テレビ用IPS 液晶パネル光配向露光装置受注のお知らせ

(PR情報)
各 位
平成27年9月16日
会 社 名 株式会社ブイ・テクノロジー
代 表 者 代表取締役社長 杉本重人
(コード番号:7717 東証 1 部)
問合せ先 企画部 IR グループ長 吉村省吾
(TEL:045-338-1980)


テレビ用 IPS 液晶パネル光配向露光装置受注のお知らせ

当社が提案する液晶テレビの画質・品質の向上に貢献する光配向*用露光装置「AEGIS-IPS」が、
性能・実績等において高く評価され、この度、国内外の大手液晶パネルメーカ 2 社への採用が決定
しましたのでご報告いたします。
光配向用露光装置は、その優れた特徴により中小型液晶パネルの製造においてすでに数多く採用
されています。昨今、テレビ用 IPS 液晶パネル量産ラインへの導入が本格化しようとしており、本
装置は量産ラインでの早期運用を目指す試作機として採用されたものです。
当社は、今後も引き続きディスプレイ産業の発展を支えるリーディングカンパニーとして、確か
な技術と独自のイノベーションで更なる受注の獲得に向け邁進する所存です。


*液晶テレビには、液晶分子を整列させる働きをもつ「配向膜」が形成されています。配向膜の多くは、製膜用の布(ラビング布)をガラス基板上

に塗布された特殊な樹脂性の膜に物理的に接触(布で膜面を擦り付ける)させることで、形成されています。この方法は、物理的な接触による為、

膜面上の構造物の影響を受けやすく均質に製膜することが難しい為、画質(コントラスト等)の改善が困難でした。また、接触による静電気や熱、

異物の発生による不良率の低減も大きな課題となっていました。近年これら課題を解決した UV 光による非接触の配向膜形成技術(光配向)の開発

が急ピッチで進み、中小型パネル製造ラインを中心に採用が広がる中、TV 用ラインへの導入も始まろうとしています。




本体 UV光源部



←UV光
ガラス基板→




←基板投入装置

(図 1)AEGIS-IPS外観(イメージ) (図 2)UV光による配向膜形成(イメージ)



以上

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