第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」資金調達者部門 環境大臣賞(銀賞)および サーキュラーエコノミー賞 受賞

2024 年2月 20 日
News Release
芙蓉総合リース株式会社
(コード番号:8424 東証プライム)

代表取締役社長 織田 寛明


第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」資金調達者部門
環境大臣賞(銀賞)および サーキュラーエコノミー賞 受賞

芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 織田寛明、以下「芙蓉リース」)
は、環境省が主催する第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の資金調達者部門に
おいて、環境大臣賞(銀賞)および選定委員長賞(サーキュラーエコノミー賞)を受賞しました。




【選定理由(抜粋)】
1.環境大臣賞(銀賞)
CSV経営の方針を明確にし、サステナビリティから事業価値を創出する動きを
経営トップ自らが主導、顧客層の拡大や新たな営業機会に繋げている。
また、他の金融機関との連携を広げており、業界全体の動きに繋げた。


2.選定委員長賞(サーキュラーエコノミー賞)
廃プラスチックのマテリアル/ケミカルリサイクル率:100%(2026 年度)という
非常に野心的な目標を掲げており、また、確実な資源循環をおこなうリース商品を
販売するなどリース業ならではの立場からサーキュラーエコノミーを推進。


芙蓉リースは、2022 年度に開始した中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」において、
CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)を実践するうえで重要な取り組み課題を
非財務目標に設定しています。2023 年には非財務目標全体をサステナブルファイナンスの
フレームワークに反映し、これまで6つの資金調達を行いました。上記にかかる取り組みが認め
られ、資金調達部門において環境大臣賞(銀賞)を受賞しました。


また、非財務目標の一つに「廃プラスチックのマテリアル/ケミカルリサイクル率 100%
: (2026
年度)
」を掲げ、実現に向けた取り組みを行っています。さらに、資源循環を確実に行い製品寿命
の長期化・資源再生の向上を図るサーキュラーエコノミーリースを、2023 年に提供開始しまし
た。上記の取り組みが評価され、テーマ賞である選定委員長賞(サーキュラーエコノミー賞)も
受賞しました。


尚、芙蓉リースの受賞は第1回のボンド部門 環境大臣賞(金賞)
、第3回の間接金融部門 特別
賞に続き、3回目の受賞となります。<別紙ご参照>


今回頂戴したご評価をさらに励みとし、引き続き気候変動問題への取り組みを進めることで、
持続可能な社会づくりに貢献してまいります。


<環境大臣賞(銀賞)> <選定委員長賞(サーキュラーエコノミー賞)>




右:環境大臣 伊藤信太郎様 右:選定委員長 北川哲雄様
左:弊社代表取締役社長 織田寛明 左:弊社代表取締役社長 織田寛明


「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」について
ESGファイナンス・アワード・ジャパンは、ESG金融に積極的に取り組む金融機関、
諸団体や環境サステナブル経営に取り組む企業を評価・表彰し、その内容をESG金融や
環境サステナブル経営に取り組む多くの関係者と共有することを目的として、2019 年度に
環境省が創設しました。


第5回となる 2023 年度は、①投資家部門、②間接金融部門、③資金調達者部門、④金融
サービス部門、⑤環境サステナブル企業部門の5部門が設定され、当社が受賞した資金調達
者部門は、インパクトの創出を目的とした取組の資金調達において、ESG関連の債権や
融資等を活用し、関連市場の拡大に貢献している事例や取り組みを表彰するものです。


以上


お問い合わせ先
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 山崎・渡邊
電話番号:03(5275)8891 URL:https://www.fgl.co.jp/





<別紙>

ESG ファイナンス・アワード・ジャパン受賞歴と芙蓉リースグループの CSV 経営のあゆみ

芙蓉リースグループは、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の実践を通じた社会
課題の解決と経済価値の同時実現により、企業グループとしての持続的な成長を目指しています。
サステナブルファイナンスによる投資家・金融機関の皆さまからの資金を重要課題への対応に活用
するとともに、その進捗状況をご報告することを通じてエンゲージメントを推進してまいります。

受賞のあゆみ

2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度

中計2026 非財務目標の制定 と CSV経営の実践
ポジティブ・インパク サステナブルファイナ
CSV経営の推進 ト・ファイナンス ンス・フレームワーク 2023年度 銀賞
対話型サステナビリ SLL SLB
ティ・リンク・ローン (※) (※)


芙蓉 再エネ100宣言・サポートプログラム 2019年度 金賞

芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム 2021年度 特別賞

サーキュラーエコノミーリース
脱炭素推進ファイナンス ※SLL:サステナビリティ・リンク・ローン 2023年度 テーマ賞
※SLB:サステナビリティ・リンク・ボンド



2019 年度 第1回 環境大臣賞(金賞) (ボンド部門)
自ら RE100 に参加し、中小企業及び病院、教育機関、自治体等各種団体向け「再エネ 100 宣言 RE
Action」への参加を促進するファイナンススキーム「芙蓉 再エネ 100 宣言・サポートプログラム」の構築を
目的にグリーンボンドを発行。本事業の資金使途や発行スキームの新規性や独自性が評価されました。




2021 年度 第3回 特別賞 (間接金融部門)
グリーンボンド調達資金をリースに活用し、顧客の脱炭素化対応に貢献する「芙蓉 ゼロカーボンシティ・
サポートプログラム」は独自性・新規性があり、リース企業として先進的な取り組みと評価されました。
2023 年度 第5回 環境大臣賞(銀賞) (資金調達者部門)
CSV(Creating Shared Value)経営を実践する方針を明確にし、サステナビリティから事業価値を創出
する動きを経営トップ自らが主導しながら、顧客層の拡大や新たな営業機会につなげていること。さらに、
自社だけでなく他の金融機関との連携を広げ、業界全体の動きにまでつなげた点が評価されました。




2023 年度 第5回 選定委員長賞(サーキュラーエコノミー賞) (資金調達者部門)
PC 等事務機器の返却物件由来の廃プラスチックに関して、マテリアルもしくはケミカルリサイクルによるリ
サイクル率を高める野心的な非財務目標を掲げ、実現に向けて資源リサイクル企業と協力し実証実験を行う
など精力的に取り組んでいること。確実な資源循環を行うリース商品を発売するなど、リース業ならではの
立場からサーキュラーエコノミーを推進していることが評価されました。

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