IMASENグローバル開発センターにおける新事業創出に向けた取組みについて -産学連携による歩行事業の展開-

NEWS RELEASE



2021 年 11 月 15 日
各 位
会 社 名 株式会社今仙電機製作所
代 表 取 締 役
代 表 者 櫻井 孝充
社 長 執 行 役 員
(コード番号:7266 東証・名証第一部)
グローバル経営事業本部
問 い 合 せ 先 井上 達嗣
執 行 役 員
T E L 0568-67-1211

IMASEN グローバル開発センターにおける新事業創出に向けた取組みについて
~産学連携による歩行事業の展開~
当社の IMASEN グローバル開発センターは、人の「歩行」を簡便に可視化できる新しい歩行測定システ
ムを開発いたしましたのでお知らせいたします。

1.目的
当社は 現在展開中の『中長期経営計画 2029』 の長期ビジョンにおいて、シート・電装事業での収益
体質の強化、電子事業のさらなる拡大、そして新事業の創出によりバランス感のある 3 本足の事業展開
を目指しており、新事業の創出に向けた基本製品として、歩行測定システムを開発しております。

2.背景
これまで新事業の領域におきましては IMASEN グローバル開発センターを中心に、 近年では無動力歩行
アシスト機『aLQ』を発売し、人々のQOL(Quality of Life:生活の質)向上に貢献してまいりま
した。現在は、人生100年時代に向け、『いつまでも自分の足で歩きたい』というコンセプトを基に歩
行研究に着手し、歩き方を科学的に評価するシステムの開発を進めております。

3.製品の特徴
新しい歩行測定システムは、当社グループの保有する画像処理技術のシーズを活かし、歩行者がマー
カーを身に付けなくても歩く様子を撮影するだけで歩行特徴を可視化することが可能となるため、歩行
者に負担をかけることなく測定ができます。
また、持ち運びできるよう軽量・コンパクトなシステムとしたことで、いつでもどこでも簡便に「歩
行」を測定することが可能となります。




(動画撮影による歩行測定) (歩行の特徴を図・数値で可視化)
4.今後の展開
現在、歩行測定システムは医療業界への活用を目指しており、学校法人順天堂の協力を得ながら開発
を進めております。
今後は、2023 年度の製品化を目指し開発を推進するとともに、歩行研究を通じて新事業の拡大を目指
してまいります。あわせて福祉業界、スポーツ業界にも応用範囲を広げ、一人でも多くの方のQOL向
上、健康増進に貢献し続けてまいります。
以上




株式会社今仙電機製作所 〒484-8507 愛知県犬山市字柿畑1
https://www.imasen.co.jp/

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