使用済み容器リサイクルによるカーボンオフセット実現に向けエフピコと三井物産グループが屋根上太陽光発電の協業開始

2021 年 2 月1日


使用済み容器リサイクルによるカーボンオフセット実現に向け
エフピコと三井物産グループが屋根上太陽光発電の協業開始

株式会社エフピコ
三井物産プラントシステム株式会社




株式会社エフピコ(本社:東京都新宿区、代表取締役社⻑:佐藤守正、以下「エフピコ」)及び三井物産グループである三
井物産プラントシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:谷垣匡輝、以下「三井物産プラントシステム」)は、
使用済み容器リサイクルによるカーボンオフセット実現に向け、太陽光発電の協業を開始したことをお知らせいたします。


エフピコ及び三井物産プラントシステムは、三井物産プラントシステムがエフピコの関東八千代工場及び関東エコペット工場
(茨城県結城郡八千代町)の屋根上に太陽光発電設備を設置し、発電した電⼒をエフピコが購入・使用する電⼒購入契約
を 2021 年 4 月中に締結し、2022 年 3 月期中に発電開始することを目指します。これにより、同敷地内エフピコ関東リサイク
ル工場における発泡トレーの再⽣原料製造に使用される量に相当する電⼒が同太陽光発電設備にて発電されます。
今後、他拠点においても太陽光発電設備の設置を検討し、2023 年 3 月期にはエフピコの中部・福山も含めたすべての発
泡トレーリサイクル工場における再⽣原料製造時の CO2 排出量をゼロにすることを目指します。これによりエフピコが使用済み容
器を原料に⽣産するエコトレーの素材製造工程における CO2 排出量が減少し、石油由来の原料のみを使用するバージントレ
ーと比べた CO2 排出量削減効果は、現在の 30%から 37%に高まる⾒込みです。


上記協業に伴う CO2 排出量削減効果をふまえ、エフピコは「エフピコ カーボンオフセット宣言」を策定し、以下2点の達成に
向けて取り組むことといたしました。なお、三井物産プラントシステムは、再⽣可能エネルギーの調達に貢献いたします。
① 自社エコ製品(エコトレー、エコ APET、エコ OPET)の販売による CO2 排出削減量を
2023 年 3 月期までに 19.2 万t(2020 年 3 月期比+20%)に増やし、
⽣産部門で発⽣する CO2 排出量をオフセットします
② 自社エコ製品(エコトレー、エコ APET、エコ OPET)の販売による CO2 排出削減量を
2025 年 3 月期までに 23.7 万t(2020 年 3 月期比+48%)に増やし、
全社(⽣産部門・物流部門・オフィス部門)で発⽣する CO2 排出量をオフセットします


詳細は別紙をご参照ください。


本件を通じて、エフピコ及び三井物産プラントシステムは、低炭素社会の実現と持続可能な社会の構築を目指してまいりま
す。


【本リリースに関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社エフピコ 環境対策室 TEL 03-5325-7809 Env-FP@fpco-net.co.jp


以 上
(別紙)

エフピコ カーボンオフセット宣⾔




■宣言達成に向けて
・使用済み PSP トレー、PET ボトルの店頭での回収量増⼤によりエコ原料調達の拡⼤を図ります
・使用済み PSP トレーのケミカルリサイクル導入による再⽣材の活用拡⼤を検討いたします
・再⽣可能エネルギーを積極導入することにより CO2 排出量削減を図ります
・エコ APET、エコ OPET 製品の回収原料比率を高め CO2 削減効果の増⼤を図ります
【宣言Ⅰ.についての補⾜説明】


発泡トレーリサイクル工場(関東・中部・福山)で使用する電⼒相当量の再⽣可能エネルギーを

調達することにより再⽣原料製造時の CO2 排出量をゼロにします



◇取り組み内容
・2022 年 3 月期より関東八千代工場及び関東エコペット工場の屋根上において太陽光発電を実施いたします
・2023 年 3 月期よりその他拠点(中部エリア・関⻄エリア)において太陽光発電の実施を検討いたします




【エコトレー1kg あたりの CO2 削減効果】
【宣言Ⅱ.についての補⾜説明】

エコ APET、エコ OPET 製品の回収原料比率を高め CO2 削減効果の増⼤を図ります



【エコ APET1kg あたりの CO2 削減効果】




回収原料使用比率 38% 40% 60%



【エコ OPET1kg あたりの CO2 削減効果】




回収原料使用比率 38% 40% 60%



以 上

5389