(株)PALTEK、IoT市場向けに沖電気工業株式会社と920MHz帯無線製品の販売パートナ契約を締結

2016 年 2 月 4 日
各 位


〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-3-12
株式会社PALTEK
代表取締役社長 矢吹 尚秀


(株)PALTEK、IoT 市場向けに沖電気工業株式会社と
920MHz 帯無線製品の販売パートナ契約を締結
~センサネットワークを構築できる 920MHz 帯マルチホップ無線「SmartHop®」の販売を開始~


株式会社PALTEK(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:矢吹 尚秀、以下PALTEK)は、沖電気工業
株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎 秀一、以下OKI)と、IoT市場向けに920MHz帯の無線
通信製品に関する販売パートナ契約を締結しました。これにより、PALTEKは今後成長が期待されるIoT市
場に向けてOKIの920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop®」によるソリューションを提供することで、低コスト
で、容易な無線ネットワークの構築を支援することが可能となります。

現在、多様なセンサや機器がネットワーク接続を行うことにより、遠隔からの監視や制御を可能にするIoT
(Internet of Things)の市場が急速に拡大しています。IoT市場では、多様なセンサや機器などの端末を上位
のデータ収集装置、制御装置、およびクラウドなどにネットワーク経由で接続するための手段として、電波の
到達性に優れ、高品質な通信を確保できる920MHz帯マルチホップ無線が注目されています。

OKIの920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop®」は、
「920MHz帯無線通信モジュール」と「920MHz帯マル
チホップ無線ユニ ット」があり、 免許不要で使え、
920MHz帯を利用による長距離伝送、通信品質の向
上、親機一台当たり子機100台のマルチホップ接続
などを実現します。また、汎用的なインターフェースで 920MHz 帯マルチホップ
920MHz 帯無線通信
通信するアプリケーションを標準搭載しているため、 モジュール 無線ユニット
機器ベンダーが新たにソフトウェアを開発する必要
がなく、導入期間とコストを大幅に抑えることが可能です。さらに、設定変更や電波伝搬測定を行える保守コ
ンソールソフトも無償で提供するため、開発コストに加え、システム構築・運用を含めたトータルコストを大きく
低減します。これにより、様々な機器のマルチベンダーでの接続が容易になり、機器ベンダーは多彩なワイ
ヤレスIoTシステムの構築が短期間・低コストで可能となります。

PALTEKは、OKIの920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop®」の取り扱いを開始することで、IoT市場向け
のソリューションを拡充させ、IoT市場に向けて迅速にサービスを提供していくお客様のシステム、サービスの
開発を支援してまいります。

株式会社PALTEKの取締役 柴田良二は次のように述べています。
「IoT市場では、物や人を無線で容易につなげセンサ等の情報を収集することで、防災監視をはじめ、機器の
稼働モニタリング、設備の保守など様々な分野に向けて新たな付加価値サービスを提供することができます。
今回当社の取扱製品に、つながり易い周波数帯を使い、また通信の信頼性も高いOKI様の920MHz帯マルチ
ホップ無線「SmartHop®」を加えたことで、IoT市場へのソリューション提供の幅を広げることが出来たことを大
変うれしく思っております。今後、当社が得意とする通信機器、産業機器の他、公共インフラ、設備産業、農
業分野など様々な分野におけるビジネスの発展へ貢献してまいります。」

なお、OKIの920MHz帯無線製品に関する詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.paltek.co.jp/products/oki/index.htm
IoT 市場における 920MHz 帯マルチホップ無線の位置づけ




沖電気工業株式会社について:
OKIは、1881年(明治14年)の創業以来の「進取の精神」を脈々と受け継ぎ、情報社会の発展に貢献する商
品の開発、提供を続けてきました。国産初のコアメモリを採用したコンピュータの発売、世界初の紙幣還流型
ATMやLEDプリンタの開発、そして国産初のVoIPシステムの市場投入など、常に世の中に先駆けた意欲的な
商品を社会に送り出しています。今後もOKIは、社会インフラを支える企業として、市場ニーズをいち早くつか
み、お客様にご満足いただける商品を開発し、情報社会の発展に寄与していきます。
OKIに関する詳細は、ウェブサイト http://www.oki.com/jp/ をご覧下さい。

株式会社PALTEKについて:
PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対してザイリンクスのFPGAやASSP、
アナログ半導体などの半導体製品の販売のほか、ハードウェアやソフトウェア等の設計受託サービスも提供
し、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。また、通信
機器の設計開発など通信分野において数多くの実績を有しており、その強みを活かしIoT市場向けのソリュ
ーションを強化しています。PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、お客様にとって最
適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。
PALTEKに関する詳細は、ウェブサイト http://www.paltek.co.jp/ をご覧下さい。

■専門用語説明
1) 920MHz 帯:
日本では 915.9~929.7MHz を使用する周波数帯であり、無線 LAN などで主に使われている 2.4GHz
帯と比較して電波到達性が高いことから、海外でも同様の周波数帯がスマートメーターなどに広く利
用されています。遠くまで届くだけでなく、障害物があっても回り込んで届くため、工場や病院など障害
物の多い場所や、屋外での利用に向いています。日本では、2008 年に制度化された 950MHz 帯が利
用されてきましたが、920MHz 帯への周波数移行で、米国やアジアと同じ周波数帯を利用できることに
なり、国際協調による市場の活性化が期待できます。

2) マルチホップ無線:
複数の無線通信装置を経由して、データを伝送する方法で、センサネットワークなどに広く使われてい
ます。1 台の親機で複数の子機を収容できるため、広いエリアの無線ネットワークを低コストで構築で
きます。また、自動的に経路を選択して通信を行うため、障害に強く信頼性に優れています。
3) IoT(インターネット・オブ・シングス):
IoT とは、今までインターネットに接続されてきたパソコンやサーバーなどの情報通信機器以外のあら
ゆるモノ(Things)がインターネットに接続され、相互に情報をやり取りすることをいい、「モノのインター
ネット」と呼ばれることもあります。たとえば、建物や橋梁などの構造物にセンサを取り付けて状態を常
に監視することで、予防保全が可能となり、未然に事故を防止するといったことに活用されます。今ま
でネットワークとは繋がっていなかったあらゆるモノが対象になるため、今後の市場規模が大きく拡大
すると予測されています。

■この件に関するお問い合わせは下記へお願いします。

1:ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社PALTEK
担当者 : 広報担当 柴崎 由記
メールアドレス : pr@paltek.co.jp
住所 : 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-3-12 新横浜スクエアビル 6F
電話 : 045-477-2016 FAX : 045-477-2012

2:製品に関するお問い合わせ
株式会社PALTEK
担当者 : State of Art ビジネスユニット OKI 製品サポート窓口
メールアドレス : sa-sbu@paltek.co.jp
住所 : 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-3-12 新横浜スクエアビル 6F
電話 : 045-477-2003 FAX : 045-477-2010

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