GNSS(GPS) 光伝送ユニット量産開始のお知らせ

各 位 2021 年 11 月 24 日


会 社 名 株 式 会 社 精 工 技 研
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 上野 昌利
( コード番号 6834 東証 JASDAQ )
問合せ先 執行役員管理部長 斎藤 祐司
( TEL. 047 - 388 - 6401 )


GNSS(GPS)光伝送ユニット量産開始のお知らせ

当社では、2022 年 1 月より、「GNSS(GPS)光伝送ユニット」を量産化することといたしました
のでお知らせします。


昨今、 や4K 8K 映像伝送などの高速な通信において、
5G ・ 高精度時刻同期が必要とされており、
その時刻ソースとして GPS 信号が広く用いられています。しかしながら、通常 GPS 信号は屋外のア
ンテナから受信機までを同軸ケーブルで接続するため、同軸ケーブルの敷設工事が必要であり、ア
ンテナ―受信機間の距離制約や雷への不安を伴います。そこで当社は、無線信号を光へ変換する
RoF(Radio over Fiber)技術を活用し、GPS 信号の光延伸を実現する「GNSS 光伝送ユニット」を
開発し、量産化に向けた準備を進めてまいりました。


同軸ケーブルを光ファイバに置き換えることにより、次のようなメリットがあります。
1.長距離光延伸可能
光ファイバは同軸ケーブルと比べて伝送損失が小さいため、GPS アンテナと GPS 受信機間の
距離制約を無くし、長距離延伸することが可能です。
2.敷設やメンテナンスが容易
既設の汎用的な光ファイバを利用することが可能なため大規模な工事が不要です。また、光
ファイバは錆や腐食がないため半永久的に運用が可能です。
3.雷害に強い
光ファイバは電気を通さないため、GPS 受信機以降に対する雷対策として非常に有効です。


当社では、新たに開発したこの「GNSS(GPS)光伝送ユニット」の受注を開始しました。
販売価格は、GPS 信号を光に変換して送信する送信機と、光信号を受信して元の GPS 信号に戻す
受信機の 2 台 1 セット 198,000 円(税抜)となっており、当面は年間 1,000 セットの受注を目指し
ます。2022 年 1 月より量産を始め、最短で年度内の納品が可能です。
◆ 「GNSS(GPS)光伝送ユニット」


※ 当社は 2021 年 11 月 24 日(水)~26 日(金)の3日間にわたり、パシフィコ横浜で開催され
る、マイクロウェーブ展 2021 に出展し、「GNSS(GPS)光伝送ユニット」を展示いたします。
ぜひ当社ブースにお立ち寄りください。(小間番号:B-18)




製品のお問い合わせはこちら
機器事業部 営業課 藤浪
TEL:047-388-6197
E-Mail:kei.fujinami@seikoh-giken.co.jp


以 上

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