サステナビリティ・リンク・エクイティ付き日本型オペレーティングリース契約の締結について

2023 年 8 月 17 日
各 位
会 社 名 東京センチュリー株式会社
代表者名 代表取締役社長 馬 場 高 一
(コード番号 8439 東証プライム市場)
問合せ先 広 報 IR 部 長 河 井 健 吾
(TEL 03-5209-6710)


サステナビリティ・リンク・エクイティ付き日本型オペレーティングリース契約の締結について



当社は、欧州大手金融機関と協働し、欧州大手航空会社 Société Air France(本社:フランス共和国パリ。以下「エールフ
ランス航空」
)が導入するエアバス社製 A350-900 型航空機について、サステナビリティ・リンク・エクイティならびにサステ
ナビリティ・リンク・ローンを組み入れた日本型オペレーティングリース(以下「本件リース」
)を組成・実行いたしましたの
で、下記の通り、お知らせいたします。



当社は、SDGs を踏まえたマテリアリティの一つとして「脱炭素社会への貢献」を掲げており、環境に配慮した金融・サー
ビスの組成・提供によるクリーンエネルギーの普及に注力しております。本件リース契約の当事者であるエールフランス航空
も CO2 排出量削減に向けた一連の活動指針「Air France ACT」を立ち上げ、2050 年までに CO2 排出量実質ゼロ(ネットゼロ)
を目指しているなど、両社の脱炭素社会の実現に向けた取り組み姿勢は一致しているものと考えております。



今般、当社はエールフランス航空と協議のうえ設定した CO2 削減に向けた KPI の達成度合いに応じて、リース料を減額する
サステナビリティ・リンク・エクイティおよびサステナビリティ・リンク・ローン付き日本型オペレーティングリース契約を
締結いたしました。CO2 排出量の削減に向けた取り組みがリース料の低減に繋がることからも、各航空会社が注力している気
候変動対策等に貢献する金融・サービスとなります。


当社は、1988 年に初めて日本型オペレーティングリースを組成・実行して以降、累計組成件数は 200 件、累計エクイティ引
受額は 4,500 億円を突破する等、国内有数の実績を有しております。本件リースの組成・実行を通じて得られる環境に配慮し
た金融・サービスのノウハウは、当社の日本型オペレーティングリース事業の更なる拡大につながるものと考えております。
今後とも当社は、航空業界の脱炭素化に資する付加価値の高い金融・サービスを積極的に組成・提供することにより、脱炭
素社会ならびに持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


以 上

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