豊田合成　軽量オイルポンプを開発

News Release

2022 年 1 月 28 日

～金属からの樹脂化で軽量化～
軽量オイルポンプを開発
豊田合成株式会社（本社：愛知県清須市､社長：小山享）は､車の変速機（トランスミッション）の構成部品
であるオイルポンプの一部を金属から樹脂化し､軽量化を実現しました。

オイルポンプは､トランスミッションのギヤとベアリングの摩擦低減のためにオイルを吸い上げ､循環させる部
品です。今回､当社のコア技術である樹脂の精密成形技術を活かすことで、オイルポンプを構成するギヤな
どを樹脂化し､質量を約３割削減しました。

なお、この｢軽量オイルポンプ｣は､2022 年 1 月に発売されたノア・ヴォクシーのハイブリッド（HEV）モデルに
搭載されています。本製品の軽量化により､車両の環境性能向上に寄与したことがトヨタ自動車株式会社
から評価され、当社は技術開発の部で「プロジェクト表彰」を受賞しました。


＜軽量オイルポンプ＞ ＜オイルポンプの役割（イメージ）＞
トランスミッションのギヤとベアリングの作動を円滑にするため、
オイルを吸い上げ､循環させる。

③上部から
オイルを供給
パイプ
①エンジンとモータから伝わる動力
(減速時はタイヤから伝わる動力)
で回転


②歯車の回転により
ポンプ内蔵ギヤで
内部の圧力を下げ
オイル オイルを吸い上げる
オイルポンプ




今回､樹脂化
【約３割軽量化】
トランスミッション




お問い合わせ先：豊田合成(株) 経理部 森田・清水 Tel. 052-400-5131