イクエンメディカル株式会社との業務提携に関するお知らせ

2019 年5月 20 日
各 位
会 社 名 株式会社シンシア
代表者名 代表取締役執行役員社長 中村 研
(コード番号:7782 東証第一部)
問合せ先 執行役員経営企画室長 立花 隼
(TEL.03-5695-7470)

イクエンメディカル株式会社との業務提携に関するお知らせ

当社は、イクエンメディカル株式会社(以下、イクエンメディカル)との間で、ピンホールコンタク
トレンズの開発・市場開拓を目的として、業務提携契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知ら
せいたします。





1.業務提携の理由
当社は今後の少子高齢化に対応するコンタクトレンズ分野の新規事業として、ピンホールコンタクト
レンズに関する特許を保有するイクエンメディカルと、ピンホールコンタクトレンズの開発・市場開拓
について協力体制を構築することとなりました。ピンホールコンタクトレンズの詳細については、イク
エンメディカル作成の添付資料をご参照ください。
2.業務提携の内容
ピンホールコンタクトレンズの開発・市場開拓協力
3.業務提携の相手先の概要
(1) 名称 イクエンメディカル株式会社
(2) 所在地 東京都新宿区四谷一丁目18番12号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役 見川 素脩
(4) 事業内容 医薬品、医療機器の設計・開発
(5) 資本金 6,000千円
(6) 設立年月 2016年10月
(7) 当社と当該会社との関係 資本関係 該当事項はありません
人的関係 該当事項はありません
取引関係 該当事項はありません
関連当事者への該当状況 該当事項はありません
(8) 当該会社の最近3年間の連結 業務提携先が非上場企業であるため非開示としております。
経営成績及び連結財政状態
4.日程
取締役会決議日 2019年5月20日
業務提携契約締結日 2019年5月20日
5.今後の見通し
本業務提携が当期の業績に与える影響は軽微なものと見込んでおりますが、将来に渡って当社の企業
価値向上を実現する提携であると考えております。今後、適時開示の必要性が生じた場合には、速やか
に開示いたします。

以 上
(添付資料)




ピンホールコンタクトレンズ開発
Pinhole contact lens



イクエンメディカル株式会社





サマリー

このピンホールコンタクトレンズには、メガネや一般的なコンタクトレンズのようなレ
ンズ度数が入っていませんが、ピンホール効果により、近視・遠視・乱視・老眼全て
の屈折異常に1枚で対応できるコンタクトレンズです。

度数を持たないワンデザインのため、製造にかかるコストを大幅に抑えられること
や、度数あわせの必要がないため高額な検査機器が必要ないため、コンタクトレン
ズの普及が遅れている新興国など、新市場に向けた低価格製品として提供もでき
るビジネスの可能性と社会的意義を持った製品です。



近視・遠視・乱視・老眼をこ
れ1枚で!

製造時のランニングコスト
が大幅に抑えられる。

度数あわせがないので検
査機器など必要なし。


製品の特徴

原理はピンホールカメラと同じレンズを用いず、ピンホールの効果で網膜 (カメラでいうフィルム)に焦点
をあわせることが出来ます。



光学レンズ → ← ピンホール
裸眼
カメラ カメラ




イメージ イメージ イメージ





ピンホールコンタクトレンズによる矯正効果


ピンホールカメラはレンズも無いのに近くから遠くまでピントが合うように、
ピンホールコンタクトレンズは近視・遠視だけでなく角膜や水晶体の歪みによる乱視の矯正も可能です。


近視 乱視 遠視・老眼




一般的コンタクト ピンホールコンタクト





製品の特徴

レンズ度数を用いず遠方から近くまで焦点を合わせることが出来るため、1デザイン
で近視・遠視・乱視・老眼など全ての屈折異常の矯正が可能な、いままでに無い画
期的なレンズ。
【ピンホールコンタクトレンズの矯正対象】 【矯正に必要なレンズ】

・近視、遠視の矯正 ・・・・・・・・・・・・・ Spherical lens (近視・遠視用)
近視・遠視 乱視用 遠近両用
・乱視の矯正 ・・・・・・・・・・・・・・・・ トーリックレンズ (乱視用)
・老眼の矯正
・近視及び近視性乱視+老眼の矯正
・乱視+老眼の矯正 マルチフォーカルレンズ
・遠視及び遠視性乱視+老眼の矯正 (遠近両用)



検査機器及び処方知識や
経験が必要ない。
すべての屈折異常に
このひとつで対応できる。
ピンホールレンズは度数が無いので製造コストを抑えられる。


コンタクトレンズ製造用金型





背景
全ての屈折異常をひとつの矯正用具で100%フォロー出来るものは存在しない。
現存する用具や方法で矯正できず選択肢の無い人達に新たな選択肢のひとつとして提供
できる製品を開発したいという想いで開発。


近視・遠視 乱視
乱視あり 軸ズレ・不正乱視 異物感・脱落
球面ソフトレンズ 乱視矯正 ハードレンズ
Spherical lens トーリックレンズ 選択肢 RGP
選択肢



選択肢無し




新たな選択肢
遠方視不満足・近方視不満足
老眼
ピンホールコンタクトレンズ
遠近両用レンズ
マルチフォーカル



選択肢無し


背景
ピンホールコンタクトレンズのメリット
【医師】
• 処方経験や高額な検査機器を必要としない。

【メーカー・販売者】
• 製造コストを抑えることが出来る
• 人種を選ばないワンデザインなので、データ別生産管理や在庫管理が容易。

【コンシューマー】
• 低価格で近視・遠視・乱視・老眼の全ての組合せでの視力矯正が可能。
• 1dayタイプ使い捨てコンタクトなら衛生的で感染症などのリスクを軽減できる。


メーカー・医師・コンシューマー(患者)が持つそれぞれの課題や問題点を解決することで・・・




新興国の人達にコンタクトレンズという選択肢を提供できる。
新興国 可処分所得 低価格





今後の展望 なぜ新興国にコンタクトレンズが普及しないのか?
その国に住む人達の生活上の問題を解決したものでなければならない。

高額医療機器
高付加価値商品

遠近両用



トーリック(乱視用)



コスメティックコンタクト
国 (カラーコンタクト)


近視・遠視用
コンタクトレンズ 新
を購入可能な可 興
処分所得 ピンホールは新市場創造型商品としての新市場開拓が可能


ピンホールコンタクトレンズは、それまでの商品にはできな
かった生活上の問題を解決し、消費者のニーズに応えて
途 新しい生活をもたらす、独自性の高いベネフィットをもった
上 商品だと考えています。

医療設備
その国の持つ問題

レンズ価格

会社概要

• 2016年10月イクエンメディカル株式会社創立
• 創設者:見川素脩
• 現在6つの特許保有
①特願2014-007875 PCT/JP2015/51265 洗浄吸液具及びその製造方法
②特願2014-062416 PCT/JP2015/057012 縫合穴作成装置及び縫合穴作成方法
③特願2015-555465 PCT/JP2015/77008 眼科用補助具
④特願2015-179414 IOLインジェクター
⑤特願2016-214428 水晶体前嚢切開具
⑥特願2018-537680 ピンホールコンタクトレンズ及びピンホールコンタクトレンズの製造方法


• 代表者経歴
コンタクトレンズ専門店 広島コンタクト勤務 (コンタクトレンズ処方) 7年
医療法人ひふみ眼科勤務 (眼科一般診療、白内障、LASIKなど屈折矯正) 7年
株式会社ユニバーサルビュー創設・CTO (純国産オルソケラトロジーレンズ「ブレスオーコレクト」設計・開発者)
代表者 見川素脩
• 資本金 600万円
• 所在地 東京都新宿区四谷一丁目18番12号 電話 03-6709-8902





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