GA Telesis社に対する当社持分追加取得に関するお知らせ

2018 年 10 月 1 日
各 位
会 社 名 東京センチュリー株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 浅 田 俊 一
(コード番号 8439 東証 1 部)
問合せ先 広 報 I R 部 長 山 下 圭 輔
(TEL03-5209-6710)



GA Telesis 社に対する当社持分追加取得に関するお知らせ



当社は、当社が 20%出資している持分法適用関連会社で航空部品・サービス事業を手掛ける米 GA Telesis, LLC(GA テレシ
ス社、以下 GAT)に対する持分を 29.2%追加取得し合計 49.2%を保有する筆頭株主となること、また、全日空商事株式会社(以
下全日空商事)が同社に対する持分 10%を新規取得することについて、既存株主、GAT、および全日空商事と合意しましたの
で、下記のとおりお知らせいたします。
今回の GAT の出資構成見直しを機に、GAT・全日空商事・当社の三社にて、今後エンジンリースに関する新たな合弁会社を
設立することについても基本合意しましたので、あわせてお知らせいたします。





1. 本件の目的
当社のスペシャルティ事業分野は、航空機、船舶、不動産、環境・エネルギーなどの専門的プロダクツを柱に『金融×サ
ービス×事業』の 3 軸融合によるビジネスモデルを推進し、
「金融機能を持つ事業会社」を目指し、近年順調な成長を遂げ
ております。
中でも、特に航空機関連ビジネスについては、今後も持続的な成長が見込まれる有望分野として位置づけ、同ビジネスの
バリューチェーンを拡充するため、2012 年 12 月、GAT に出資を行うことで航空機のライフサイクル・マネジメントの実現
を図り、2017 年 12 月には米大手航空機リース会社 Aviation Capital Group LLC(以下 ACG)へ出資し航空機オペレーティン
グ・リース事業の強化を行いました。これらの戦略的提携により、当社が手がける航空機ファイナンスや JOL/JOLCO(日
本型オペレーティング・リース)等における組成の幅を広げるとともに、リース満了時における機体売却等の出口処理能力
を高めるなど、事業基盤の拡充を図ってまいりました。
今般、航空機ビジネスの総合サービスプロバイダーとしての地位をより一層強固なものにするため、中古航空機の解体や
エンジン部品等の補修販売、エンジンリース、アセットマネジメント等、さまざまな業務を手掛ける GAT への経営関与を
高めるとともに、世界トップクラスの航空機関連ビジネスを手掛ける全日空商事を戦略的パートナーに迎えることにより、
GAT・ACG 含めたグループ全体のシナジーを最大化し、航空機事業マーケットにおける更なるプレゼンスの向上を目指し
ます。
加えて、今後、GAT・全日空商事・当社の三社にてエンジンリースに関する新たな合弁会社を設立することについても基
本合意いたしました。航空機市場の成長とともに、エンジンリース市場も一層の伸長が期待されており、この新たなプラッ
トフォームにより航空関連事業とファイナンスのノウハウの融合を図り、全世界のお客さまに対して最適なソリューション
を提供してまいります。


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2. GA Telesis, LLC の概要
(1) 商号 GA Telesis, LLC
(2) 所在地 1850 NW 49th Street Fort Lauderdale, FL 33309 USA
(3) 代表者 Abdol Moabery
(4) 事業内容 商業航空機部品・サービス事業
(5) 設立 2002 年
(6) 出資比率(本件後) 当社: 49.2%
創業者: 40.8%
全日空商事株式会社: 10.0%



3. 全日空商事株式会社の概要
(1) 商号 全日空商事株式会社
(2) 所在地 東京都港区東新橋 1-5-2 汐留シティセンター
(3) 代表者 西村 健
(4) 事業内容 航空機部品調達、航空機輸出入・リース・売却等事業
(5) 設立 1970 年
(6) 出資比率 ANA ホールディングス株式会社:100.0%



4. スケジュール
(1) 持分譲渡契約締結日 2018 年 9 月 28 日
(2) 持分譲渡実行日 2018 年 10 月(予定)
(3) 合弁会社設立 2018 年 11 月(予定)



5. 業績への影響について
本件に伴う 2019 年 3 月期の当社連結業績に与える影響は軽微であり、2018 年 5 月 9 日に公表しました通期の連結業績予
想に変更はございません。



以上




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