商用EVバンの普及促進と新たなEV関連サービスの開発を目的としたフォロフライとの資本業務提携

2024 年2月 14 日
News Release

芙蓉総合リース株式会社
(コード番号:8424 東証プライム)

代表取締役社長 織田 寛明



商用 EV バンの普及促進と新たな EV 関連サービスの開発を目的とした

フォロフライとの資本業務提携


芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 織田寛明、 「芙蓉リース」 は、
以下 )
商用 EV バン等の開発・販売を行う EV スタートアップ企業であるフォロフライ株式会社(京都
)と、商用分野における EV の普及
府京都市、代表取締役社長 小間裕康、以下「フォロフライ」
促進や EV 関連のサービス拡充・新たなサービスの開発を目的に資本業務提携(以下「本提携」)
を締結したことをお知らせ致します。


政府が掲げる 2050 年カーボンニュートラル実現に向け、温室効果ガスの削減が社会全体をあげ
て取り組むべき喫緊の課題です。運輸部門は、日本国内全体の CO2排出量の約2割を占め、その
うちトラック等商用車からの排出が約4割であり、温室効果ガス削減目標の達成に向け商用車の
電動化が必要不可欠となっています。


しかし、長距離運用に適した低価格の EV 車種が限られていること、充電インフラの不足、バッ
テリー管理や車両の維持管理に関する専門知識の不足などが影響し、物流業界における商用 EV
の普及は初期段階から進んでおりません。


京都大学発の EV スタートアップであるフォロフライでは、スマートフォンのように国内では
商品開発や設計に特化し、生産は外部委託する「水平分業」スタイルにより、経済合理性(Economy)
と環境配慮面(Ecology)を両立する EV「F1 シリーズ」の開発・販売を実現、国内初の1t クラ
ス貨物 EV である「F1 VAN」は 2022 年9月に商用ナンバーを取得し、北は北海道から南は沖縄
まで全国で導入が進んでいます。


本提携の締結により、芙蓉リースが有するファイナンス機能や顧客基盤とフォロフライが有す
る技術力・商品開発力を掛けあわせることで、商用 EV 普及を加速させ、新サービスの開発にも
取り組みます。




この新しい取り組みは、物流業界における EV 普及の課題を解決し、サステナブルな運輸手段の
実現に貢献することを目的としています。今後も、物流ニーズに対応した車種やサービスの開発
を通して、エコノミーとエコロジーを両立させる脱炭素化に貢献してまいります。


芙蓉リースグループは、2022 年度からスタートした中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」
において、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の実践を通じた社会課題の解決と
経済価値の同時実現により、企業グループとしての持続的な成長を目指しております。
また、経営資源を集中投下する成長ドライバーのひとつとして「モビリティ」を位置付け、物流
領域と車両領域において、芙蓉オートリースやヤマトリースなどのグループ会社と共にお客様の
課題解決に向けた多様なソリューションを提供しています。また、パートナー企業との連携に
よる、商用 EV、車載用バッテリー、自動運転車両等の新領域への取り組みを拡大し、持続可能な
社会の実現に貢献してまいります。




◆フォロフライ株式会社の概要


設 立: 2021 年8月3日
代 表: 代表取締役社長 小間 裕康
資 本 金: 11 億 899 万円(資本準備金、資本剰余金含む)
本 社: 京都市左京区吉田本町 36 番地1 京都大学国際科学イノベーション棟
事業内容: 電気自動車の開発販売及び環境対応型インフラサービスの提供
ホームページ URL https://folofly.com/
以上




1t クラス貨物 EV 「F1 VAN」 平ボディトラックタイプ EV「F1 TRUCK」




お問い合わせ先
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 山﨑・渡邊
電話番号 03(5275)8891 URL:https://www.fgl.co.jp/





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