国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」に神栄テクノロジー株式会社製「鏡面冷却式露点計」採用のお知らせ

PRESS RELEASE
2023 年3月 28 日




神戸市中央区京町 77 番地の1
代表取締役社長 赤澤 秀朗
(証券コード:3004)


国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」に
神栄テクノロジー株式会社製「鏡面冷却式露点計」採用のお知らせ

このたび、国立天文台がハワイ観測所に設置している口径 8.2 メートルの大型
光学赤外線望遠鏡「すばる望遠鏡」
(写真→)を保護し安定的に運用するため、ド
ーム内の露点温度を正確に計測することを目的として、当社子会社の神栄テクノ
ロジー株式会社(本社:神戸市中央区、代表取締役社長:小山文也、以下「神栄
テクノロジー」といいます。
)が開発・製造する鏡面冷却式露点計「DewStar S-1
シリーズ」が採用されましたので、お知らせいたします。


1.採用の背景
「すばる望遠鏡」*の安定運用において、望遠鏡本体や主鏡鏡面を保護する
ため、ドーム内の適切な温度管理が重要となります。そのためには、ドーム内 (提供 国立天文台)
の露点温度を正確に計測し、ドームの開閉やドーム空調・ミラー空
調の制御を行うことが求められます。ドーム内に設置して正確な露
点温度をリアルタイムで計測することが可能な機器として、神栄テ
クノロジー製の鏡面冷却式露点計が採用されました。
*「すばる望遠鏡」は、大学共同利用機関法人自然科学研究機構 国立天文台
が米国ハワイ島にある標高 4,200m のマウナケアの山頂域に設置していま
す。(写真→)
(提供 国立天文台)


2.鏡面冷却式露点計「DewStar S-1 シリーズ」
神栄グループでは、1970 年に業界初の金属酸化物型湿
度センサを開発して以来、湿度分野のパイオニアとして、
品質・生産管理、素材開発など産業の発展に欠かせない
湿度関連機器を開発し、世界中に供給しております。
今回採用された鏡面冷却式露点計「DewStar S-1 シリー
ズ」は、JIS(日本工業規格)で規定された湿度の基準器
に該当し、湿度計としては最高峰の精度を誇ります。ま
た、センサの劣化が少なく長期安定性と再現性に優れ、
様々な分野でご使用いただける製品です。
※製品サイト:https://www.shinyei.co.jp/stc/products/humidity/dewstar-s1.html


<本件に関するお問い合わせ先>
神栄テクノロジー株式会社
計測・試験機器事業部 営業部
TEL. 078-304-6795 FAX. 078-302-1225
URL: https://www.shinyei.co.jp/stc/

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