メニコン総合研究所改装のお知らせ

2020 年9月 24 日
各位
会社名 株式会社メニコン
代表者名 代表執行役社長 田中 英成
(コード番号:7780 東証・名証第一部)
問合せ先 執行役 経営統括本部長 渡邉 基成
(TEL. 052-935-1646)



メニコン総合研究所改装のお知らせ

当社は、経営理念の「創造」「独創」「挑戦」を実践する働き方のスローガンを
・ ・
「スマートクリエーション」とし、本社オフィスのフリーアドレス化をはじめ、営業拠点
や工場においても、その業務や機能に合わせたフロアの見直しを行ってまいりました。
その一環として、この度、当社の研究開発の拠点である総合研究所を改装いたしますの
でお知らせいたします。
本件に関する詳細につきましては、別紙プレスリリースをご参照ください。
以上
2020 年 9 月 24 日


メニコン総合研究所 改装のご案内
~進化を続けるスマートクリエーション~



株式会社メニコン(本社:名古屋市中区葵三丁目 21-19、代表執行役社長:田中英成)は、この度、当社
研究開発の拠点である総合研究所(愛知県春日井市)の改装の内容についてご案内いたします。


当社は経営理念の「創造」「独創」「挑戦」を実践する働き方のスローガンを「スマートクリエーショ
・ ・
ン」※1 とし、2017 年に本社オフィスのフリーアドレス化をはじめ、営業拠点や工場においても、その業
務や機能に合わせたフロアの見直しを行ってまいりました。


総合研究所の設立から約25年が経ち、コンタクトレンズの研究開発は、技術の発展及びユーザーのライ
フスタイルの変化などにより、近年はますます高度化・複雑化してきています。
こうした環境変化に対応しつつ、持続的なイノベーションを実現するため、当社では 2018 年より研究開
発組織を「機能軸」と「プロジェクト軸」を組み合わせたマトリクス組織へと改編しました。
そして、この度、マトリクス組織の特性を活かしたフレキシブルな働き方が行えるよう、各フロアを一新
いたしました。改装コンセプトを「Switch~スイッチを入れる、フレキシブルに切り替える~」とし、
研究や業務のフェーズに応じて発想を切り替えられるスペースを創り、新しい未来を想像する「ワクワ
ク」に溢れた空間を実現しました。
また、実験室についても大幅なリニューアルを行い、安全性や効率性といった基本性能の向上に加え、最
新の実験台や排気システム等を導入し、実験室の機能向上を図りました。
この改装により、研究員の働き方というソフト面と実験室や設備というハード面の両面から、最先端の研
究開発体制を整備し、より研究員のクリエイティビティ―の向上と開発スピードアップを図り新たな価値
に満ちた製品開発を目指します。


なお、改装工事は段階的に進めており、2021 年 8 月には総合研究所全エリアの改装が完了する計画とな
っております。




〒460-0006 名古屋市中区葵三丁目21番19号 株式会社メニコン CSR&コーポレートコミュニケーション部 TEL(052)935-1187
<オフィスエリア>
① フリーアドレススペース
フレキシブルな業務スタイルに適したスペースです。フリーアドレスにすることにより、あまり接する
ことのない研究員同士が近くの席になるため、偶発的なコミュニケーションや化学反応が生まれ、新た
なアイデアや発見が触発されるといった効果も期待しています。




② ひだまりスポット
研究開発の中心・象徴である、木をモチーフとしたメインスポットです。木漏れ日が降り注いだ
「ひだまり」の下に人が集まる雰囲気をイメージしました。
「Hi・nadan」と称するオープンなコーナ
ーにて自由にディスカッションをしながら、斬新なアイデアを生み出します。




③ ブレインストーミング(ブレスト)※2 ルーム
効果的なブレストの実施を意図した場所として、
「赤」と「青」のそれぞれを基調とした空間を創りま
した。赤をベースとした空間では、いつもと違うヴィヴィッドな視覚的刺激から、よりクリエイティ
ブで先進的なアイデアを触発します。ここで創出されたアイデアを、青をベースとした空間でさらに
ディスカッションすることでスピーディな意思決定を促し、より実効性のある具体的な計画に落とし
込んでいきます。また、ユニークな感触のイスや、敢えて不安定なイスなどを用いることで、視覚の
みならず、五感で発想を刺激いたします。
④ Claria(クラリア)※3
以前は「食堂ホール」としての機能しかなかったフロアを、コンセプトを基に、用途・発想を切り替
えることでイノベーションの「Switch(スイッチ)」を入れられる場所としました。掘りごたつ式のミ
ーティングスペース「いっぷく」や、景色を一望できるカウンター席などを設けました。
Claria にはもう一つ、総合研究所の象徴として、カウンター型ミーティングスペースに「ラボの木」
を設けました。太い幹が木を支えるさまが表現され、単に会議での使用だけでなく、
「組織を支える存
在としての責任感と誇りを持つ」という思いが込められています。
この Claria はフリースペースのみならず、講義や研究発表会などの機能も設けており、多目的ホール
としても活用致します。
<ラボエリア>
実験室は実験機器の配置やゾーニングを見直すことで作業導線を最適化し、安全性や効率性の向上を図る
ことで研究開発により集中できる環境を整えました。最新の実験台や排気システムを導入し、白を基調と
したデザインにすることで、先進的で明るい雰囲気の実験室としています。
また、閉鎖的になりがちな研究環境をより開放的なものにするため、オフィスエリアから実験室全体を見
通せるようにし、技術やノウハウの伝承の場となるよう、レイアウトも工夫しました。




※1 スマートクリエーション 当社の経営理念を実践する為に、よりスマートでクリエイティブな働き方や業務へシ
フトしていく取り組みの呼称。
※2 ブレインストーミング 複数人でアイデアを出し合い、ユニークで新しいアイデアを生み出すことを目的とし
た会議手法の一つ、環境としては、
「赤」と「青」が適している、というデータがあ
ります。
※3 Claria(クラリア) 何もないところから新たな価値を創造し、すみずみまで届けられるような中心的
(Central)役割を果たしたいという思いを込め、
「Central Lab. Cafeteria」の文字
を取って名付けました。




<メニコン総合研究所>
所在地:愛知県春日井市高森台五丁目1番地10
設立:1995 年
延床面積:約 6,200m2

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