画像認識AIカート、実用化に向けた契約締結のお知らせ

2021年4月12日
報道関係各位
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社


画像認識AIカート、実用化に向けた契約締結のお知らせ
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社は4月12日、ニュージーランドのImagr Limited(イマジャ
ー社)と、「画像認識AIカート」の本格運用に向けた実用化サービス契約を締結しました。これにとも
ない、当社、イマジャー社、東芝テック株式会社の3社共同で、店舗での実証実験を本格的に開始
します。
※)本件は、東芝テックも同日付けで発表しています。同社のリリースを<参考資料>として添付しています。


各社の概要と役割
エイチ・ツー・オー Imagr Limited 東芝テック株式会社
リテイリング株式会社
本 社 大阪市北区 ニュージーランド・オークランド市 東京都品川区

代 表 者 荒木直也社長 ウィリアム・チョムリーCEO 錦織弘信社長

設立年月 1947年3月 2016年6月 1950年2月

資 本 金 177億円 1250万米ドル(約13.7億円) 399億円

株 主など 東証1部上場 IMAGR Holdings Limited 東証1部上場
傘下の事業会社
役 割 商品データと実験場所の提 画像認識ソフトウェアとハードウェ レジシステムへの連携
供及びオペレーションの構築 アの開発


【画像認識AIカートの概要】
最先端の画像認識技術を搭載した次世代ショッピングカートです。カート投入時に読み取った商
品画像を、人工知能(AI)によって学習したクラウドサーバー上の商品画像とマッチングさせ、商品
名と価格を瞬時に識別、その結果をカートとペアリングしたスマートフォンに表示します。

【AIカート導入のねらい】
精算までのプロセスを迅速化できる「スマートカート」では、多くの場合、お客さま自身がスマホや
専用端末で商品バーコードを読み取らせてカートに入れる方式が採られています。今回、実証実験
を行う画像認識AI技術では、お客さまは商品をカートに入れる、カートから取り出すだけでレジスキ
ャンが完了し、ユーザーエクスペリエンスが向上します。レジ業務の合理化につながり、コストが削減
できると期待しています。将来的には、お客さまが買うことをやめた商品の情報や買い上げの順序と
いった行動データなどについても、さまざまな店舗づくりに役立てることができると想定しています。

【実証実験について】
阪急オアシス中之島店(大阪市北区)で実施します。お客さま所有のスマホに専用アプリをダウン
ロードしていただき、画像認識装置がついたカートとペアリングして利用をお願いすることになります。




本件のお問い合わせ先
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 広報部 TEL:06-6367-3181
<参考写真>




① 阪急オアシス中之島店(大阪市北区) ② 実験に使用する画像認識AIカート




③ アプリのアイコンとスタート画面 ④ スマホとカートのペアリング
<参考資料> 2021 年 4 月 12 日




〒141-8562 東京都品川区大崎 1-11-1
経営企画部 広報室 TEL:03-6830-9151
URL:https://www.toshibatec.co.jp/



画像認識 AI カートシステムを活用した
レジ業務無人化の実用化に向けた DX 実証実験について

東芝テック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:錦織弘信、以下「東芝テック」)
は、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(大阪市北区、代表取締役社長:荒木直也)および当
社の出資先である IMAGR Holdings Limited*(本社:ニュージーランド、CEO:William
Chomley、以下「IMAGR 社」)とともに、画像認識 AI カートシステムを活用したレジ業務無人化の
実用化に向けた実証実験に参加します。
*ニュージーランドの IMAGR(イマジャー)社への出資のお知らせ
(https://www.toshibatec.co.jp/release/20200123 01.html)
<参考写真>




①阪急オアシス中之島店(大阪市北区) ②実験に使用する画像認識 AI カート




③アプリアイコンとアプリのスタート画面 ④スマホとカートのペアリング



■実証実験について


■内容
東芝テックの量販店 POS システム(PrimeStore)に IMAGR 社の AI カートシステムを連携させた会
計システムを構築し、消費者がカートに入れた商品について、バーコードスキャンをすることなく画像認識
技術により商品認識を行い、弊社システムと連携した商品名と価格を IMAGR 社開発のスマートフォン
アプリに表示、チェックアウトできるシステムの有効性を検証します。


■実施店舗
阪急オアシス中之島店(大阪市北区)


■実証実験の背景と東芝テックの取り組み
日本国内の人手不足の深刻化、そしてコロナ禍の影響等により、実店舗では AI や IoT の活用による
効率化に加え、消費者に対する新たな購買体験の提供が求められています。
東芝テックでは、これまで培った POS システムの技術と、AI の活用などの技術を組み合わせ新たなソリュ
ーションを創造し、小売業界の課題解決を目指し、DX を推進します。




※本件は、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社も同日付けで発表しています。本リリースの後に同社
のリリースを<参考資料>として添付しています。




本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
東芝テック株式会社 経営企画部 広報室
TEL:03-6830-9151


本件に関するお客様のお問い合わせ先
東芝テック株式会社 リテール・ソリューション事業本部
商品企画開発統括部 サービスソリューション商品部
TEL:03-4213-0776





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