リバーフィールド株式会社への出資のお知らせ

2017 年 8 月 21 日

News Release
住 所 東京都千代田区三崎町三丁目3 番 2 3 号
会 社 名 芙 蓉 総 合 リ ー ス 株 式 会 社
U R L h t t p : / / w w w. f g l . c o . j p / i n d e x . h t m l
問合せ先 コーポレートコミュニケーション室長 吉田哲也
電話番号 0 3 - 5 2 7 5 - 8 8 9 1




リバーフィールド株式会社への出資のお知らせ


当社は、国産初の手術支援ロボットを開発中であるリバーフィールド株式会社に対して、リー
ス・レンタル等の販促提携を前提とした出資を行いましたので、お知らせいたします。


具体的には、リバーフィールドが実施する総額 10 億円の第三者割当増資のうち3億円を引き受
け、出資しました。又、自動車部品メーカーの三恵技研工業株式会社も同様に同社に出資し、手
術支援ロボットの駆動ユニットの開発を行う予定としています。

リバーフィールドは東京工業大学発の産学連携のベンチャー企業であり、東京工業大学、
東京医科歯科大学と共同開発を進めている「空気圧操作技術」により、現状の手術支援ロボ
ットの課題となっている「操作時の力の感覚」を確保した上で、さらに小型化、低価格化を
実現する計画です。2020 年に実用化を見込んでおり、手術支援ロボットで先行している米国
インテュイティブサージカル社の製品「ダ・ヴィンチ」に対抗して行く構えです。
「手術支援ロボット」は、日本のロボット技術の実用化という面で期待を集めている分野
です。本件は「国産初の手術支援ロボット」ということで、開発が進むにつれて高い注目を
集めていくものと考えております。

当社は 2017 年にスタートした新中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において、
「医療福
祉」を戦略分野の一つとしており、経営資源を集中的に投下していく計画としています。

「医療福祉分野」では、入口から出口までワンストップのサービス提供を目指した事業機会の
創出と育成を行っていきたいと考えており、不足している機能やサービスについては資本提携も
含めた提携により積極的に強化してく方針です。この方針に基づき、2017 年 1 月に診療・介護報
酬の債権買取サービスを持つアクリーティブ株式会社を連結子会社化、続いて 2017 年 3 月に中古
医療機器の撤去・販売業の株式会社FUJITAとの資本業務提携を行っていますが、本件出資
についてもこれらの強化策の一環と位置付けております。

当社は今後とも未来に繋がる技術開発に対して、リースやファイナンスなどを通じて積極
的に関わっていくことで、「医療・福祉」の発展に貢献していきたいと考えています。
リバーフィールドが提供する手術時にカメラを持つ「スコピスト」の
役割を果たすロボット「EMARO」
以上

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