東京工業大学、芙蓉総合リース、みらい創造機構が共同で「芙蓉みらいGAPファンドプログラム」を開始

2023 年8月 29 日


国 立大学法 人東京 工業大 学
芙蓉総合リース株式会社
株式会社みらい創造機構


東京工業大学、芙蓉総合リース、みらい創造機構が
共同で「芙蓉みらい GAP ファンドプログラム」を開始

~東工大発イノベーション創出を加速化 東京工業大学×芙蓉総合リース×みらい創造機構
GAP ファンド制度を通じた支援プログラムを実施~


国立大学法人東京工業大学(学長:益 一哉、以下「東工大」 、芙蓉総合リース株式会社(代表

取締役社長:織田 寛明、以下「芙蓉リース」)および株式会社みらい創造機構(代表取締役社長:
岡田 祐之、以下「みらい創造機構」 「芙蓉みらい GAP ファンド※プログラム」を 2023 年 7 月
)は、
に設置し、その運営を開始しました。本プログラムでは、東工大から生まれる優れた技術シーズの
事業化に向けて、芙蓉リースが資金を拠出し、みらい創造機構が東工大の技術の社会実装化にむけて
伴走支援することで、3機関が一体となって大学発のイノベーション創出の加速化を目指しています。



GAP ファンド:一般的に、大学における基礎研究の事業化に向けては、試作開発や試作テストなどの追加資金が
必要となり、基礎研究と事業化の間に資金面のギャップ(空白・切れ目)が生じている。このギ

ャップ(空白・切れ目)を埋めることで大学先端技術の技術移転や大学発ベンチャー創出を促し

ていくことを目的とした基金を、GAP ファンドと呼ぶ。




東工大、芙蓉リース、およびみらい創造機構は、2017 年 10 月に『新産業の創出・育成のための
ギャップファンドの設置および運営に関わる組織的連携協定』締結後、ファンドの公募化や事業化支
援メニューの拡充を経て、これまで計 17 件の大学発のイノベーション支援を行い、以下 2 件が社会
実装に至りました。


・クレプシードラ株式会社:「音響コンテンツの企画・研究開発」
(https://clepseadra.com/)
・株式会社 digzyme:「バイオインフォマテイクスによる革新的酵素の創出」
(https://www.digzyme.com/home_1)
(※株式会社 digzyme は、2022 年「東工大発ベンチャー大賞」も受賞)



このような取り組みの中、東工大は 2021 年を「ベンチャー元年」と位置づけ起業・スタート
アップ支援を一層強化しました。2022 年東工大学勢調査では、学生の 40%以上が「起業に興味が
ある」と回答(http://www.siengp.titech.ac.jp/gakuseichousa/2022/2022_gakusei_teigensho.pdf)
し、東工大発ベンチャー称号授与企業数はここ5年で約 1.6 倍の計 152 社(2023 年7月現在)まで
増加、企業時価評価額9億円以上(IPO 含む)の東工大発ベンチャー称号授与企業は7社(「INITIAL
Enterprise」 2023 年7月6日のデータベースより)に至っています。


今回新たに運営を開始した本プログラムを通じて3機関のさらなる連携強化を図るとともに、
東工大の優れた技術シーズと事業化の間に存在するギャップを埋め、技術シーズの実用化に向けた
支援を進めることで、3機関が協力して社会変革や社会課題解決に貢献するスタートアップが
持続的に創出される体制を構築します。




■本件に関するお問合せ先


・東京工業大学 研究・産学連携本部
イノベーションデザイン機構・副機構長:進士千尋
住所:東京都目黒区大岡山二丁目 12 番 1 号
電話番号:03-5734-3890
E-mail:shinji@sangaku.titech.ac.jp


・芙蓉総合リース株式会社
経営企画部 コーポレートコミュニケーション室:山﨑・渡邊
住所:〒102-0083 東京都千代田区麴町五丁目 1 番地 1
電話番号:03-5275-8891


・株式会社みらい創造機構
取締役 共同創業者:金子大介
住所:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西 1 丁目 33 番 6 号 JP noie 恵比寿西 1F
電話番号:03-6311-6958
E-mail:kaneko@miraisozo.co.jp




以上





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