サイエンティフィック・アドバイザリー・ボード設立について

平成 30 年9月 26 日
各 位
会 社 名 プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
代表者名 代 表取締役 社長 田島 秀二
(コード番号:7707 東証マザーズ)
問合せ先 管 理 部 長 田中 英樹
(TEL 047-303-4800 http://www.pss.co.jp/)



サイエンティフィック・アドバイザリー・ボード設立について

プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下、PSS)は、長年にわたり遺伝子解析、生化学、
免疫分野の研究支援や臨床検査の分野における自動化システム及び試薬開発に取り組んで参りました。
幾つかのオリジナル技術が製品化され、提携パートナー企業の協力のもと、 ワールドワイドに活用され
ております。

PSS はこれらの実績と事業経験を活かし、さらなる応用や新規分野開拓、新規市場参入を行いたい
と考えています。 そのためには深い学術的知見と洞察力を持たれる大学教授や事業経験者から専門的な
アドバイスをいただくことが、事業展開を行う上での必須条件となります。
つきましては、 この度サイエンティフィック・アドバイザリー・ボード(Scientific Advisory Board、
以下 SAB)を新設することといたしました。

近年、ライフサイエンス、 モレキュラーバイオロジー分野における技術革新は目を見はる転換期を迎
えています。PCR による遺伝子定量測定、 DNA Sequencer、免疫治療、DNA 濃縮、新たなタンパク、
糖鎖解析、エクソーム解析、マイクロ RNA マーカー、マルチプレックス項目プロファイリング等々が
あり、実用化の要点の一つに PSS が中核事業として取り組んでいる自動化やシステム化があります。

PSS はこれらの実用化のテーマに対して、SAB メンバーから的確なアドバイスをいただき、新たな
システムソリューションを構築することで社会貢献を果たしたいと考えています。

SAB メンバーの紹介(順不同)
御名前 御所属
養王田 正文 東京農工大学 東京大学大学院化学工学専攻で学位を取得。旭硝
教授 子(現 AGC)中央研究所、理化学研究所で勤務の
後、1998 年から東京農工大学において教育、研究
を行う。現在、大学院工学研究院生命機能科学部
門卓越教授。タンパク質科学、環境微生物学、シ
ステム工学を専門とし、PSS 社とは遺伝子解析の
自動化について共同研究を行って来た。
石野 良純 九州大学 九州大学農学部農学研究院生命機能科学部門生物
教授 機能分子化学講座蛋白質化学工学研究室教授。
1986 年、遺伝子操作技術を用いて、大腸菌のリン
酸代謝に関わる酵素の研究をしていた際、奇妙な
繰り返し配列を発見した。
この発見が実用的なゲノム編集技術、



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CRISPR-Cas9 の基礎を築いたこととして注目を
浴びる。
長谷川 節雄 ファルマシュプール株式会社 内科医(臨床血液学専攻) 。PhaseⅠ治験責任医師
代表取締役 業務において薬理ゲノム学の導入に務める。
臨床試験アドバイザーを起業。アカデミアおよび
ベンチャー創薬支援、医療機器・試薬の開発支援
に取り組んでいる。
前田 瑞夫 理化学研究所 東京大学大学院工学系研究科において高分子合成
主任研究員 分野で博士の学位を取得後、同大学助手として生
体高分子の研究に従事したのち、九州大学工学部
助教授として有機分析学、同教授として生体高分
子化学を専門に研究を進め、 2001 年からは国立研
究開発法人理化学研究所の主任研究員として、前
田バイオ工学研究室を主宰している。バイオ分析
に不可欠な材料と生体高分子との界面における現
象の解明について多くの業績があり、高分子学会
賞、日本化学会学術賞、日本バイオマテリアル学
会賞、日本分析化学会賞を受賞している。文科省
新学術領域研究「ソフト界面」の領域代表者を務
めるなど、分野を先導する研究者の一人である。
大楠 清文 東京医科大学 臨床微生物学および感染症診断学,特に感染症の
教授 迅速診断(遺伝子検査)や細菌の分類・同定

以上




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