ディスプレイデバイス用ホログラム光学素子の開発について

2020 年 1 月 20 日
各 位

会 社 名 岡本硝子株式会社
代表者名 代表取締役会長 岡本 毅
(JASDAQ・コード 7746)
問合せ先 法務・知財部長 兼 IR 課長 風間 卓
電 話 04-7137-3111


ディスプレイデバイス用ホログラム光学素子の開発について


当社は、これまで、光の透過や反射現象を基本原理としたプロジェクター用製品を主力製品として製造し
てきました。更に近年では、事業分野の拡大を図るため、新しいホログラム光学素子の開発にも取り組んで
おります。
その成果として、株式会社エガリムからの技術支援の成果の一環としてシチズンファインデバイス株式
会社(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町、社長:近藤 隆造)の FLCOS(強誘電性液晶)マイクロディス
プレイと組み合わせた、照明用ホログラム光学素子の原理試作に成功いたしました。


ホログラムは、紙幣の偽造防止のための 3D ホログラムなどに主に利用されておりますが、ホログラムの
持つ光の回折現象は、立体視以外にも様々な応用が可能となります。当社が開発したホログラム光学素子に
より、反射型マイクロディスプレイの他にも、近年注目されているスマートグラス(メガネ型ディスプレ
イ)の小型・軽量化が実現できると考えております。


シチズンファインデバイス社が、CES2020 開催(米国・ラスベガス)のタイミングに合わせて行った主
要顧客を対象とする内覧会にも、当社が試作したホログラム光学素子を組み入れた FLCOS マイクロディ
スプレイデバイスが展示されました。


当社は今後、様々なディスプレイデバイスの小型・軽量化に資するよう、ホログラム光学素子の実用化に
向けた開発を継続して参ります。


以上




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