水上太陽光発電の世界的パイオニア シエル・テール・インターナショナルの株式取得について

2015 年 12 月 15 日
各 位
会 社 名 東京センチュリーリース株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 浅田 俊一
(コード番号 8439 東証第 1 部)
問合せ先 広 報 I R 室 長 松原 健志
TEL:03-5209-6710

会 社 名 シエル・テール・インターナショナル
代 表 者 名 代表取締役 アレクシー・ガヴォー
問 合 せ 先 株式会社シエル・テール・ジャパン
ビジネス開発担当 ネージュ・ブレアン(日本語可)
TEL:03-6853-6625




水上太陽光発電の世界的パイオニア
シエル・テール・インターナショナルの株式取得について



東京センチュリーリース株式会社(本社:東京都千代田区、以下「東京センチュリーリース」
)は、水上太陽光
発電の世界的パイオニアであるシエル・テール・インターナショナル(本社:フランス、以下「シエル・テール」

から、シエル・テールの普通株式の 15%を取得いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。




1. 本株式取得の目的
東京センチュリーリースは、京セラ株式会社(本社:京都府京都市、以下「京セラ」
)と共同で設立した京
セラ TCL ソーラー合同会社(本社:東京都千代田区)において、2014 年 8 月より、シエル・テールの水上
架台(水上に太陽電池モジュールを設置するための浮体構造物「Hydrelio©」、以下「フロート」)の提供を受
け、水上太陽光発電事業への取り組みを開始いたしました。これまでに兵庫県加東市の西平池、東平池およ
さかさまいけ

び兵庫県加西市の逆 池 の 3 か所において、合計約 5.2MW の水上設置型メガソーラー発電所を稼働させ、現
在千葉県山倉ダムにおける水上設置型では世界最大級となる約 13.7MW のメガソーラー発電所の開発も進め
ています。
全国各地で太陽光発電の導入が次々と進みメガソーラー発電所の適地が減少、さらに電力固定価格買取制
度(FIT)の買取価格引き下げに伴い、陸上太陽光発電事業の開発はピークアウトが予想される一方、年間を
通じて降水量の変化が大きい日本では、農業用ため池、河川増水時の調整池など全国に多くの池があり、こ
れらを有効活用する水上太陽光発電事業は未だ黎明期であり、水冷効果により発電効率が向上すると言われ
ていることなどから、今後も成長が期待できます。

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また、シエル・テールのフロートは同社が開発し特許を有しており、日本国内のみならず、フランス、イ
ギリス、タイ、韓国など、世界各国において豊富な稼働実績があります。今後、東京センチュリーリースが
京セラと共同で太陽光発電事業のグローバル展開を検討していくにあたり、水上太陽光発電におけるシエ
ル・テールの技術面・実績面に基づく優位性は不可欠であり、本件株式取得を通じ、パートナーシップを更
に強化することといたしました。
東京センチュリーリースとシエル・テールは、太陽光発電事業を通じ、再生可能エネルギーの普及を促進
するとともに、地球環境保全ならびに循環型社会の形成に貢献してまいります。


2. シエル・テールの概要
(1) 商 号 Ciel&Terre International
(2) 本 社 所 在 地 フランス・リール
(3) 代 表 者 代表取締役 アレクシー・ガヴォー
(4) 事 業 内 容 水上太陽光発電システムの販売・設置・メンテナンス
(5) 資 本 金 500,000 ユーロ(約 66 百万円)
(6) 設 立 2013 年


3. 取得前後の所有株式の状況
(1) 異動前の所有株式数 0株(所有割合 0.0%)
(2) 取得予定株式数 883株
(3) 異動後の所有株式数 883株(所有割合 15.0%)


4. 日程
2015年11月30日 :株式譲渡契約および株主間契約等の締結
2015年12月15日 :株式取得


5. 業績に与える影響
本株式取得に伴う 2016 年 3 月期業績への影響は軽微であり、2015 年 5 月 12 日に公表いたしました通期の
連結業績予想に変更はございません。


■ 京セラ TCL ソーラー合同会社が運営する水上設置型メガソーラー発電所




兵庫・高岡西水上メガソーラー発電所 兵庫・加西市逆池水上メガソーラー発電所
(加東市 西平池 約 1.7MW) (約 2.3MW)

以上

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