介護施設にDXで業務負荷軽減へ クラウド管理可能な見守り支援システム「眠りCONNECT」提供開始

2023年9月21日




介護施設にDXで業務負荷軽減へ
クラウド管理可能な見守り支援システム「眠りCONNECT®」提供開始


パラマウントベッド株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:木村友彦)は介護施設
において、睡眠をはじめとする利用者の状態をリアルタイムに把握することで介護の見
守り業務の負担を軽減する見守り支援システム「眠りCONNECT」を 2023 年 10 月 2 日
(月)より提供開始します。また、「眠りCONNECT」の中心となる体動を検知するセ
ンサー「眠りSCAN®」をモデルチェンジして同日より発売します。

日本の高齢化率が上昇し続ける中、介護従事者の皆さまの負担はますます増えており、介護現
場における業務効率化は喫緊の課題となっています。パラマウントベッドでは、本システムの導
入により、介護施設の現場におけるケアの質向上、業務負担軽減や生産性向上に貢献し、介護現
場におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を支援したいと考えています。

眠りCONNECT概念図




今回提供を開始する「眠りCONNECT」は、介護施設利用者の睡眠データを遠隔で表示するこ
今回提供を開始する「眠りCONNECT」は、介護施設利用者の睡眠データを遠隔で表示するこ
とができるシステムです。このシステムの中心になる当社製品「眠りSCAN」は、マットレスの
下に敷いて睡眠状態を把握できる非装着・非侵襲の体動を検知するセンサーで、心拍数や呼吸数

を算出し、「眠りCONNECT」内で管理者・スタッフ間で共有することができます。なお、
「眠りSCAN」は、2009 年 5 月の発売以来約 16 万台の納入実績(2023 年 8 月末時点)がありま
す。


心拍・呼吸に相当する体動から算出した推定値をそれぞれ心拍数・呼吸数と表現しています。


眠りCONNECTの主な特徴

1) リアルタイムモニター機能
利用者の現在の状態(覚醒、起きあがり、離床など)を色と形
で識別できます。予め設定することで、利用者の状態が変化し
た時や、心拍数・呼吸数が設定した値を一定時間超え続けた場
合に、端末に通知します。さらに、利用者ごとに状態変化から
の経過時間も表示できるようになり、適切でタイムリーな見守 リアルタイムモニター機能の一部
り・ケアにつながります。

2) 日誌データ表示機能
利用者の状態を確認できる日誌データ表示機能は睡眠、覚醒や
離床に加えて、在床時の呼吸数や心拍数も継続的に確認できま
す。日誌データを分析することにより、ケアの改善や効果検証
に利用できます。

3) クラウドでの睡眠の見える化(ダッシュボード表示)
「睡眠指標(睡眠時間、就床時刻など)」を法人全体、施設ご ダッシュボード画面
と、ユニットごと、各利用者から選択して表示することができ
ます。施設ごとやユニットごとに睡眠指標を分析することで、
ケアの改善や施設における適正な人員配置に活用することもで
き、ユニットや施設の管理者のDX推進を後押しする機能です。 ダッシュボード画面



なお、本システムの価格は1施設※あたり月額税別 20,000 円
(サービス利用料+サーバー利用料)です。


1施設あたり「1システム」の利用を想定。1 システムあたりに使用できる眠りSCANの上限台数は
120 台です。(「眠りSCAN」は別売)
眠りSCANの主な特徴
2023 年 10 月よりモデルチェンジする「眠り
SCAN」は、従来品と比べてUSB Type- C対応な
ど、使い勝手が向上しました。また、離床の検知
を補助する「オプションセンサ―」(別売)を取
り付けることが可能です。
価格はオープンです。

※「眠り SCAN」は医家向け医療機器になります。




パラマウントベッドは「眠りCONNECT」と「眠りSCAN」を、9 月 27 日から 3 日間、東京国際
展示場にて行われる「第 50 回国際福祉機器展 H.C.R.2023」(http://www.hcr.or.jp) にて展示
します。




本件に関するお問い合わせ先

パラマウントベッド(株) 広報部
TEL:03-3648-1111 FAX:03-3648-5781
Mail: pb-pr@paramount.co.jp

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