太陽光発電による再生可能エネルギー調達開始のお知らせ

2022 年3月 10 日
各 位
株式会社エフピコ



太陽光発電による再生可能エネルギー調達開始のお知らせ



当社は、2021 年 7 月 19 日付「三井物産プラントシステム株式会社との電力購入契約
(PPA)
締結のお知らせ」にて公表しました、三井物産プラントシステム株式会社(以下 MPS)との
電力購入契約(PPA ※1 )に基づき、MPS が当社関東エコペット工場及び関東八千代工場
(茨城県結城郡八千代町)に設置した太陽光発電設備の契約運転を開始したことに伴い、関東
エリアにおいて再生可能エネルギーの調達を開始しましたので、お知らせいたします。
(※2)

これにより、同敷地内の関東リサイクル工場で使用する電力の全量相当を再生可能エネルギ
ーでまかなうことが可能となりました。なお、2023 年3月期には、中部エリア及び関西
エリアにおいても、PPA モデルによる太陽光発電の実施を展開予定です。
なお、契約運転開始をもって、両工場の太陽光発電設備は MPS からMHCユーティリティ
ーイノベーション株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 松本義法)に譲渡され、
同社が PPA 事業者として、事業期間の運営を行います。また、MPS は引き続き両工場におけ
る太陽光発電事業の運営を支援します。


〈概要〉
関東エコペット工場 関東八千代工場
PPA 事業者 MHCユーティリティーイノベーション
発電容量 約 1.4MW 約 1.5MW
年間計画発電量 149 万 kWh 164 万 kWh
年間 CO2削減量 約 660t-CO2 約 730t-CO2
契約運転開始日 2022 年3月 10 日
発電した電力の用途 関東リサイクル工場における再生原料生産工程


太陽光発電による再生可能エネルギーの調達により、関東リサイクル工場における再生原料
製造工程での CO2 排出量がゼロになることで、石油由来製品と比較したエコトレーの CO2
削減効果が 30%から 33%に上昇する見込みです。さらに、中部エリア及び関西エリアに
おける太陽光発電設備の運転開始後には、エコトレーの CO2 削減効果は 37%へ上昇する
見込みです。
(※3)

引き続き、当社及び MPS は環境負荷低減を更に加速させるため、再生可能エネルギーを
積極導入することで低炭素社会の実現と持続可能な社会の構築を目指してまいります。
(※1)電力購入契約「PPA(Power Purchase Agreement)」とは、電力会社等の PPA
事業者が、電力需要家の敷地や屋根などを借り受け、太陽光発電設備を設置し、そこで発電
した電力を電力需要家に販売する事業モデルのことです。


(※2)関東エコペット工場及び関東八千代工場に設置した太陽光パネル




(※3)エコトレーの CO2 削減効果
(関連リリース)
2021/2/1「使用済み容器リサイクルによるカーボンオフセット実現に向けエフピコと
三井物産グループが屋根上太陽光発電の協業開始」
https://www.fpco.jp/blog/2021/02/01/391


2021/7/19「三井物産プラントシステム株式会社との電力購入契約(PPA)締結のお知らせ」
https://www.fpco.jp/blog/2021/07/19/422


以 上


【本リリースに関する問い合わせ先】
株式会社エフピコ 経営企画室 IR・広報課 TEL : 03-5325-7756

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