENSHU MARU(遠州丸)」の共同保有について

2018 年 8 月 8 日
各 位
会 社 名 東京センチュリー株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 浅 田 俊 一
(コード番号 8439 東証 1 部)
問合せ先 広 報 I R部 長 山 下 圭 輔
(TEL 03-5209-6710)



川崎汽船株式会社との株式会社JERA向け新造LNG船
「ENSHU MARU(遠州丸)」の共同保有について

昨日、当社と川崎汽船株式会社(本社:東京都千代田区)が共同で保有する株式会社JERA(本社:東京都千中央区)
向け新造LNG船の命名式が、川崎重工業株式会社(東京本社:東京都港区)坂出工場において執り行われました。


本船は、多くの関係者の見守る中、中部電力株式会社(本社:愛知県名古屋市)代表取締役会長の水野明久氏により、
「ENSHU MARU(遠州丸)」と命名されました。船名は、中部電力株式会社の供給エリアの一つである、静岡県西部の
旧国名「遠州国」に由来します。本船は、エルエヌジー・マリン・トランスポート株式会社(本社:東京都中央区)の
運航管理下で株式会社JERA向けに投入され、米国テキサス州フリーポートLNGプロジェクトのLNG輸送などに従事し、
我が国のエネルギーの安定輸送に貢献します。


当社は、「環境に配慮した循環型経済社会の実現への貢献」を経営理念に掲げており、本件LNG船の共有をはじめ、
太陽光発電事業の推進など、環境に優しいエネルギー供給に努めています。船舶分野においても、今後、強化が予定さ
れる環境規制に適用したエコシップへの取り組みなど、環境負荷軽減を目指しており、「金融」×「サービス」×「事
業」の3軸融合による最適なソリューションをお客さまに提供してまいります。


<「ENSHU MARU(遠州丸)」主要目>
船主 Trans Pacific Shipping 4 S.A. (*1)
建造造船所 川崎重工業株式会社 坂出工場
全長 約 293m
型幅 48.9m
タンク容積 164,700m3
(*2)
ボイルオフレート 0.08% / 日
推進機関 再熱式蒸気タービン(川崎アドバンストリヒートタービンプラント) (*3)
速力 19.5 ノット
(*1) 当社と川崎汽船株式会社が出資する船舶保有会社。
(*2) ボイルオフレート: カーゴタンク容積に対するLNGの自然気化率。タンクの防熱性能を表し、値が低いほど性能が高い。
(*3) 再熱式蒸気タービン: タービンを回転させた蒸気の熱を再利用することで、熱効率を大幅に改善した蒸気タービンプラント。




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164,700m3 型 LNG 船「ENSHU MARU(遠州丸)」

以上




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