中期経営計画 ACE 2.0における非財務目標の決定に関するお知らせ

2022 年 5 月 10 日
各 位
会 社 名 長 瀬 産 業 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 朝倉 研二
(コード番号 8012 東証プライム市場)
問 合 せ 先 執行役員 経営管理本部長 清水 義久
(TEL 03-3665-3103)


中期経営計画 ACE 2.0 における非財務目標の決定に関するお知らせ


当社は、2032 年(創業 200 年)の「ありたい姿」“温もりある未来を創造するビジネスデザイナー”を実
現するため、2032 年からバックキャスティングした中期経営計画 ACE 2.0 を策定(2021 年度~2025 年
度)し、
“質の追求”をコンセプトに経済価値と社会価値を両輪で追求しています。このたび取締役会にお
いて、「ありたい姿」の実現に向け特定したマテリアリティ(重要課題)に対する取組みを定量的に評価
し、モニタリングしていく非財務目標(KPI)を定め、本日、下記について決定しましたので、お知らせ
いたします。


1.非財務目標(KPI)の決定
テーマ KPI
従業員 グループ会社 定期的にエンゲージメントサーベイを実施している割合:100%
対象
エンゲージメント向上 ※
⻑瀬産業(単体) エンゲージメントサーベイトータルスコア:60 以上
Scope1,2 削減率:37%以上(2013 年⽐)
連結
カーボンニュートラル 対象 再⽣可能エネルギー発電・購⼊による削減量:35,000t以上(累計)
⻑瀬産業(単体) Scope2ゼロエミッション
※連結⼦会社を対象とし、Prinova グループは 1 社として算定。
※2021 年度:グループ会社の実施割合は 41%(24 社(1 回のみの実施含む)。⻑瀬産業(単体)におけるエンゲージメントサーベイトータルスコアは、52.4。




2. KPI 設定の背景
従業員エンゲージメント向上
NAGASE グループでは、持続的成長を実現するためには従業員エンゲージメントの向上が最重要と認識
し、従業員エンゲージメントを「会社(組織)と従業員が相互に理解し合い、お互いを高め合う状態」と
定義しました。中期経営計画 ACE 2.0 の初年度にあたる 2021 年 9 月に、当社では現状把握と向上施策の
策定を目的として、対会社 8 領域、対上司 4 領域、対職場 4 領域の合計 16 領域で構成されるエンゲージ
メントサーベイを実施しました。また、トップマネジメントの関与、主体性や透明性等に関わる事項を定
めた実施ガイドラインを定め、グループ全体で着実に施策を進めてまいります。


カーボンニュートラル
NAGASE グループは、マテリアリティ(重要課題)において「社会・環境課題の解決とグローバリゼー
ション」を掲げています。NAGASE グループにとって、気候変動への対応は重要な課題と認識しており、
2050 年までに GHG 排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラルの達成(Scope1,2)を掲げています。
NAGASE グループは商社機能に加え、製造・加工機能を有することから、「商社業/製造業」と「可視化
/削減」の 2 軸 4 象限に分類し、目標達成に向け取り組んでいきます。
(参考1:従業員エンゲージメントサーベイの内容)
1 会社基盤 1 情報提供

2 理念戦略 対 2 情報収集

3 事業内容 司 3 判断行動
対 4 仕事内容 4 支援行動

社 5 組織風土 1 外部適応

6 人的資源 対 2 内部統合

7 施設環境 場 3 変革活動

8 制度待遇 4 継承活動
出典:株式会社リンクアンドモチベーション

(参考2:NAGASE グループ GHG(温室効果ガス)排出量実績と目標(Scope1,2))




(参考3:NAGASE グループの提供価値およびマテリアリティ)
当社は、2032 年(創業 200 年)の「ありたい姿」“温もりある未来を創造するビジネスデザイナー”の
実現に向け、NAGASE グループにとって重要なステークホルダーと各ステークホルダーに提供したい価
値、それらを実現するためのマテリアリティ(重要課題)を下記のとおり特定しています。




以上

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