米国子会社ODEV社によるDePuy Synthes Sales Inc.との「KASM」の相手先ブランド 製品を提供する契約締結に関するお知らせ

2019 年 11 月 5 日
各位
会 社 名 株式会社日本エム・ディ・エム
代表者名 代表取締役社長 大川 正男
(コード番号 7600 東証一部)
問合せ先 IR部 棟近 信司
(03-3341-6705)


米国子会社 Ortho Development Corporation による DePuy Synthes Sales, Inc.と
の「KASM」の相手先ブランド(Private Label)製品を提供する契約締結に関する
お知らせ

株式会社日本エム・ディ・エム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大川 正男)の
米国子会社である Ortho Development Corporation(以下、
「ODEV 社」)は、米国 Johnson & Johnson
グループの DePuy Synthes Sales, Inc. (以下、「DePuy Synthes 社」)へ ODEV 社製「KASM® Knee
Articulating Spacer Mold」
(以下、
「KASM」)の相手先ブランド(Private Label)製品を提供する契約
を締結しましたので、お知らせいたします。

1.契約締結の背景
ODEV 社と DePuy Synthes 社は、2018 年 10 月に米国市場における「KASM」の販売提携契
約を締結し、DePuy Synthes 社の販売網を活用した米国の医療従事者への販売を行ってきまし
たが、この度、米国人工膝関節市場において「KASM」の更なる販売拡大を目的として、DePuy
Synthes 社へ相手先ブランド(Private Label) 製品を提供することとなりました。


2.人工膝関節スペーサーモールド「KASM」の内容
「KASM」は、人工膝関節置換術後に感染症が発生した場合、その治療に使われます。
人工膝関節部で感染症が発生した場合、既存の人工膝関節を取り除き、感染症を治療した後、
新たに置換用人工膝関節を設置する場合があります。感染症治療の際、一時的に抗生物質入
りの骨セメントスペーサーが必要となり、その骨セメントスペーサーの型を取るために「KASM」が使用され
ます。人工膝関節スペーサーには固定型と関節型(可動型)があり、固定型を選択した場合、患
者は、感染症が治癒するまでの約半年間、膝関節が固定された状態となる事から歩行が制限
されますが、
「KASM」は関節型(可動型)スペーサーであることから、一定程度の荷重をかけた
歩行が可能となり、感染症治療中の QOL 改善に寄与します。また、同製品は、他社の人工膝
関節システムを用いた人工膝関節置換術後の感染症の治療にも対応できる製品であり、多様
化する医療従事者ニーズへの対応が可能となります。


以 上



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